５月の大型連休明け――。　きらめき高校の校門では、授業を終えた生徒たちが思い思い家路へとついている。　職員室での用事を済ませた詩織は、下駄箱でローファーに履き替えると美樹原愛を待たせている場所に急いだ。「おまたせ、メグ。先生と話してて遅れち...

当日、高見公人（たかみ・なおと）が遊園地の入り口前に到着すると、すでに詩織と美樹原愛（みきはら・めぐみ）、ハヤシの姿があった。「公人、遅刻よ」　詩織が手招きをして呼ぶ。「ごめん。起きたら時間ギリギリで焦った」「目覚ましをセットしなかったの？...

新しい学年に慣れてきた５月の連休前――　都内、きらめき高校。　ＨＲを終えた２－Ａ組の教室では、授業から解放された生徒たちが友人と雑談して自由を満喫している。　高見公人（たかみ・なおと）は、自分の席で鞄に教科書類を詰めて下校の準備をしていた。...

作者：ブルー親友の美樹原愛がチャラ男先輩と交際をはじめ、詩織は困惑する。２０２１年連休前遊園地ハヤシ先輩勉強会部室放課後夕子プールマンションドラッグエンディング

君がため。4★本作は『君がため。』の続編4作目になります。【あらすじ】主人公・真山（まやま）は元文芸部の部室で出会った読書好きの女の子、市河（いちかわ）いのりと付き合いはじめる。しかしクラスメイトの超イケメンサイテー男、山峰陽太（やまみねよ...

義父と同居することになった 第二話幸せな新婚生活を送るはずだった綾美と裕樹。しかし、綾美が株に失敗して作った借金のせいで、幸せとは程遠い生活を送っていた。そんな時、投資家である裕樹の父が、訳あって二人と同居することになった。綾美は彼のことが...

＜＜前へ　こんな藤崎はいやだー９－　次へ＞＞　週末、詩織の家でマセ吉を預かることになった。　前回のこともあり、話を聞いたなおとは憤りを隠せない。「断ったはずだろ」「そうなんだけど、ママが勝手に引き受けちゃったの」「ったく、ほっとけばいいのに...

＜＜前へ　こんな藤崎はいやだー８－　次へ＞＞　夜、詩織の部屋。　床に置いたテーブルの上にノートと参考書を広げる。　勉強の合間、詩織の肩を抱いた。「この問題は……」「すこし休憩しようぜ」「だめ。まだ勉強の途中でしょ」「ちょっとぐらいいいだろ。...

ボクだけ呼ばれなかったオナホ合宿・一泊目と二泊目ウチの部がオナホ合宿をやっていた。でもボクだけ呼ばれなかった。好きだった後輩がオナホ合宿に参加していたことを知ったのは、だいぶ後になってからだった。＊＊＊＊＊＊水泳部の可愛い後輩「緒戸代ゆいな...

＜＜前へ　こんな藤崎はいやだー７－　次へ＞＞　金曜日の放課後。　青々とした街路樹沿いの通学路を詩織と並んで下校する。「夏休みには泊まりで海水浴に行こうぜ」「泊まりで？」「来年は受験生だろ。お金ならバイトで貯めたのがあるしさ」「そうね。すこし...