学校帰りにメグの家に遊びに行ったの。
メグの部屋は、ピンク色でレースのカーテンやぬいぐるみがたくさん置いてあって、少女趣味がふんだんなの。
ファッションも含めて、同性の私から見ても、かわいいなって思うものがたくさんよ。
男子からしたら、たまらないんじゃないかしら。
ベッドに腰を掛けて、メグの部屋にある少女マンガを読んでいると、ドアをノックする音が聞こえたわ。
メグパパが、トレーにジュースとケーキを載せて、部屋に入ってきたの。
メグのパパだから、メグパパね!
「あれ、メグは?」
メグはさっきジュースを取りにいくって部屋を出て行ったはずなの。
「愛(めぐみ)はおつかいに行ってるよ。すぐ近くだから5分ぐらいで帰ってくるはずだ」
「そうなんだ」
「神戸の有名店のバターケーキだよ。味が濃厚で美味しいよ」
「わあ、お取り寄せね。ありがとうございます」
私は、メグパパにお礼をいったわ。
メグパパは不動産業をしてて、いつも高そうなお菓子やケーキをごちそうしてくれるの。
あとね、メグのことをとっても大切にしてるのよ。
年を取ってから出来た一人娘だし、目に入れても痛くないって感じ。THE・溺愛よ。過保護すぎるかなって思うところもあるけど、父親としてはやっぱり心配なのね。
うちも似たような感じだから、なんとなくわかるわ。
「詩織ちゃんには、いつも愛がお世話になってるからね」
「お世話だなんて。メグといると、私もたのしいし」
「夕食のときなんか、よく詩織ちゃんのことを話してるんだよ」
「へ~、どんなことかしら」
「詩織ちゃんは、きらめき高校のアイドルで男子にモテモテとか、友達でよかったと。おかげで、愛もすこしずつ、他の生徒と話せるようになってきたみたいだ」
「メグったら。あとでギュってしてあげなくちゃ」
「ほんと、詩織ちゃんみたいな美少女が同じ教室にいたら、男子は勉強どころじゃないだろうな」
「えー、おじさんまで。うふふ」
メグパパって、褒めるのが上手なの。
商売柄なのかしら。
うちのパパはシュッとしててスマートな感じだけど、メグパパはどっちかというとゴルフ好きのおじさんって感じよ。
話してて、メグパパの視線が、チラチラ下のほうを見てるのに気がついたの。
(もしかして……私の下着を見てる??)
ベッドにすわって少女マンガを読んでて気づかなかったけど、メグパパの視線はあきらかにスカートの奥に注がれてた。
ちょっとショック。
中学生の頃から遊びにきてたけど、メグパパがそんな目で私のことを見てるなんて、いままで思ったこともなかったから。
「ふ~ん。このマンガ面白いなぁ」
私は気づいてないふりをして、片足をベッドに上げたの。
制服のスカートが自然とめくれて、白の下着が見えるように。行儀が悪い格好よね。
暇だったし、どんな反応をするか試してみようって思ったのよ。
メグパパ、身を乗り出すようにして凝視してたの。
想像以上の食いつきね。
(すごい目で、私の下着を見てる)
ドキドキしちゃった。
いい年齢の大人が、女子高生の下着を覗こうと必死になったりして。
私もマンガどころじゃないわ。
さらに反応を見たくなるわよね。
もう片方の足もベッドに上げて、足を開いたM字になったわ。
膝の上にマンガを載せて、パラパラとページをめくったの。
「ヒロインはどうなるのかしら。早く続きを読みたいわ」とかいいつつ。
ああいうのって、視線がどこにあるのか肌でわかるの。
チラっとメグパパを見たら、鼻息がハアハアいってたの。
目なんか完全に血走ってて、ズボンの股間がもっこり。
そんなに私の下着に興味があるんだってあきれたわ。
「ねえ、おじさん。どこを見てるの?」
「なっ!?」
「さっきからずっと、私のショーツを見てたでしょ」
「ちがう、たまたま目に入って」
メグパパが完全にキョドってた。
見え見えのウソをついて、なんだか哀れね。
「ふ~ん……どうしようかな。メグに告げ口しようかな」
「娘には内緒にしてもらえるかな。詩織ちゃんの欲しい物を買ってあげるから」
「ふふっ、やったー。今日のことは、ゆるしてあげる」
私は、小さく舌を出してわらったの。
親友の父親をあんまりいじめたらかわいそうでしょ。
ちょうど欲しいアクセサリーがあったから、それを買ってもらおうかな。
その日は遅くなったので、メグパパに車で送ってもらうことになったの。
これまでにも、車で送ってもらったことは何度もあったので安心してた。
途中、メグパパが「すこし寄り道しようか」っていったわ。
私は、「いいですよ」って返事をしたの。
それでメグパパが勘違いしちゃったみたい。
人通りのない裏路地に車を停めたの。
外はすでに真っ暗よ。
私がすわってる助手席のシートを倒したわ。
「詩織ちゃん!!」
「えっ!? なにをするの??」
運転席からメグパパの手が伸びて、私の制服の胸を触ってきたわ。
まさぐるようにモミモミ。
「や、やめてぇ」
「ハアハア、詩織ちゃんが悪い。パンティーをわざと見せて、大人を挑発したりして」
「そんな……」
どうやら全部バレてたみたい。
メグパパは、セーラー服をめくって、あっというまに私のブラジャーをずらしたわ。
「詩織ちゃんのおっぱい。愛よりも大きい。乳首はきれいなピンク色だ」
「やだぁ、はずかしいわ」
「ハアハア。おじさんが吸ってあげるよ」
メグパパの頭がかぶさるように……。
私の乳首にしゃぶりついて、チューチュー吸ったの。
レロレロ、舌で転がしたり、チュパチュパ音を立ててしゃぶったり。
「あ、あん……」
私、思わず声が出ちゃった。
だって、男の人に胸を吸われたのもはじめてだったし。
パパにだって、されたことなかったのに。
「ハアハア。詩織ちゃんの乳首、甘くて美味しいよ」
「おじさん。落ち着いて」
「こっちはどうかな」
こんどは、メグパパの手が私のスカートの奥に……。
下着の上から大事な場所をさわってきたわ。
クチュクチュ、音がしたの。
「清純そうな顔をして、マンコが濡れてる」
「ウソよ……やめてぇ」
「詩織ちゃんに、もっと気持ちいいこと教えてあげる。このままラブホテルに行こう」っていいだしたの。
車の中は狭いから、最後までするのはムリよね。
本気になったメグパパは、さっきまでと別人みたい。
高校生の私は、怖くて逆らえないわよ。
これも、大人の男の人を甘く見た罰ね。
私は「……おじさんのいうとおりにするわ。おねがいだから、怖いことをしないで」って泣きそうな気持ちでいったの。
このままラブホテルに連れていかれて、私の大切なバージンは、メグパパのモノになるのねって、あきらめてた。
そのとき、私のスマホが鳴ったの。
パパからだったわ。
私の帰りが遅いのを心配してかけてきたのね。
私は「……おじさんに車で送ってもらってるところ。もうすぐ家につくわ」っていったの。
パパが挨拶がしたいから、電話をかわってくれって。
メグパパも冷静になったみたい。
すぐに車を走らせて、私を家まで送ってくれたわ。
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