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21.アナルセックス

アクセス数: 2201

作者:ブルー

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「ふぅ、ふぅ、ふぅ。すごく良かったよ」
 感謝の言葉を伝えて体を動かすと、私の下でうつ伏せになっていた詩織ちゃんのアナルから注いだばかりの精液がドロリと溢れだしてきた。
「ありがとうね。苦しくなかったかい?」
「はあ、はあ……」
「ムフフ。まだ話せないかな」
「ああん……○○さん、私……」
「ゆっくり休んだらいいよ。あとで一緒にお風呂に入ろうね」
 まだ体にうまく力が入らないらしく、シーツに頬をくっつけてうっとりとしていた。制服の肩を動かして、私にスカートのめくれたお尻を触られても「はあ、はあ」と呼吸を荒げているだけでそれ以上の反応はとくになかった。火照ったミルク肌がじっとりと汗ばんでいる。
(ムフフ。詩織ちゃんもすっかりお尻の快感に目覚めたな。触ってないのにマンコまでビチョビチョじゃないか)
 私はきらめき高校ナンバーワン美少女のアナルをいただいた喜びに酔いしれていた。
 あの一件で、詩織ちゃんの私に対する信頼度は絶大になっていた。処女レイプのピンチを間一髪で救出したのだから当然と言えば当然だろう。とくに詩織ちゃんはかなりのロマンチストなので独特のヒロインイズムを触発されないわけがなく、いまや私を見る目は恋する少女同然と言ってもいいぐらいだった。
 今日は、学校帰りに彼女をラブホテルに誘った。処女は無理だったが、それでもあいつにお尻の穴を使われた事実を持ち出すと断り切れない様子でOKしてくれた。本心では、あの快感が忘れられなくてうずうずしていたのだろう。車中でペッティングしたときから、詩織ちゃんはいやいやと言いながら純白のパンティーをぐっしょりと濡らしていた。
(これもあいつが詩織ちゃんの常識を粉々にしてくれた副作用だな)

 あのあと事態はあっさりと終息した。
 突然あらわれた私にレイプ直前の現場を押さえられ、かつ顔を殴られたことで早乙女好雄は完全に意気消沈した。
 詩織ちゃんの安全を確保したあとで頭を小突いて奴の家へと行き、部屋にあったHDやパソコンなどのデータ機器類をすべて押収した。他にも大量の写真やDVDがあった。部屋はそういったカメラ機材やゲーム・マンガなどが散乱していて、壁には詩織ちゃんの写真を引き伸ばした実物大のポスターが何枚も貼られていた。ほとんどが制服姿と体操服姿とだった。
 例の『藤崎詩織・裏ファンクラブ』のサイトもその日のうちに閉鎖され、詩織ちゃんはすごく喜んでくれた。
 二度と彼女に近づかないことを約束させて、もし破ったら証拠の映像を警察に提出するぞと脅しておいた。早乙女好雄は情けない顔で「わかりました。もうしません」と思いのほか素直に謝っていた。
(あれだけ強く言えばもう二度と詩織ちゃんにへんな事をする気にならないだろう)

 それよりも問題は押収したDVDの内容だった。
 詩織ちゃんにはDVDなどの映像データはすべて処分したと伝えていたが、実際は貴重な戦利品としていまも大切に保管してある。
 さすがマニアと褒めるべきか、DVDにはいつどこで誰を撮影し記録なのか一枚一枚マジックで記入されていた。『藤崎詩織』と名前が書かれたDVDが一番多くて、Vol12まで存在した。他にも『虹野沙希』『鏡魅羅』『朝日奈夕子』『古式ゆかり』と続いて、きらめき高校の美少女を文字通り網羅していた。
 古式ゆかりちゃんと朝日奈夕子ちゃんと鏡魅羅ちゃんのヌードモデル&生ファックのDVDでは、私は何発も抜いた。紫のおさげ髪がよく似合うおっとりお嬢さまの古式ゆかりちゃんは、わけもわからない様子で早乙女好雄に前と後ろの処女を貫通されていた。他にも実の妹である早乙女優美ちゃんの入浴シーンを盗撮している映像もあった。

 その中に1枚だけ、名前の書かれていないDVDがあった。
 スケベな期待を膨らませて再生してみると、映像は薄暗い場所で両腕をロープによって天井から吊されて立っている、華麗なブロンドヘアの少女の姿ではじまっていた。身長は170センチはあるようだった。女の子にしてはかなり高い。流れるような前髪に背中まで伸びたブロンドヘアは絹のようになめらかで、誇張抜きできらめく黄金色に輝いていた。
 それだけでも目を見張るほど美しいのだが、シャープな眉が凛々しい顔立ちにマッチしていて、気位の高い北欧のお嬢様を連想させた。スタイルはスラリと細身で、普通きらめき高校の女子の制服は全員胸のリボンが黄色なのだが、その女の子の着ている制服だけはリボンがバラ色をしていた。
(まるで絵画だな。下手をしたら詩織ちゃんよりも美人じゃないのか。きらめき高校にはまだこんなとんでもない美少女が隠れていたのか??)
 それが私の率直な感想だった。
 詩織ちゃんは万人受けする正統派美少女だが、その女の子は人の上に立つ高貴なオーラがあった。スカートから伸びた太ももなどは上品に磨き込まれ、両腕を吊されているせいでセーラー服がめくれて、引き締まった腹部がちらりと見えていた。ウエストの細さも抜群のプロポーションをした詩織ちゃんと同等だった。
(このスーパー美少女は誰なんだ?? 私の知らない女の子だよな??)
 これだけ美人ならば、私の耳にも届いていないわけがないのにとひたすら考えていた。
 女の子は「ううっ……」とうめき声をもらして、顔を右肩に傾け、まるで気絶しているように微妙に眉根をひきつらせて両目を閉じていた。
 画面には、それとはべつに見るからにガラの悪い男子生徒が三人たむろしていた。学校の不良グループらしく、スカートから伸びた少女の脚に触っては、膝丈のスカートをめくって面白そうにヘラヘラと笑っていた。
 その様子はまるで美少女に群がるハイエナたちだった。
(場所は学校の体育倉庫なのか? それにしても目つきが悪いやつらだな。どう見ても不良だろう)
 映像を見ながら私は流麗なブロンドヘアをした女の子のことがどうしようもなく心配になっていた。

「まさか死んでないだろうな」
 不良の一人がそう言った。
「相手はあの大財閥だぞ。電圧が強すぎたんじゃねーか」
「いまさらぶるってんじゃねえよ」
「誰がだよ」
「なら、黙ってろ。いつもどおりヤッちまえば楽勝だろ」
「まあな、へへへ」
「それにしてもビビッたぜ。あのクソ生意気な伊集院レイの正体がマジで女だとはよー。それもすげえ美人だ」
 その名前は私も聞き覚えがあった。
 伊集院と言えば知らない者のいない大財閥だ。詩織ちゃんのクラスメイトにその御曹司がいるとは聞いていたが、正体は女の子だとはもちろん知らなかった。というか、知りようがない。特別な理由があって正体を隠して学校に通っていたのだろうかと、そのときはそう納得するしか他になかった。
(伊集院レイちゃんか。どうりで美人で気品があるわけだ。そんなお嬢さまがどうして不良たちに捕まったんだ??)
 伊集院家の人間ならば当然厳重な警護があるはずだろう。噂だと私設軍まであるらしい。

「いいかげん起きろよ、お嬢さま!」
 茶髪の不良が眠っている伊集院レイの横顔をはたいていた。
「んっ……ううぅ……」
 うっすらと目を開ける。
 伊集院レイちゃんは、私が思ったよりも澄んだ優しい目をしていた。大財閥のご令嬢なので、もっときつい目つきをしているのかと想像していた。
 彼女は状況が掴めないように目をしばたたかせ、何かを探すように驚いて周囲を見渡していた。
「ようやくお目覚めかよ」
「ハッ……!! おまえたち!? ここはどこだ??」
「本当に一人でノコノコやってくるとはなあ。しかも、約束どおり女子の格好でよ」
「そうだっ!? ゆかりはどこだ――! っっ……!! 腕が縛られてる??」
「大切なお友達なら好雄と仲良く帰ったぜぇ。いまごろあいつの家でアンアンあえぎまくってるんじゃねえのか」
「なにぃ!? 貴様らゆかりに何をした!」
「おい。舐めた口をきくなよ。それより自分のことを心配したらどうなんだよ。伊集院レイちゃんよー」
 リーダー格っぽい不良(耳にピアスをしていて、体格が大きい)が腕を伸ばし、伊集院レイちゃんの細い首根っこを掴んだ。
 吊されているロープがギシギシと軋む。
 彼女は苦しそうに顔をしかめていた。
「むぐぅ……く、苦しい」
「言っとくが俺らはお友達にはなにもしてねえぜ。その利子はおまえにいただくけどよぉ」
「!!」
「その顔はお嬢さま育ちでも察しがついたか、へへっ」

 不良たちがニヤリと笑っていた。
「たまんねえよな。女を捕まえてマワすのはよー。とくにそいつが生意気だとよ」
「つーか、学校に来てる唯一の楽しみだろ」
「まーな。俺らの部活みたいなもんか」
「二年は藤崎詩織を筆頭に美人揃いだからな。このまえも仲間を集めて眼鏡の如月未緒と片桐彩子と紐緒結奈の閣下を放課後に拉致ってめちゃくちゃにしてやったよな」
「おー。あれは燃えた燃えた。三人ともすげえ暴れたな。とくに閣下がよー」
「おまえ、片桐彩子に顔を蹴られてただろ」
「うるせえ。暴れる女を力づくで押さえつけるのが醍醐味だろ。いまじゃ三人とも俺らの玩具だよな」
「そーそー。今日も部室で閣下をハメまくってやったぜ。すげえ女らしくなってやがんの」
 まるでターゲットを怯えさせるのが目的のようにべらべらとしゃべっていた。
 おかげで不良グループが二年生の女子生徒を標的に乱暴を働いていることがよくわかった。

「どうした、顔色が悪いぜ。よくも今まで庶民庶民とバカにしてくれたよな」
「ふっ……庶民に庶民と言ってなにが悪い。レディに暴力をふるう卑怯者め」
「なにっ!!」
「おとなしく僕の縄をほどきたまえ。伊集院家の人間にこんなことをしてただですむと思っているのか? 私設軍に捕まって拷問を受けたい――、きゃあっ!!」
 甲高い叫び声が響いた。
 いきなり激高した不良が、吊されている伊集院レイちゃんの顔面を思いきり殴っていた。
 反動でサウンドバッグのように揺れる。
「ハハッ、女のくせに男の声色を使ってんじゃねえよ。ちゃんと女らしい声が出せるじゃねえか」
「ううっ……顔を殴るのはやめて」
「ケッ、大きな口を叩いたくせに殴られたこともねえのかよ」
「や、やめて……外井、外井っ」
「自慢のボディーガードならいるわけないだろ。一人で来たのを忘れたのかよ!」
「そんなっ」
 一転して女の子らしい声に変わった彼女の表情が見る見る青ざめていった。
 怯えた瞳で、誰もいない周囲に助けを求める。
 そこに普段は男装をしているという威厳はまったく見えなかった。悪者に追い詰められた令嬢の蒼白さだけがあった。ガタガタと震え、さらに彼女にとって悪いことにきらめき高校の女の子の制服が陵辱の雰囲気を盛り上げていた。
(まさか伊集院レイちゃんはこのまま不良たちにマワされてしまうのか!?)

 小さく首を横に振って泣きそうな顔をしている伊集院レイちゃんの姿は、ある種の、身分の高い人間が転落するエロスと儚さがあった。
 不良たちは、そんな震え上がって怯える彼女の様子を楽しんでいるようだった。周囲を取り囲む。
 背後に回り込んだ茶髪の不良が制服の内側に両手を突っ込んで胸を揉みはじめると、それをきっかけにもう一人(モヒカン)が横から強引に上品な唇を奪い、さらにもう一人(リーダー格)がスカートをめくって女の正体をあらわした伊集院レイちゃんの美少女の色香がプンプンの下半身をカメラの前で触りはじめた。
「うへえ。すげえ、色っぽい下着はいてるぜー。男の格好してやがったくせによ。下着はシルクか? バラの刺繍まで入ってやがるぜ」
「あん、ああ……やめてぇ……ゆるして、ううむぅ」
「うるせぇ。もう遅ぇよ。俺たちが可愛がってやるからよ。せーぜー抵抗しろよ」
「いやあ、外井っ! お父様っ!! お母様!!」
「いくぜー、麗しのお嬢さまのマンコ発表会だ」
 片手でシルクの下着を乱暴に引きちぎる。
 伊集院レイちゃんは吊された体を捩って右膝を曲げ、どうにか局部を隠そうとしていた。
「隠すな、殺すぞ」
「やめてぇ、だめよ、いけません」
「うひょー。うまそうなマンコしてるぅー。上品な金色のマン毛が生えてやがった」
「ああん、ひ、ひどい……見ないで……うう」
 ついに彼女の穏やかな瞳から大粒の涙がこぼれはじめた。
 不良はそんなことなどお構いなしにスカートに顔を突っ込むようにして彼女の腰を掴んで押さえて、股間をベロベロと舐めはじめた。とたんに伊集院レイちゃんの耳まで赤くなった。
 後ろの不良は制服を首のところまでまくって、乱暴な手つきで胸を揉みくちゃにしていた。色の白い、手の平サイズのおっぱいだった。ツンとした桜色の乳首がアクセントとしてのっかっていた。バラ色のリボンが無残にゆがんでいた。
「どうだよ、庶民におっぱいを揉まれる気分は。男装してたわりにはしっかりあんじゃねーか」
「いや……ああっ、いたいっ」
「唇もチョーうめえー。マジでプルプルの食感だぜぇ。甘くて高級フルーツみたいだ」
「ん、んっ、いやあ、舌が……私の口の中に……ぷはっ、けがらわしい」
「ん、ぷっあっ。マンコも高い香水の匂いがしやがる。脚もすべすべだし、最高の体だぜ、こいつ」
「っっ……んあっ、ふう、んっ……な、舐めないで」
 三人の不良が一斉に襲いかかるせいで、ちょうどロープを下に引っ張るような感じでギシギシと軋ませていた。
 そうして不良たちは、二人がかりで彼女の右足と左足をそれぞれ分担して抱えてパッカリと開帳させた。
 床には先ほど引きちぎられた下着があり、カメラの正面に無理矢理に湿らせられた女の子の場所があった。男の唾液によって濡れて、ピンクの入り口がぴったりと閉じていた。
「いやよ、下ろして。もう許してください。私が悪かったの」
 両腕を吊された状態で男たちに両足を抱えられた伊集院レイちゃんは、腰を動かしてジタバタと暴れていた。
 そのたびに薄暗い体育倉庫でも輝くブロンドヘアが黄金をまき散らしたように光りを放っていた。制服は乱れ、上背のある白い体が極度の混乱に赤みと生汗を帯びていった。
「ごめんなさい。お金ならいくらでも差し上げますから」
「おいおい。金持ちはすぐそれだな。金さえ払えばどうとでも助かると思ってるのか?」
「うう……そういうつもりじゃ……ゆるして……ほんとうに」
「ハハッ。こいつは社会勉強が必要だな。面白いことをしてやるよ」
 そう言うとリーダー格の不良は、ポケットからライターを取り出し火を着けた。
 それを両足を抱えられて宙に浮いている、彼女の秘部に近づける。
 チリチリとブロンドの陰毛が燃える音がしていた。
「いやああ、あついっ! あついっ!!」
「へへ、あぶりマンコだぜっ。おらおら、頑張って避けねえと大切なマンコがヤケドするぜ」
「あつい、アソコが! いやあ、たすけてっ、たすけてっ、おねがいっ!!」
「ハハッ、チョー必死じゃん。マジでマン毛の焦げる匂いがしてら」
 面白がってライターを持っている手を動かして、炎で伊集院レイの淑やかな場所を脅かすようにあぶっていた。

「おい、ちょいやべえんじゃねえの。マンコが使いもんにならなくなったらしゃれになんねーぞ」
「ハハッ。ちょっとビビらせてるだけだろ。つい面白くてな」
「とっととヤッちまえよ。思ったより力が強えぞ。活きのいい魚みたいに暴れやがる」
「オーシ、しっかり押さえてろよ。すぐに俺様の極太棒でジ・エンドにしてやっからよ」
「オーケー」
「こうやって、マンコにチンポをなじませてと。いくぜー、伊集院レイちゃんっ!!」
「いやああー、だめよっ!! △△くんっ!! たすけてっ!!」
 リーダー格の不良がズボンを脱いで、腰を掴んだかと思うと反り返ったビッグサイズの男根を伊集院レイちゃんの秘部に押しつけていた。
 驚いたことに彼女は詩織ちゃんの幼なじみの名前を呼んでいた。半身でのたうって最後まで必死に抵抗する。
 しかし、温室育ちの女の子が不良たちの腕力に抗えるわけもなく、リーダー格の肉棒は確実に彼女の中心部に突き刺さっていった。
 まだ淡いサーモンピンクの花びらをかき分け、無残にねじ込まれるシーンがグロテスクだった。
「うぐぐ、いたいっ、痛いわっ!!」
 歯を食いしばって絶叫していた。
 すぐさま彼女の口を手でふさいだ。
「あんま大声だすな。誰かに聞かれるだろ」
「ふううー。むうううー」
「ふー。奥まで入った。まいったかよ、お嬢さま。すげえ血が出てら。男装しててもやっぱバージンだったか」
「ちきしょー。ラッキーすぎるぜー。締まりはどうなんだよ、なー」
「おおうっ。ハンパないぜー。高級マンコが奥までキュンキュンしてらー。そのへんの女とは品がちがうな」
「たのむから早くしてくれよ。一発目なんだから中に出すなよ」
「あんませかすなって、ハハっ。うお、マンコがいきなり絡みついてきた。こいつ、レイプで感じてるんじゃねーのか」
「マジかよ。あの伊集院レイがか?」
「やべえ、マジだマジ! こいつとんでもねー当たりマンコだぜ」
「ううっ、ううー。ふううーー」
「うひょー。テンション上がるー」
「おりゃ! 中をこねくってやる! チンポの味をしっかり覚えろよ。これからは俺たちがご主人様だぜ」
 不良は勝ち誇ったように笑っていた。一回マワせば女の子が逆らえないことを熟知している顔だった。
 右足を受け取り、片足立ちファックの体勢で力任せに腰を送る。伊集院レイちゃんは、まるで縛られた新体操選手が犯されているみたいな格好だった。
 二人の結合部からはヌチャヌチャという粘着音とともに赤い雫が細い線となってしたたっていた。
 彼女の目はぼんやりとして虚ろだった。気力を失った瞳で空中を眺め、男の突き込みを受けるたびに「あん、もう許してぇ、ああん」と力なく体を揺らして、きらめくブロンドヘアを小さく波打たせていた。
 すでにお嬢さま育ちの彼女の精神は、不良たちのレイプ地獄によってすり切れてしまったようだった。
「壊れるのはまだはえーぞ。レイちゃん!」
 今度は茶髪の不良が彼女の背後から迫っていた。
 無抵抗のアナルに男根を押し当てているのが見えた。
「うりゃあ! こっちも庶民の味を知れよ!」
「ぐぐっ……!!」
 両腕を吊され、不良二人に挟まれた状態で、わずかなうめき声を残して細身の体がガクンと崩れた。
 ずっぷりと後ろにもねじ込まれ、伊集院家の令嬢を使ったサンドイッチレイプが完成していた。
「ぐお。中でゴリゴリいってやがる。これで伊集院レイも終わったな」
「ああ、うう、んんーー」
「うへえ。すげえ声。ヤリすぎで頭がぶっ壊れるんじゃねーの。マジでやべーよ」
「おおう、さらに締まるぅっ! ハアハア、こいつ急に奥まで濡れてきやがった。くぅ、たまんねええ!」
「むはっ、やべえ。アナルも抜群じゃん。男女の伊集院をヤルのってチョー燃える」
 不良たちは嬉々として伊集院レイちゃんの体を交互になって下から上に揺さぶっていた。
 見ているだけで、ムワッとした性臭が漂ってくるような映像だった。
「あ、あん……体が熱いのぉぉ……たすけてぇ……」
「ひひっ。もっと楽しませてやるよ。とことん墜ちちまえ」
「はあ、んっ……お父様、お母様、メイ……私、墜ちちゃう……アソコとお尻がすごいのぉ」
「キタキタ。お嬢さまの大胆発言がよー。このままマンコとケツの両方をズボズボになるまでマワしてやるよ」
 リーダー格の不良が胸にむしゃぶりつく。茶髪の不良とタイミングを合わせて同時にズドンと奥までねじ込んでいた。
「ああーーンン!! ふたつ同時にぃぃーー!!」
 片足立ちで挟まれた伊集院レイちゃんが、ロープで吊された両手を握りしめてビクビクと仰け反る。
 続いてがっくりと糸が切れたようにうなだれたかと思うと、ぜぇぜぇと肩を大きく動かしていた。
「ハハッ、すげえイキ顔っ」
 そこでその映像は終わっていた。

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