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5.はじめてのフェラチオ

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作者:ブルー

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 私と南ちゃんの距離は確実に縮まっていた。
 南ちゃんはレオタードの汚れを気にするみたいに、半分振り返って手で確認していた。
 時刻はまだ夕方前だった。
「もう付いてないよ」
「良かった。あんなのはじめてだし」
「勉強になったでしょ」
「まあ、なんていうかそのー」
 答えづらそうに視線が横に流れた。
「ところでさ、今日の演技を見てて思ったけど」
「なぁに?」
「今のままだと夏のインターハイで優勝するのは厳しいかもね」
「まって。さっきはあんなに褒めてくれてたのに」
「さっきはさっきだよ。試合が終わったばっかりだったしね」
「南、毎日頑張って練習してるわよ」
「知ってるよ、あと南ちゃんの気持ちもね」
「南の気持ち?」
「ほんとは周囲のプレッシャーに押しつぶされそうで不安なんだよね?」
 自信がありそうに見えても、実際には不安を抱えているという女の子は意外に多い。周囲にそういう風に見られがちなので、自分の弱い部分をさらせなくなる。南ちゃんも普通の女の子なのだ。
 私は南ちゃんの肩に手を置いた。
「私の前では強い南ちゃんを演じなくてもいいんだよ」
「T山さん……」
 どこかほっとしたような、はじめて見せた弱い南ちゃんの横顔だ。
 私は肩に置いた手で優しく撫でた。
「どうしたらいいの、南」
「インターハイで優勝するような選手は技術はもちろん女性の色気が備わってるよねえ。南ちゃんはそういう部分が足りないかな」
「そういわれてもメニュー通り練習してるし」
「私がこれから出す課題をクリア出来たら確実にアップするよ」
「課題……?」
「まずはおじさんのチンポをおしゃぶりしてみようか」
「えっ!?」
「そんな驚くことはないよ」
「驚くわよ。だって口で、でしょ?」
「有名な新体操選手はみんなしてるよ」
「ウソだぁ。初めて聞いたわよ、南」
「男性ホルモンを直接口にすることでホルモンバランスが活性化されるんだよ」
「ほんとなの……?」
「最新の美容法として女子高生の間でも流行ってるよ。友達と話したことない」
「あるようなないような」
「南ちゃんはもっと色々経験しないと」
「そうかなぁ」
「これもインターハイで優勝するためだよ」
「う、うん……」
 ふわりとした前髪のかかった、南ちゃんの瞳が自信なさそうに揺れていた。
   ・
   ・
   ・
   ・
「んっ、ちゅっ……ぺろぺろ……」
「ハアハア、すごく気持ちいいよ、南ちゃん」
「ンー……においが」
「さっき出したばっかりだからね」
「むぅっ、味も変だし……はぁぁ」
 両目を閉じたまま南ちゃんが熱っぽい吐息を漏らした。ベッドに座り、両手を左右に着いてやや背中を丸めている。私は舐めやすいように横から腰を突き出していた。
 はじめは抵抗があったようだが、いつまでも気にするようでは野球部のマネージャーが務まるわけがない。すでに南ちゃんの雌の部分が顔を覗かせはじめていた。小さく伸ばした舌で触れる程度なので刺激としては物足りないが、あの浅倉南ちゃんが舐めてくれていると思うとゾクゾクする。
「南ちゃんの舌が当たって気持ちいいよ」
「んっ……はぅっ……はぁ……んっ」
「もっと唾を出して」
「ふぅ、ぅっ、ちゅぅ……」
「ちゃんとチンポの裏側も舐めるんだよ」
「んっ、んっ……はぁん……れろっ……」
 南ちゃんの頭を優しく撫でた。艶やかな髪が部屋の明かりを反射する。
 見上げた南ちゃんの瞳が潤んでいた。思わず胸が締め付けられる。
(フェラチオしているうちに気分が出てきたかな)
 片腕を伸ばし、レオタードの内側に入れた。
「……! だ、だめっ!」
「いいから、途中で止めたら効果がないよ」
「でも……んんっ」
「ハアハア、やわっこくて敏感だね」
 片手にすっぽりと収まるサイズの胸をまさぐりながら、ポチッとした乳首をコリコリさせた。
 南ちゃんは動きを止めて、肩をすくめるようにして顔をしかめていた。
 私はレオタードの肩口をグイと下に引っ張って袖口から腕を抜いて半分脱がせ、南ちゃんの上半身を露出させた。
 薄く肋骨が浮いて、余分な脂肪がほとんどない。制服の時よりさらに華奢な印象を受ける。ピンク色の乳首をしていた。
「綺麗なピンク色だね。まるで子供みたいだ」
「はずかしい、南」
「ダメだよ、腕をクロスしたら」
 南ちゃんが胸を隠さないよう、両腕を掴んでバンザイをさせた。腕力で大人の私に敵うわけがない。こちらを向かせて唇にチンポを無理矢理ねじ込む。ジュポジュポとイラマチオをした。
「ムウウーー!! ンンンーー!!」
「ハアハア、歯を立てないように」
「ンンッ、んむぅ」
「我慢だよ、我慢」
 南ちゃんは苦しそうに首を振っていた。その度にさらさらの髪が揺れていた。
 必死な表情さえとても美しくそそられる。そのうちあきらめた様子で半分ほど咥え込んでくれた。
「ハアハア。感動するよ、南ちゃんのフェラ顔」
「んんっ、んっ……」
「全部ビデオで撮ってるからね」
 私は腰を思い切り前に突き出した。
「ンンン!!」
 南ちゃんがまた苦しげに顔をしかめた。
 大粒の涙が目尻にたまり、ポロポロと頬を伝って流れた。口もとからはダラダラと涎が垂れた。
「あと少し辛抱だよ、南ちゃん」
「ふぅ、ふぅぅ」
「窒息しないよう鼻で息をするんだ」
「オエッッ――」
「よく頑張ったね」
 唇から引き抜くと、掴んでいた腕を放した。
 南ちゃんは顔を下げて咳き込む。ハアハアと肩で息をしていた。
「腕を掴んでごめんね」
「ぅぅ……はぁはぁ」
「苦しかった?」
「本当に吐きそう」
「そのうち慣れるよ。みんな最初はそうだよ」
「まだ喉の奥に入れられてるみたい」
 南ちゃんはレオタードが半分脱げているのも構わず、口もとをティッシュでぬぐっていた。
「さっそく大人っぽくなったんじゃない」
「よくわからないけど、南」
「この調子でもっと練習しようね」
「うん……」
 隣に座ると南ちゃんの髪に触れた。細い首筋に手を伸ばす。
 吸い込まれるような瞳。キスをしようとすると、南ちゃんはサッと顔を避けた。
「南にキスをしていいのは達ちゃんだけなんだぞ」
「つれないなぁ。おっぱいは触らせてくれるのに」
「そ、それは……」
 私はユルユルと南ちゃんの胸を揉んだ。
 南ちゃんの表情が曇る。
「次はこれを試してみようか」
 私はハンドマッサージ器を用意した。
 首を傾げる、南ちゃん。
「南ちゃんの隠された部分を引き出すための魔法の機械だよ」
「南はべつに何も隠してないけど」
「使ってみればわかるよ。これをこうしてね、南ちゃんの大事な場所に」
「えっ??」
 私はハンドマッサージ器のヘッド部分を南ちゃんの股間に当てた。スイッチを入れる。
 南ちゃんが「あっ」という短い声を漏らした。
 すぐに「ああああっ……!!」という連続した声に変化した。
 電圧が流れたみたいに喉元を反らす。膝が小刻みに震えていた。
「膝を閉じたら特訓にならないよ」
「でっ、でも……あっ、ああっ、なにかおかしいっ」
「スマタをした影響かな。グチョグチョなって、レオタードが透けてる」
「もう止めてぇ! やめてぇ、T山さん!」
「ハアハア、一度この快感を味わったら南ちゃんもイチコロだ」
「はあっ、んっ……南、こわいっ」
「マンスジがヒクヒクしてきた」
 南ちゃんが快感に呑まれたように腰をクネクネと動かしはじめた。まるで無意識でアソコを押しつけるような動きだ。
 後ろ手に着いて体を支え、右に左にとセミロングの髪を打ち振る。
「ハアハア、まるでダンスをしてるみたいな腰の動きだ」
「あ、あーん……」
「もっと楽にして、素直に感じてごらん」
「はぁはぁ……だめぇ」
 南ちゃんの息づかいが荒くなった。
 まっすぐ前を見つめ、押し寄せる快感に最後の気力で抵抗している感じだ。
「しぶといな」
 電マを当てたまま、小ぶりなおっぱいの稜線をなぞるようにして南ちゃんの乳首に口をつけた。
 唾をまぶしてチュパチュパと音を立てて吸う。
「んんーー」
 ガクンと後ろにのけぞる、南ちゃん。
 完全に腰が浮いた。
「乳首をしゃぶられながら電マされる感想はどうかな?」
「ああ……っ! た、達ちゃん……!!」
「幼なじみは今ごろ甲子園を目指してグラウンドで汗を流してるよ」
「はぁ、はぁ、はああっ」
「南ちゃんは自由だよ。大勢の観客の前でオナニーしてるつもりになって」
 振動を最大にして、レオタード越しに割れ目全体をバイブする。
 南ちゃんが足を突っ張らせるように伸ばした。こむら返りを起こしたように足の親指を立てていた。
「そろそろイキそうかな? 頭が真っ白になってきた?」
「はぁはぁ……体が熱い」
「脇のところもベロベロに舐めてあげるよ」
「こ、これ以上されたらっ……南、感じちゃう……」
 ついに南ちゃんが快感を認めた。
 ブワッとした熱気が全身から放たれる。目を閉じたうっとりとした表情で、レオタードの縦スジを自ら擦りつけていた。
(おお! 浅倉南ちゃんが自分で!! まるで妖精みたいだ)
 その姿に思わず見とれてしまう。
 私は南ちゃんがイキやすいように、彼女の乳首を甘噛みしながら電マのヘッド部分をしっかりと当ててあげた。

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