おじさんと出会ったいきさつ

今日は、練習はお休み
放課後におじさんと公園を散歩
おじさんは、聞き上手でとても頼りになるの
いろいろ相談を聞いてもらっている
お仕事は輸入関係らしいけど、くわしくは知らない
パパより年上だと思う

出会いは朝の通学電車
わたしが痴漢に遭っているところを、偶然、同じ車両にいたおじさんが助けてくれたの
おじさんは痴漢の腕を掴んで警察に突き出してくれた
すごいわよね。感動しちゃった
わたしは怖くてなにもできなかったから
それ以来、駅で会っていろいろとお話しするようになったの

「彼氏とはどんなことを話すの?」
「学校でのこととか。転校したばかりで、いろいろとたいへんみたい」
「彼氏も心配だと思うよ。こんな可愛い彼女を地元に残して転校して。茜ちゃんの写真を送ってあげたらどうかな。きっと元気になる」
「写真?」
「おじさんがカメラマンをしてあげるよ」

彼に送る写真を、おじさんに撮ってもらうことになったの
「すごく可愛いよ。まるでアイドルみたいだ」
「もう、おじさんまでからかわないで」
「ほんとほんと。さすが青葉台高校のマドンナ」
「あはは。綺麗に撮ってね」

撮影中、突風が吹いて制服のスカートが思いっきりめくれちゃった
「きゃあああ」
「おおお。神風イベント」
「やだ、おじさん見ないで」



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