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7.自撮り写メ

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作者:ブルー

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 退屈な仕事の合間に詩織ちゃんにメールを送った。昨日、メアドを教えてもらった。

 かなりたってメールが来た。
『返事が遅れてごめんなさい。いま2時間目が終わりました』
 詩織ちゃんのメールは、彼女の真面目な性格をあらわすように実にシンプルだった。余計な絵文字や飾りが一切なかった。
 私は仕事そっちのけで返信メールを送った。
『いいよ。いまは大丈夫?』
『休憩時間なのでメールなら平気です。でも、打つの得意じゃないので返事が遅いかも』
『あんまり携帯使わないの?』
『最近買ってもらいました。慣れないとどれを押していいのかわからなくて難しいです』
『いまどき珍しいね。男にメアドとか簡単に教えちゃダメだよ。とくに軽そうな男とか』
『このアドレスを知ってる男の人は○○さんだけです』
 詩織ちゃんのメアドを知っている男が私だけという部分を読んで胸がジーンとした。私が若ければその場でガッツポーズをしていただろう。
 あのあと私は、詩織ちゃんが裸同然の格好で創作ダンスを踊る映像を繰り返し再生して何回もオナニーしてしまった。とくに最後にぐったりとして見えたアソコは目に焼きついている。何度抜いても抜き足りなかった。こんなことは初めてだった。
『昨日はすごかったね。眠れた?』とわざと昨日のことを思い出させるようなメールでたずねた。
 すこし時間があって『○○さんのせいでなかなか眠れませんでした』と意味深な返信メールが届いた。
『嬉しいな』
『もうあんなことはさせないでくださいね』
『可愛かったよ。詩織ちゃんも興奮したでしょ』
『どうしてあんなことをしたのか、自分で信じられない』
『いいじゃない、たまには。今日は何時ごろに帰れそうかな? 写メの撮り方って知ってる?』
『いちおう知っています。帰るのはいつもぐらいだと思います』
『詩織ちゃんの写メ送って欲しいな。詩織ちゃんの可愛い写メを待ち受け画面にしたいんだよね』
『いまですか?』
『そそ。制服姿の詩織ちゃんを飾りたいからさ』
 しばらくして写メが送信されてきた。
 そこにはグラウンドを見下ろす窓を背に、きらめき高校の涼しげなセーラー服を着て恥ずかしそうに左手でピースサインをしている詩織ちゃんが写っていた。黄色いヘアバンドをして、キューティクルな髪が窓から吹く風によって気持ち良さそうになびいていた。おそらく教室の窓際で自分撮りした写メなのだろう、前に伸ばした右腕で携帯を持って自分に向けている様子だった。
 メールには『チャイムが鳴りそうなのでまたあとで連絡しますね』と書いてあった。

 私は詩織ちゃんにもらった写メを眺めてムフムフしていた。また彼女との距離が縮まった気がした。いまごろ詩織ちゃんはなんの授業を受けているのだろうと想像した。きっと席に着いて真面目に勉強しているだろう。
 同時に優越感も感じていた。誰一人として、私がきらめき高校のアイドル美少女とスカイプをしたりこうしてメールの交換をしてもらっているとは想像もできないだろう。誰でもいいからきらめき高校の男子を捕まえて、彼女の写メを見せて自慢したい気分だった。
『可愛いね。癒されるよ。もっと写メ撮れる? できたら全身が写ってるのがいいな』
 メールを送信しておいた。
 授業が終わって詩織ちゃんがメールを確認するのを心待ちにする。
 ずいぶんたってメールが届いた。そこにはさっきと同じように教室の窓際に立って、片手で肩の髪を払う仕草をする詩織ちゃんが足元から頭の先まできっちり写って添付されていた。淵の赤い上履きに白いソックスを履いて、膝丈のスカートだった。表情はこれから図書室にでも行くみたいなすまし顔だった。
 まるで清純派アイドルの写真集の表紙に使われてそうな一枚だった。
『メグに頼んで撮ってもらいました。すごく恥ずかしかったです』と書いてあった。
『ありがとう。バッチリだよ。ごめんね、無理をいって』
『誰かに送るのって聞かれました。ちなみにメグは女の子です』
『どう答えたの?』
『ただの試し撮りってごまかしました。メグはそういうことを何も知らない子なので』
 詩織ちゃんより知らない子って相当だなと私は思った。もっとも私を友達に紹介できるわけがない。むしろ隠れて付き合ってくれたほうが私としても助かる。休憩時間の騒がしい教室の中で、携帯メールを打っている詩織ちゃんの姿が想像できた。
『ごめんなさい。私がスカイプをしていることは秘密なので』
『べつにいいよ。ところでスカート長いよね?』
『そうですか? 普通ですよ』
『ちょっとだけスカートをたくしあげた写メをお願いできる? またそのメグちゃんにお願いして』
『それはできません』
『そこをお願い。おじさんの仕事のやる気を出させるためだと思って』
 私は念じるようにメールを送った。

 5分ぐらいしても返事がないので不機嫌にしてしまったかと思って『ごめん。いまのはなしでいいよ』と送ると、入れ違えでメールが届いた。
 開くと、白いタイルの壁を背に片手で制服のスカートをたくしあげて太股を露にしている詩織ちゃんの写メだった。自分撮りの顔を赤くして、恥ずかしそうに瞳を潤ませていた。
『教室だとみんながいるので女子トイレの個室で撮りました』とメッセージがあった。
 私は早くも勃起した。教室を出てわざわざトイレで撮影してくれた詩織ちゃんがいじらしくてたまらなかった。スカイプのときもそうだが、詩織ちゃんは年上の男性に頼まれると断れないタイプらしい。
『ありがとうね、詩織ちゃん。人生で一番嬉しい写メだよ』
『○○さんの頼みだから』
『ところでさ、今日は体育の授業はないの? 詩織ちゃんの体操着姿も見てみたいな』
『それは難しいと思います』
『トイレとかの鏡を利用して自分撮りすればいけるんじゃないかな。頑張ってみて』

 次にメールが来たのは昼だった。
 今日はもうメールをもらえないんじゃないかと思っていたので嬉しかった。
 写メには、全身が写るスタンドミラーの前で右手に携帯を向けている詩織ちゃんの姿があった。私のリクエスト通りに体操服とブルマを着ていた。ぴっちりとしたブルマと戸惑い気味の表情のギャップがエロかった。
『ちょうど5時間目が体育だったので早めに教室を抜け出して撮りました』
 私はすぐにメールを打ち返した。
『そこはどこなの? トイレじゃないよね?』
 詩織ちゃんの後ろには、ベンチがあってねずみ色のロッカーが並んでいた。トイレの個室よりもかなり広い雰囲気があった。
『女子テニス部の部室です。ここなら姿見もあるし誰もいないと思って』
 私は、おお、まさに秘密の花園だとテンションがアップした。
『いま一人? 電話してもいいかな?』
『電話はダメです。校則違反になるので』
 やや融通に欠ける気がしたが、あくまで校則を守ろうとするところが詩織ちゃんらしくて好感が持てた。
『昨日みたいに体操シャツをめくっておっぱいを見せくれる?』
 ちょっと間があって『○○さんってエッチですよね』とメールが送られてきた。
『詩織ちゃんが可愛いからだよ。授業がはじまる前におねがい。愛してるよ、詩織ちゃん』
 私は自分で打ってて恥ずかしくなるような台詞を打った。いい年をして何を打ってるんだと思った。相手はまだほんの17歳の女子高生なのに。
 しかし、それとは逆に詩織ちゃんのような異性に免疫のない女の子には効果が小さくないことを知っていた。とくに詩織ちゃんはクラシック音楽や詩集を愛好しているようにロマンチストの傾向がある。男性に愛を囁くメールをもらって嬉しくないわけがない。
 次に届いたメールを開くと、左手で斜めに体操シャツをめくって携帯を構えている写メがあった。引き締まったお腹と縦長のお臍、お色気ムンムンの胸の谷間が窮屈そうに見えていた。純白のブラジャーに包まれていまにもこぼれそうだった。表情は証明写真のように硬い顔をしていた。
 もう一枚写メがあった。そこではちょっと首を傾けた詩織ちゃんが不思議そうな瞳でこっちを見て、左胸のブラジャーをずらして、ピンクの乳首を半分だけ見せてくれていた。
『今日だけ特別ですよ』とメッセージがあった。

 私はハアハアと興奮してしまった。
『えらいよ。詩織ちゃん。さすが大人だね。つぎはブルマの股間を片手で上に引っ張って撮ってみて』
 私がまだかまだかと待ちわびていると、3分ぐらいして写メがきた。
『ぜったいに誰にも見せないでくださいね』という台詞があって写メ見ると、鏡の前で、右手でブルマの脚を通す部分を握って引っ張って、股間に食い込ませている詩織ちゃんが写っていた。
 恥骨のところがこんもりと膨らんでいる。食い込んだ股間には初心なマンコの形が浮かんでいた。縦線のスジがいやらしい。さらにブルマを掴んで引っ張るおかげで、よこから白い下着がちょっぴり見えていた。
 そうして何事もなかったような真面目な表情でめくれた体操シャツの乳ブラを見せている。部室だと誰もこない安心感もあってか、大胆になっているみたいだった。詩織ちゃんが学校の部室でエロ写メを撮って送ってくれていることがかなり萌えた。スカイプにはない猥褻なムードがあった。
『いいね。すごく興奮する。エッチなグラビアのページみたいだよ』
 私はあることを思いついて連続でメールを送った。
『今日の体育はなに?』
『女子はたぶんバレーです。男子はわかりません』
『今日はノーブラで出てごらん。男子が注目すると思うよ。その証拠の写メを撮ること。これはおじさんからの命令ね』
 私はムフフと股間を熱くしていた。
 すぐにメールが帰ってきた。
『ぜったい無理です。そんなのできません』
『そこを気合で頑張るんだよ。グラウンドの端っこなら見つからずに撮れるでしょ』
 私はあえて強気で押してみたが、詩織ちゃんからの返事は『もうすぐ5時間目なので行きます』というつれない感じのメールだった。

 私は祈るような気持ちで自分のデスクに座ったまま携帯をいじって、受信ボックスに新着メールが届いてないかチェックを繰り返していた。
 ずいぶんたってメールが届いた。私は急いでそのメールを開いた。
 おお! と唸りをもらした。
 青空のグラウンドをバックに体操シャツを片手で半分めくって、ノーブラのアンダーバストの膨らみを露出させている上半身が写っていた。よっぽどあわてて撮影したらしく、写真が斜めになって顔が見切れていた。運動のせいか、透けるように白くてなめらかな腹部には薄っすらと汗が光っていた。
 さらにもう1枚の写メを開くと、今度は体操シャツを首のところまでめくって、89センチのバストを丸々見せている詩織ちゃんだった。どうやらすぐに撮りなおしたらしく、たわわに隆起した乳房と子供のような乳首が男を誘うように前に突き出していた。視線は周囲の気配を気にするように泳いでいた。
 背後には運動場に散らばってサッカーをしている男子たちが写っていた。まさかその先で学校のアイドルがおっぱいを見せているとは思わないだろう。そこだけ見ると、ほんとありふれた高校生活の一場面という気がしないでもない。
(うほお! 詩織ちゃんがグラウンドでエロ写メ!)
 私は鼻血が出そうだった。走ったりして体操シャツに乳首が擦れたせいなのか、ピンク色の乳首はぷっくりと充血していた。

『どうやって撮ったの?』と、手短にメールを送った。
『体育倉庫の影で撮りました。その写真はすぐに消してください』
『ノーブラで体育をするのどんな気分?』
『落ち着かないです。すごく男子に見られてる気がします』
 私は詩織ちゃんはノーブラで体育に出て興奮しているんじゃないだろうかと想像した。きっとアタックでジャンプするたびにおっぱいが揺れて、男子たちのスケベな視線の集中砲火を浴びているのだろう。だとしたら詩織ちゃんはブルマのあそこを濡らしているはずだと思った。めざとい男子にブルマの真ん中が湿っているのを見つけられているかもしれない。
『あやしまれるのでもう戻りますね』と、メールが届いた。

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