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6.ご褒美のクンニ

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作者:ブルー

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 電動マッサージ器でイキ姿を晒したのだ、ファンだと公言していた私に。精神的に落ち込まないわけがない。
 南ちゃんは部屋の中央に上半身を露わにした半裸の状態でうなだれて立っていた。レオタードが脱皮しかけのようにずり下がり、細い両腕は背中で縛られている。呆然としていたところをネクタイを使って縛り上げた。
 フワリとしたセミロングに隠れたうつろな表情。愛らしい瞳が沈み、悪者に捕まったマンガのヒロインと言ったしおれた雰囲気を漂わせている。
「イッてる姿も都大会で入賞した時に負けないぐらい魅力的だったよ」
「……」
「腕は痛くない? 明日も練習があるのに痕が残ったらまずいよね」
「……」
「レオタードを下げるよ?」
 手をかけると南ちゃんの体が揺れた。
「……ダメ」
 アパートの前を走る車の音にかき消されそうな声だった。
 前髪が揺れ、同情を誘うような瞳で私を見ていた。
 まだ社会に汚れていない美しさの中に男の嗜虐心をくすぐる色彩があった。
 私は心を鬼にしてレオタードを足元まで引き下ろした。
「ィやぁ――」
 とっさに南ちゃんは体をくの字に曲げるようにして隠そうとした。セミロングの髪が跳ね、両腕を後ろで縛られているのでとても窮屈な姿勢だ。いまにもバランスを崩しそうだった。
「往生際が悪いよ。体をまっすぐにしないとビデオに映らないよ」
「だめ、できない」
「競技の時はあんなに堂々としてるのに」
「T山さん、おねがい。これをほどいて」
「それは南ちゃんの態度次第だよ」
 南ちゃんが驚き混じりの悲しげな表情でこちらを向いた。
 汗のせいかはたまた涙のせいか、ほつれた髪が頬にいくすじか張り付いていた。
「ほらほら、早くしないと夕方になるよ」
「……わかったから待ってっ」
 ようやく南ちゃんが体をまっすぐにした。
 まともに正面を見れないように、顔を横にして瞼を閉じていた。
 レオタードとは趣の異なる神々しさ。部屋の灯りに、きめ細やかな若い肌が輝いていた。
「こ、こいつは……ゴクリ……」
「ぁぁ……」
「すごく綺麗な裸だよ、南ちゃん」
「見ないで……すごく恥ずかしいの、南……」
 手で隠せないもどかしさか、南ちゃんは両手を強く握りしめていた。なめらかな肌もほんのりと紅潮している。
 両腕を縛っておいて大正解だった。
 穏やかな起伏の胸もピンク色の乳首も、立体的な恥丘に走るクレバスも丸見えだ。ムンムンとして、そこだけ霧吹きを吹きかけたように濡れている。それよりもあるはずの剃り跡がないことだ。
「剃ってるのかと思ったらパイパンなんだ。それであんなに嫌がってたわけか」
「くっ……」
「すごくやらしいな。いつも大勢の観客の前で開脚するときはどんな気持ちなのかぜひ教えてほしいよ」
 南ちゃんの顔がカーッと赤くなった。
 彼女のイメージにもぴったりだ。むしろ南ちゃんが生まれつきパイパンであることがとても自然なことのように思えた。
「剃り跡も生々しくていいけど、これだけツルツルだと罪悪感がわくね」
 私は南ちゃんの足元にしゃがんだ。
 半歩後ずさる、南ちゃん。
「なにをするつもりなの」と、慌てた声だ。
「近くで見るだけだよ」
「南に近づかないで」
 南ちゃんは右足の膝を上げて内股気味にした。
「いまさら隠すことはないだろ。南ちゃんだってほんとは興味があるからモデルになったりしゃぶってくれたりしたんでしょ」
「べつに南は」
「もっと気持ちいいことを教えてあげるからさ」
 人気者の浅倉南ちゃんといえど生身の女の子だ。17、8といえば性に興味がないわけがない。
 南ちゃんがそれ以上反論しなかった事からしても当たらずとも遠からずといったところだろう。
 大人の力で膝を開かせると目の前の肉丘に鼻を寄せた。
 ややツンとしたアンモニア臭の混ざった、ムアッとした甘酸っぱい匂い。ハツラツと新体操に青春をかける女子高生のエッセンスがした。
「ハアハア、バージンの匂いがする」
「ンぁ、息がくすぐったい」
「内側も見てみるね」
 指をあてる。ニチャリと割れ目を横に開いた途端トロリと蜜が溢れてきた。
 鮮やかなサーモンピンク色をしていた。小さなビラビラが見えた。
「どこも黒ずんでないし、小陰唇も小さい。あんまりオナニーしてないんじゃない?」
 オナニーの経験の有無はアソコを見ればだいたいわかる。
 私がそう指摘すると南ちゃんは恥ずかしそうに目を伏せた。パイパンの割れ目もあって年齢よりも幼く見えてしまう。
 私には南ちゃんが自分を慰めている姿が想像できなかった。
(新体操と野球部のマネージャーの仕事が忙しくてオナニーを覚える暇もなかったかな)
 昆虫が樹液の甘い香りに誘われるように私は舌を伸ばして表面を軽くなぞった。
「ああんっ!」
 一発で頭の先までとろけたような顔をして、南ちゃんの腰がビクンと後ろに逃げた。
「ちょっとしょっぱいね」
「あん……んっ……そんなところ汚いわ」
「パイパンのおかげでクンニしやすいよ」
「そうじゃなくて、変態みたい」
「みんなしてることだよ」
「でも……」
「南ちゃんだってかなり感じたでしょ?」
「……」
 無言――。
 下側から雫を受け止めるようにして舐め続けた。
 ベロリ、ベロリ、ベロベロ、ベロベロ――。
 粘膜を舐めれば舐めるほど奥からは粘り気のある汁が溢れてきた。のどごしを味わう。
 南ちゃんは「あ、あんっ、ああっ」と甘い声を漏らして、膝がガクガク震えていた。
 声が勝手に出てしまうのだろう。
 チラリと見上げると、セミロングの髪を小さく揺らし両目を閉じて何かを我慢しているように見えた。
(ギリギリのラインで耐えてるな。さっきの余韻がまだマンコの奥でくすぶってるはずなのに)
 電マで弄られたアソコは敏感なままになっている。生まれて初めて男にクンニされて感じないわけがない。
 私は舌が根っこから千切れそうなほど動かして、南ちゃんにクンニされている現実を刻み込むようにジュルジュルと音をたててすすった。
    ・
    ・
    ・
    ・
    ・
    ・
「はぁ、はぁ、はぁ……ふゥゥ」
「まだエッチな汁が溢れてくる。こっちまで若返っくるみたいだ」
「ああんっ……T山さん……み、南っ……」
「南ちゃんの大事な場所がグチョグチョだ。クリも充血してるね」
 立ったままクンニを受けていた南ちゃんは力なくベッドに倒れていた。
 膝裏を掴んで押し開いて、顔を埋めて舌で穿るように舐め回した。
 息も喘ぎ喘ぎでもはや足を閉じる気力もないのか、南ちゃんは足の指まで開いて私にクンニされるがままだ。時折、細い喉元を反らして、長い睫毛の先を震わせている。
「もっと自由に感じてごらん。ベロベロ、レロレロ」
「ああっ、ま、また……はぁ、はぁ」
「こっちはどうかな」
「そこは――、あ、あーん」
 ベッドにセミロングの髪を広げ、南ちゃんの眉間に深い溝が刻まれた。
 溢れた汁を舌先ですくうように小さなアナルを軽くくすぐった。
「はああー、あ、ああっ……」
「ハアハア、男にお尻の穴を舐められるのも生まれて初めてでしょ」
「み、南……しんじられない」
「南ちゃんはお尻の穴も性感帯みたいだね」
「ウソ……ぁぁ……こんなの……」
「おじさんが南ちゃんの感じる場所を全部舐めてあげるからね」
「は、はずかしいわ、南……」
「南ちゃんは遠慮しなくていいんだよ。まずは周囲をなぞるように丹念に舐めて、それから浅くほじくるね」
 私はクリの部分を右手の親指を使ってこねくるようにしながら舌を伸ばした。
「んあ……南、変になっちゃう」
 南ちゃんは一段と力が抜けたような息を吐いた。わずかに右足のかかとが浮いて、うっとりと頬を火照らせている。
「有名な新体操の選手はみんな性にオープンだからね。そのほうが大会でいい成績が出せるよ」
「あ、あんっ……ああっ」
「もっと大きな声を出していいよ」
 私はとにかく南ちゃんに快感をすり込む事に集中した。新体操で鍛えた肉体を開発さえすれば性欲をもてあますことになるし、幼なじみが甲子園を目指して野球一色のいまこそチャンスだ。
 アナルがドロドロになるまで舐めると一旦顔を離して、今度は指をクレバスの真ん中に押しつけた。
「南ちゃんの大事なところに指が入ってゆくよ」
 逐一説明して、逆手にした人差し指をゆっくりと入り口に差し込んだ。
 ヌプヌプ、ネチョネチョと入り口も狭いが奥も狭い。抜こうにも抜けなくなるほどだ。
「1本でもすごいキツいね。中は熱くてヌルヌルだ」
「あ、ああっ……」
「お尻の穴が寂しそうだな」
 油断していたアナルに中指を突き立てた。
 ズブズブと埋没させる。といっても第一関節ほどだが。
 南ちゃんの額に大粒の汗がにじむ。浅い場所を掘ると生きてるみたいにキュッと窄まる。
「お尻の力を抜いてごらん」
「あっ、あっ、はぁ……」
「マンコとお尻の穴の両方でおじさんの指が出たり入ったりしてるよ」
「Tっ、T山さんっ……はああ、んああっっ」と、南ちゃんの声がかすれ気味だ。
「押しだそうとするみたいに食いついてきた。お尻の穴もすごい締め付けだ」
「はあん、んんっ」
「どっちが気持ちいいのかな」
「わ、わからない、南っ」
「フゥフゥ、気持ちいいんだ」
 南ちゃんがイヤイヤをする。
 スレンダーな全身が赤く染まり、じっとりと汗ばんでいた。
(いい感じだ、南ちゃんの理性がかなり崩れてきたな。あともうちょっとだぞ)
 大人の階段を登りつつある浅倉南ちゃんを確認して、私はさらに指を奥へとねじ入れた。

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