作者:ブルー
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南ちゃんは暇さえあれば練習終わりに私の部屋に寄るようになった。
一人暮らしの私の栄養面を心配して食事を作ってくれたり、日曜には部屋の掃除もしてくれたりする。昨日は晩飯に野球部伝統のスタミナ丼を作ってくれた。スタミナ丼というだけあってバランスが良くかなり食べ応えがあった。エプロン姿も様になっていて、ここまで家庭的な女の子だとは知らなかった。なんでも早くに母親が亡くなって、家事をほとんど一人でしているらしい。まさにお嫁さんにするのに理想的な女の子だ。
あと、南ちゃんは処女を失っても表面的には変わっていない。ただ以前よりも腰つきに女らしさが加わった気がする。それはきっと新体操の演技でも生きてくるだろう。
私はランニングとトランクスの格好になって缶ビールをグビグビとやっていた。
浴室からはシャワーの音が聞こえてくる。すりガラスにはシャワーを浴びている南ちゃんのシルエットがモザイク状に映っていた。洗濯機の横のカゴには彼女がさっきまで身につけていた制服・スカート・下着類が置かれている。
「今日はピンクの下着だったな、南ちゃん。待ってる間にDVDでも見るか」
私は最近お気に入りのDVDをDVDデッキにセットした。
アップテンポな音楽と共に青いレオタード姿でクラブの演技をしている南ちゃんが画面に映った。
南ちゃんの周りをスポットライトが激しく動き回り、汗がキラリと光る。ちょうどこっちに気づいたようにカメラ目線をした。
私が編集したDVDだ。
『チェッ チェッ ハートが泣いてるの
チェッ チェッ あなたにキスしたいとSeachin’For
星が夜空で泣けば
二人せかせる門限ね
さぐり合うからあぶなくなる
風に飛んでく夏の
帽子みたいにたよりない
今の私を逃さないで
愛が肩で息をしてる ほら チェッ チェッ
胸にあなた 刺したトゲを抜きにきてよ
心の中に旅して
だけど でもね なのに すぐね ほら チェッ チェッ――』
アーミー調のハーフパンツとサスペンダーの格好をした南ちゃんが背中を向けて踊っている場面に変わった。
サスペンダーをしている以外は上半身は裸だ。
顔だけこちらを向いて、笑顔で肩を斜めに揺らしておしゃまに踊っている。
あくまでも明るく軽快に、時折サスペンダーのゴムに指を引っかけて横にずらしたりしている。
でも、絶対に胸が見えないようにしている。
(撮る前はあんなに嫌がってたのに、いざ撮影しが始まったらノリノリだもんな……南ちゃんは心から人前で踊るのが好きなんだな)
南ちゃんの笑顔と無邪気な瞳が、見ていいのは南の背中だけよ、と囁いているのが聞こえるようだ。
このシーンを含めてちょっとお色気のシーンはお願いしまくってどうにか撮らせてもらった。苦労したかいもあって何度見ても興奮する。
「またそのDVD見てたんだ」
シャワーを浴び終えた南ちゃんがあきれた様子で私を見ていた。
体にはバスタオルを巻いていた。
「繰り返し見ても飽きないからね」
「すごく恥ずかしかったんだぞ、南」
「うんうん。サスペンダーをずらしたりするのがうまいよね」
「そんなふうに褒められてもうれしくないんだけどなぁ。もう何回も南の裸を見てるくせに」
「それはそれ、これはこれだよ」
「へんなの」
南ちゃんはベッドに座り、ドライヤーを使って髪を乾かしはじめた。
ブローの風でセミロングの髪が揺れていて、あわい石鹸に匂いが私の所までした。
「今日も遅くなっても平気だよね」
「うん。文子の家に寄るって言ってあるから」
「悪い子だな。お父さんにウソをついたりして」
私は隣に腰を下ろすと、バスタオルの結び目をほどいた。
ハラリと下に落ちる。
南ちゃんのまだ大人になりきれていないスリムな裸が露わになった。どこまでもスレンダーで、どこまでも色が白い。
「コラコラ、まだだめなんだぞ」
「いいじゃない、どうせまた汗まみれになるんだし」
「もお、せっかくシャワー浴びたのに」
私は彼女の左の乳首を指でいじりながら、右の乳首に顔を近づけた。
チュパチュパと吸う。
「あん……!」
ドライヤーを当てていた手を止めて、南ちゃんがまぶたを軽く閉じて甘い声を発した。
ちょっとだけミルクの味がした。
「そうだ、南ちゃん」
「ん?」
「リクエストした体操着は持って来てくれた?」
「いちおー、あるけど」
「ここで着替えてよ」
「いま?」
「アイドルみたいに可愛い南ちゃんのブルマ姿見てみたいなあ」
「またー、しょうがないなー」
南ちゃんはやれやれという感じで立ち上がると、鞄の中をごそごそと探した。
(私に裸を見られても隠さなくなったな。毎日セックスしてるんだし当たり前か)
全裸のままで床にしゃがんで荷物を探している南ちゃんの後ろ姿を眺めながら、制服姿の時とは違うリアルな女子高生の生態を見た気がした。南ちゃんのような清純系の女の子でも慣れてくると、平気で部屋の中を裸で歩いたりするようになるところが面白い。
「着替えたわよ」
「おお」
思わず声が出た。
明青学園の体操着は白い体操シャツに濃紺のブルマだ。
体操シャツ+ブルマ姿に着替えた南ちゃんが、片手を腰に当てわずかに顔を傾けて「これでいいんでしょ」というような視線をしていた。生地が少し擦れて使用感があるのがそそられる。
「最高だよ、これだよこれ!」
「なんだかなぁ」
「このブルマのピチピチしたヒップラインがたまんないよ。青春って感じがする」
「あはっ、おじさんみたいだぞ」
「おじさんだよ」
「バカ」
私の興奮した姿に複雑な様子で南ちゃんは小さいため息をついていた。
「そのまま片手で髪を軽く払って、浅倉南です。南のブルマ姿でたくさんオナニーしてね?ってぶりっ子っぽく言ってみてよ」
「また変なリクエストを南にする」
「そう言わずにさ」
「――コホン」
南ちゃんがひとつ咳払いをした。
それから片手で肩にかかった髪を軽く後ろに払い、アニメのヒロインみたいにはにかんだ笑顔をした。
「浅倉南です……南のブルマ姿でたくさんオナニーしてね?」
「おおお、最高だよ、南ちゃん」
「うふふっ。感謝するんだぞ、南に」と言いつつ、南ちゃんの顔はかなり赤い。
私と遊ぶようになって南ちゃんはかなり大胆になってきた。
以前の南ちゃんなら絶対にそんなことを言ってくれなかったはずだ。
「ブルマの下に下着は履いてないんだよね?」
「そうだけど」
「いつもこのお色気満点の格好で体育の授業を受けてるわけか」
「そう言われても普通の体操服なんだし」
「見せられてる男子はたまんないだろうね」
「南にはわかんないわよ、そんなこと」
「実際問題、南ちゃんはレオタード姿とブルマ姿だとどっちが恥ずかしいの?」
「むずかしいなぁ……ブルマかな」
南ちゃんは「うーん……」と考えて答えていた。
「ブルマは下着がはみ出るのがちょっとね」
「ああ、なるほど」と、妙に納得してしまった。
「レオタードはサポーターがあるか」
「それもあるけど……最近はなんだか男子の目つきもいやらしいし」
「ブルセラとか流行ってるからね。ブルマは男子にとってフェチアイコンだよ」
「ブルセラ……?」
南ちゃんが不思議そうに首を傾げた。
「聞いたことない?」
「あるような……」
「女子高生から直接制服やブルマを買い取って、そういう趣味の男の人に転売するお店のことだよ」
「そんなのがあるんだ。ふ~ん」
「南ちゃんの友達でも利用してる子がいるんじゃない。いいおこづかい稼ぎになるしね」
「いるのかなぁ」
「南ちゃんみたいな可愛い女の子ならすごい高値で買い取ってくれるよ」
「えっ、南のも」
「興味出てきた?」
「う、うん……ちょっとだけ」
「それじゃ、今度連れてってあげるよ」
南ちゃんはブルセラショップがどういう場所かまったくわかっていない様子だった。
そういう子を連れて行くのは色んな意味で興味深い。私がよく利用するショップの店長も、あの浅倉南ちゃんがブルマを売りに来たと知ったら驚くだろう。
「ねね、南ちゃん」
ひとしきりブルマ姿での体操を楽しんだあとで私は本題を斬りだした。
「私の顔に跨がってほしいな」
「ええっ、跨がるってこのまま?」
驚いている本人の前で私は床に寝転がった。
「本気?? 冗談でしょ?」
「本気本気。南ちゃんの濃密なブルマの匂いを直接嗅ぎたいからさ」
「でも……」
「いいから遠慮しないで。ちょうどシャワーも浴びたんだし、ガバッと」
「う、うん……」
真下から見上げると、普段ではわかりえない角度でブルマの股間や体操シャツの胸が立体的に膨らんでいることが手に取るようにわかる。
南ちゃんは恐る恐るといった様子でまず私の頭を挟むように立った。
両手を着いた膝をゆっくりと曲げ、私の眼前に黒に限りなく近いブルマが拡大するように接近した。
(むおおお、憧れのブルマがゼロ距離に……フガフガ、このまま窒息してもいい!!)
ブルマ好きが夢にまで見る究極のシチュだ。あの浅倉南ちゃんがブルマ姿で私の顔に座っている。ポリエステルの生地一枚隔てた場所に南ちゃんのパイパンマンコがあると想像するとゾクゾクする。
甘酸っぱい体臭が私の鼻腔に充満した。
「ハアハア、最高だよ。この匂い、この重み、この感触。頭がクラクラする」
「んっ……鼻がちょうど当たって……」
「擦りつけるように動いてごらん」
「しゃ、しゃべるとよけいに息がっ……あんっ……」
大人の顔に跨がるという異様な行為に南ちゃんも興奮したらしい。ブルマの奥がじっとりと湿っているのがわかった。
私のすぐ目の前を濃紺のブルマがスリスリと前後した。とても控え気味だ。
(南ちゃんが自らブルマを男の顔に押しつけていると思うと興奮する)
トランクスの中では触れていないのに私のチンポがギンギンに反り返っていた。
「はあ、はあ……もういいよ、南ちゃん。これ以上されたら中毒になる」
「う、うん……」
「ありがとうね。今度はレオタードでしてもらおうかな」
「……」
南ちゃんはどこか物足りない様子でベッドに座った。
薄い唇をキュッと結んでいた。
「どうしたの、南ちゃん? もしかして怒った?」
「そうじゃなくて……」
「汚れたんなら新しいブルマを買ってあげるけど」
「……」
私が何も言っていないのに南ちゃんが無言で股を開いた。
前髪のかかった潤んだ瞳でこちらを見つめ、片手でスルスルと体操シャツをめくった。
まるで私に見せつけるように控え目な膨らみとピンク色の乳首を晒した。
「み、南ちゃんっ!」
南ちゃんの思わぬ行動に声が裏返りそうになった。
「南……」
「エッチな気分になって、いつもみたいに電マでしてほしくなった?」
南ちゃんが無言で小さく頷いた。
視線がこどもみたいに揺れている。
「それならちゃんと言わないと。南ちゃんも高校生なんだから」
「……して……ください」
「よく聞こえないよ」
「う、うん……」
「ほら、モジモジしてないで」
「……南のここを電動マッサージ器で気持ち良くしてください」
肩先で細い髪が揺れ、南ちゃんがばつが悪そうに視線を逸らした。
「よく言えたね、南ちゃん。えらいよ」
私はいつもの電動マッサージ器を手に取り、南ちゃんの足元に膝を着いた。
スイッチを入れてブルマの股間に押し当ててあげた。
「ああんっ……!!」
南ちゃんは待ちわびていたように後ろにのけぞった。
両手を着いて体を支え、指先をシーツに絡めている。セミロングの髪を振り乱し、両目を閉じて快感を噛みしめていた。
「き、気持ちいいっ」
思わず口を突いて出た声だ。
「ハアハア、さっそく腰が浮いてるよ」
「だめぇ、南っ、エッチになっちゃうっ!!」
「ハアハア、なっていいよ、どんどん。ブルマに黒い大きなシミが出来た」
「ああっ、やぁ、見ないでっ」
「南ちゃんはほんと電マ大好きっ子になっちゃったね。学校で一番いやらしい女の子じゃない。いまは電マを見ただけでドキッとするでしょ」
「あっ、あっ……だって、T山さんが毎日南にこれをするからっ、はあっ、ああ」
「他人のせいにするんだ。ほんとは新体操の練習をしながら、早くおじさんに電マで弄られるのを期待してるんでしょ」
「くっ……ち、ちがうぅ」
「ハアハア、南ちゃんのイメージががた落ちだな。清純そうな顔をして、毎日電マでアンアン喘いでる」
電マのスイッチを強にすると、南ちゃんは完全に腰を浮かして自らブルマの中央を擦りつけるように腰を動かしだした。新体操で体が柔らかいだけに、どんな角度でも追いかけてくる。体操シャツから覗いたピンク色の乳首がビンビンに尖っていた。
「南っ、気持ちいいのぉー」
完全に我を忘れた表情だ。古き良きアイドルを思わせる南ちゃんが口を大きく開いて叫んでいる。
「ハアハア、その調子だよ、南ちゃん」
「達ちゃんっ、ごめんなさいっ……!!」
イキそうになると南ちゃんは必ず幼なじみの名前を呼ぶ。もう口癖だ。
私も野球部の彼氏から南ちゃんを奪っているようで興奮する。
「電マでイッっていいよ、変態の浅倉南ちゃん」
「イクゥゥ、イクのぉぉー、南っ、おかしくなっちゃうっ」
ブルマの真ん中に電マのヘッド部分を強く押し当てると、背中を弓なりにしてビクビクと痙攣をはじめた。
宙を見つめ、泣いているみたいに瞳を潤ませる。
「アアア……」
そのまま糸が切れたようにバタンとベッドに倒れた。
南ちゃんは目を閉じて眠るようにハアハアと胸で息をしていた。
この後、体操着姿の南ちゃんと3発エッチをした。
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