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22.満員電車

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作者:ブルー

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 ひさしぶりに満員電車に乗っていた。
 電車はきらめき市とひびきの市、それにはばたき市を走る路線で、きらめき高校やひびきの高校の女子生徒を狙った痴漢が多数出没することでも有名な路線だった。
 私はつり革を持たなくても立っていられる状況で乗客に挟まれていた。
 そのやや離れた斜め前の位置に、片手でつり革に掴まっている詩織ちゃんの背中があった。
 白と水色のセーラー服姿。特徴的な赤い髪が混雑した場所でもとてもいい目印になってくれた。左手には学生鞄を持って、電車の動きに合わせて静かに揺られていた。そこだけ空気が澄んで見える。
 すでに詩織ちゃんの周りには怪しい大人たちが集まっていた。逃げ場を塞ぐように取り囲んでいる。
 私は体を斜めにして乗客と乗客のあいだにねじ込み、そちらのほうへとどうにか移動した。

 前日の夜、私は詩織ちゃんに電車に乗って登校するように言っておいた。
 詩織ちゃんは、キョトンと不思議そうな顔をしていた。
「あの、電車だとすごく遠回りですよ。歩いたほうが早いし」
「そこは気分転換だと思ってさ」
「気分転換??」
「そそっ。あともし電車で痴漢にあっても抵抗したらダメだよ。駅につくまでおとなしく我慢するんだ」
「えっ!? どういう意味ですか??」
「もしもだよ、もしも。騒ぎになって目立っても困るでしょ?」
「でも……」
「やぶったらノーパン登校のお仕置きだよ」
「そんなのずるいです」
「ムフフ。それならわかったね?」
「……」
「返事は?」
「……はい。わかりました」

 しばらくして電車のスピードが速くなると、右横の男がさりげなくスカートにタッチをはじめた。
 反応をうかがうように電車の振動に合わせて手をくっつけたり離したりしていた。いつもそうやって対象の女の子がおとなしいタイプか見極めているのだろう。
 詩織ちゃんはとくに反応していなかった。まっすぐ前を向いて電車に揺られていた。
 今度はスカートに手の平をしっかりと当てていた。じっくり触る。
 それを合図にしたように反対側と後ろと男も詩織ちゃんのスカートに手を置いた。
 赤い髪のかかった制服の背中がピクンと震える。しかし、私との約束を思い出したのか振り向いたりはしなかった。
(よし、いいぞ。そのまま我慢だよ、詩織ちゃん)
 私は心の中でそう応援していた。
 痴漢たちは詩織ちゃんはおとなしいタイプだと判断したらしく、腰つきやお尻をいやらしい手つきでさすりだした。スカートの内側にまで手を入れはじめる。グイッと掴む動きをした。
 詩織ちゃんが「っっ」と小さな声をもらす。つり革をギュッと握りしめていた。
 一人がスカートの後ろつまんでヒラリとめくる。純白のパンティーが上に引っ張られてお尻の割れ目に食い込んでいた。露出した尻たぶの部分を、ネトネトにまさぐられている。
(ハアハア。あんなふうにパンティーを食い込ませられてお尻を触られて……いったいどんな気持ちなんだ?)
 詩織ちゃんは固まったみたいにややうつむいていた。耳が赤らんでいる。痴漢に初めて遭遇した動揺がありありだった。
「すごくスカート短いね」
 男が詩織ちゃんの耳元にひそひそと囁いていた。
「痴漢されるのはじめて?」
「やめてください」
 詩織ちゃんの声も周りの乗客を意識してか、とても小さな声だった。
「フフッ。階段をのぼるときにパンティーが見えてたよ……きらめき高校の、藤崎詩織ちゃん」
「……!!」
 詩織ちゃんはハッとした表情で男を見ていた。
 私は自分が見つかるんじゃないかと焦った。
「どうして……??」
「ムフ。やっぱり当たりだ。ホームで見つけたときに驚いたよ」
 男は詩織ちゃんの腰つきをなでてつつ、もう片方の手で制服の胸を触っていた。まるで詩織ちゃんの性的経験値を計るような余裕が感じられた。下から持ち上げるようにして揺らす。制服のリボンが上下に弾んだ。
「おほっ。すごいボリュームだ。中身がずっしりだね」
「いや、手をどけて」
「制服がパツンパツンじゃないの。彼氏がうらやましいな」
 反対側の男までここぞとばかりに胸へと照準をずらした。鷲掴みにする。
 詩織ちゃんは小さく首を振って嫌がっていた。赤い髪が肩と背中でさらさらと揺れ、そのたびに男を引き寄せる甘い香りが私のところまで届いていた。
 そうやって詩織ちゃんが嫌がれば嫌がるほど、痴漢たちは喜んでいるみたいだった。
「あれえ、もしかして」
「だめぇ、おねがいです。やめてっ!」
「しー。他の乗客に気づかれるよ?」
「っっ!!」
「どっちにしても助けてくれるような奇特な人間はいないと思うけどね。今日はどうしたの? 勉強のストレス発散?」
「ごかいですっ。私、そんなつもりっ」
「それならどうしてノーブラなのかな?」
「あんっ、だめ」
「自慢のスタイルで大人を誘惑して歩いてるのかな?」
「ちがいますっ、へんなふうに決めつけないで」
「虫も殺さないような顔をしていけない子だ」
「だから、ちがう……んっ、だめぇぇ」
 詩織ちゃんの声が電車の音にかき消される。顔ををしかめてわずかによろめいていた。
 男の手は制服の内側に侵入していた。生地のうごめき具合で、中で乳搾りに揉んでいるのがわかった。続けて、乳首を指でひっかくような動作をする。
「あ、ああ……だめっ」
「乳首がコリコリだ」
「あんっ、はあっ」
「ヒヒッ。感度も合格だね。おじさん、興奮するな」
 男はミニスカート姿の詩織ちゃんがノーブラであること、とくに抵抗しないせいで、そういう目的だと勘違いしたようだった。
 一気に制服を胸のところまで引っ張っる。
 白くて迫力のあるおっぱいがプルルンと弾んでこぼれた。根元から掴んで回転気味にまさぐる。
 後ろでもスカートがめくられ、柔らかい尻肉に痴漢の指が食い込んでいた。
「いいねえ、若いお尻は。すべすべのピチピチだ」
「ああん、おねがい。やめて」
「くぅー。ゾクゾクする。これだから痴漢はやめらん」
「どうして……ううっ」
「ハアハア、経験は何人ぐらい? 学校でも先生にこんなふうにされてるの?」
 ピュアスマイルのよく似合う美少女の、挑発ボディと反応の良さを目の当たりにして痴漢たちの鼻息が変わっていた。そうでなくても詩織ちゃんには大人を惑わすフェロモンがある。
 ここまで目立った動きを見せていなかった正面の男が腕を下に動かして、スカートの奥に潜入させた手首をクイクイとさせていた。あきらかにパンティーの割れ目を刺激している手癖だった。
「うそっ、いやっ」
 詩織ちゃんはとっさに脚を閉じて、左手に持った学生鞄でガードしようとしていた。眉間に悩ましい縦溝を作る。潤んだ瞳で唇の先がわなわなと震えていた。
「むふぅ。大人を焦らす演技かい?」
「もうゆるしてっ。どうして」
「おとなしく鞄を渡しなさい。危ないよ」
「いやっ、いたっ……うう、返して」
「心配しなくても駅に着いたら返してあげるよ」
 反対の男が学生鞄を奪い取ると足もとに置いた。
 すかさず正面の男がスカートが邪魔にならないようベルトの部分に巻きつけ、手首を逆にして下着の内側に突っ込む。ネチネチと割れ目を直接いじくりだした。伸びた下着が半分ほどずり下がる。
 かなり手慣れた連携だった。
「いやぁ、手を入れないで……ああん」
「うひひ。詩織ちゃんの大事な場所が誘ってるよ」
「んんっ、うそっ、はあ、はあ……」
「正直になってごらん。ほんとは気持ちいいでしょ」
「ああっ、んー、はあ、はあ」
「ほうら、詩織ちゃんも体が熱くなってきた」
「あん、ち、ちがいます……なにかの間違いだわ……んっ」
「それ、あとちょっとだ。詩織ちゃんも痴漢で感じて股を濡らす女子高生の仲間になるよ」
 詩織ちゃんは両膝を曲げて、手でスカートを下げて抵抗しようとしいた。
 しかし、またもや腕力によって剥がされると抗う術を失ってしまった。
 抵抗をあきらめたように、言われるままにつり革を両手で持ってうっすらと涙を浮かべるまぶたを閉じた。
 下着がくるくると膝の高さまで下ろされていく。体には共に大きくめくれたセーラー服とスカートが巻き付いているだけで、膝から胸のところまで限りなく裸に近い格好になった。
(ぬおおっ。詩織ちゃんが電車で半裸に……!! 痴漢に大事なところを触られて感じてるのか??)
 唇をかすめるように避けた詩織ちゃんの首すじに顔を埋め、そのまま逆さに挿した二本の指先で前後に割れ目を摩擦していた。ネチャネチャといういやらしい音と一緒にネバネバの糸が引いているのが見える。
 詩織ちゃんは焦れるように顔を傾けて、「はああ、だめぇ、あそこが熱くなるの」と腰をくねくねとセクシーに動かしていた。まるでつり革に掴まって、いやらしいダンスを踊っているみたいだった。
「ウヒヒ。美味しそうなマンコがビチョビチョだぞ」
「ああん、だめぇ。やめてぇ、おねがい」
「赤いオケケが髪と一緒だ」
「ああっ、はずかしいぃ」
「いいよー。もっと素直になってごらん。今日は詩織ちゃんの体に痴漢のすばらしさを教えてあげるよ」
「はあ、はあ……やあ」
 赤い髪のかかる横顔はじっとりと汗ばみ、息づかいは時間の経過とともに荒くなっていた。つり革を持った腕に傾けて、とても色っぽい表情をしていた。詩織ちゃんの精神と体がだんだんと痴漢のテクニックに開放されている顔だった。
「割れ目が気持ちいいの?」
「ああっ……はあ、はあ……」
「言わないともっと気持ちいいことしてあげないよ」
「ああん……もう、ダメ……アソコが気持ちいい…です」
 ついに詩織ちゃんが口を割った。
 男の指に割れ目を押しつけるように恥ずかしそうに腰を振る。
 それを見て、つり革に掴まっている詩織ちゃんの脇をクンクンと嗅いでいた男たちが顔をずらして胸にかぶりつく。
 口に含んでチュパチュパとしゃぶっていた。胸を絞って、乳首を大きなベロで転がしていた。
「あ、ああっ、あん……ふー、んんー」
「ムゥア、うまいっ! 発情した女子高生の味がするぞ!」
「はあ、うそっ、ああん……はあ、はあ」
「認めるんだ。詩織ちゃんの大きいおっぱいがおじさんたちに吸われてるよ」
「――!!」
 詩織ちゃんに緊張が走る。
 前髪のかかる眉を下げて掴んでいたつり革を引っ張り、急に怯えた表情をしていた。
 何事かと思って視線を後方に動かすと、鼻息を荒くした背後の男がスラックスからペニスを取り出し、それをスカートのめくれたお尻にグリグリと押しつけていた。
 あわてて身を捩ってかわそうとする詩織ちゃんの細腰を掴んでズン! と一直線に送りだす。
(ぐおおお!!)
 私は卒倒しそうだった。
 詩織ちゃんのバージンが痴漢にレイプされてしまったのかと頭が真っ白に染まった。
 だが突き刺さったはずの亀頭が割れ目の下側に顔を出しているのを見て状況を把握した。つまり痴漢にしても電車内での生本番はリスクが大きすぎるということなのだろう。
 そのまま動転している詩織ちゃんの腰骨を掴んで、狭いスペースでの立ちバック素股をはじめた。突き込むというよりは詩織ちゃんのお尻に腰をこすりつけているような動きで、男根で濡れた割れ目の表面を連続で擦っている。
 ズリュズリュとねじりこまれる。男の先走り汁と、それとは別のおびただしい汁が詩織ちゃんの内股に広がっていた。
 下から顔を覘かせる亀頭に純情な陰裂が割り広がり、ヌチャヌチャといやらしい糸を引いていた。
「未熟な割れ目の感触が最高だ。どうだ、ほんとに犯されてるみたいだろ?」
「あん、ああん、ンンー」
「これなら何発でも出そうだよ。大人を誘惑する悪い女の子にお仕置きだ」
「んあ、はあ、ああっ、はあー」
 詩織ちゃんの顔が快感にとろける。
 まぶたをうっとりと閉じて、可憐な唇を半開きにして顔を斜めに傾けていた。
 複数の痴漢に同時に襲われ紙一重で理性を保っていたところを、処女喪失スレスレの素股で強襲されたのだ。極度の緊張が激しい快感に入れ替わったとしても不思議ではない。
 私は伊集院レイちゃんの陵辱ビデオの続きを見ている気分だった。もしも詩織ちゃんまで痴漢たちに犯されてしまったらEDになっていたかもしれない。
「どうだい、感じるかい?」
「ああん、はあ、わ、わからないっ」
「フウフウ。詩織ちゃんのここはおじさんのチンポでヌルヌルだよ」
「いやあ、はあ、はあ……こわいっ! 私、どうなるのっ……!」
「これからは毎朝この電車に乗るんだよ。おじさんたちと一緒に気持ちいいことしようね」
「んああ、ああ、アソコにこすれてっ……私、へんになるのっ!」
「いいよー。そのままおかしくなってごらん」
「ああんー、ンンー、はあーんん」
 前後左右の痴漢に責めまくられ、つり革を掴んだ詩織ちゃんが顔を真っ赤にして口で息をし、つま先立ちでの痙攣をはじめる。
 ヘアバンドをしたストレートの髪のよく似合う清純な表情を崩して、淫らに喘いでいた。
「ああんー、はあっ、はあっ、はあっ……んんーーっ!」
「ウウ-ー!! お尻にかけるよっ!!」
 内股のデルタ地帯から抜くと、スカートを汚さないように美白のカーブにぶっかける。
 ドロドロと汚していた。
「ハアハア……。たくさん出た」
 男は詩織ちゃんを素股の餌食にした余韻を楽しむように最後の一滴まで残り汁をなすりつけていた。
「詩織ちゃん、こっちも頼むよ」
「おじさんのも手で抜いてくれるかい?」
「私は太ももにかけてやる!」
 そうして駅に着くころには、詩織ちゃんの下肢にはべったりと痴漢たちの精液がふりかけられていた。

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