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23.こらっ! やめなさい。ムクっ!

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作者:ブルー

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 経過報告23 ―― 7月24日

 美樹原さんのうちに遊びに行った、虹野さんも一緒に。詩織の部屋でも良かったけど、万が一詩織に見つかるとね。美樹原さんの部屋に興味もあった。そういう機会ってありそうでなかなかない。

 美樹原さんの部屋は彼女のイメージにぴったりだった。部屋中ピンク色で、散らかってなくて、動物のぬいぐるみがたくさんあって、日当たりが良くて、いい香りがして。詩織の部屋から勉強道具とか堅苦しいのを取っ払って、ファンシーにしたって感じだ。お花畑の真ん中にベッドを置いたイメージっていうとわかりやすかもしれない。
 いちおう表向きはお茶会ってことだったけど、美樹原さんの両親は留守だった。というか美樹原さんも期待してたと思う。だからわざわざ両親の帰りが遅いとか教えてくれたんだろう。最近、詩織(俺)が虹野さんとばかり仲良くしててやきもち焼いてるふうだったし。そういうわかりやすいところも彼女の魅力でもあるんだけどね。虹野さんが詩織の恋人になったって話したら固まってた。詩織との間に距離ができたんじゃないかと不安になったんだと思う。でも美樹原さんも同じぐらい大切な存在だよって教えてあげると安心したみたいだった。光りが射すみたいにぱーっと表情が柔らいで。
「私も詩織ちゃんの恋人にして」ってさ。予想外っていうか、やっぱり美樹原さんも女の子なんだなって思ったよ。対抗心に火がついたみたいだった。すごく真剣な顔でお願いされた。もちろん断る理由なんてなかったさ。虹野さんだけじゃなくて、美樹原さんまで恋人になってくれるなんて男の夢だよ、夢、ムフフ。
「いいわよ。今日からメグも私の恋人ね」って約束のキスをした。つまり本人合意の上でエッチができるってことだろ。虹野さんにいって、立たせた美樹原さんのスカートをめくってパンティーを半分ずらしてマンコをクンニさせて。すでに部屋には妖しい雰囲気が充満してた。これから女の子三人でどんなことが起こるんだろうっていう不安と期待の入り混じったさ。男が三人集まってもこうはならない。じっさい男の入る余地なんかこれっぽっちもなかったよ。

 三人でお風呂に入った。浴室の鏡には、湯気にまぎれて詩織と虹野さんと美樹原さんの裸が並んで映っててめちゃくちゃ興奮した。二人とも恥ずかしそうにタオルで体を隠してさ、詩織の裸が一番大人っぽいんだよね、やっぱり。生意気そうな胸が上を向いてて。三人とも微妙に日焼けのあとができてた。
 書くまでもなく下心満載で体の洗いっこをした。虹野さんが詩織の体を洗って、美樹原さんが虹野さんの体を洗った。泡たっぷりで胸を揉むだけじゃなくて、スルリと滑り込ませた手で相手の股間を念入りに上下に擦ったりしてさ。
 恥ずかしがる美樹原さんを強引にバスチェアに座らせて、左右から虹野さんと詩織で彼女の薄い胸の乳首をついばんで、股間をクチュクチュいじくってやった。その頃には虹野さんも湯当たりしたみたいに興奮してて、すっかりエッチな気分になってるみたいだった。両手をバンザイさせて、美樹原さんの脇下を二人でペロペロ舐めた。
「メグのここ、すごく甘い匂いがする」
「ごめんなさい。詩織ちゃんの命令なの」
「いやあ、だめぇ。やめて、二人とも。くすぐったいっ!!」
 美樹原さん、詩織と虹野さんの二人に脇をねっとりじっくりねぶられて、股間をいじくられて、泣きながらビクビクと何回も痙攣してた。おとなしい美樹原さんにすれば、まさか親しい女友達二人に責められるなんて想像もしてないだろうしさ。
「ごめんなさい。許して、許して、詩織ちゃん!」
 なぜか謝るんだよ。ほんと呼吸も辛そうに何回もさ。泣き顔で、人形みたいな栗毛色の髪を振り乱してさ。そのたびにあばらの浮いた細くて薄い色白の未成熟ボディが波打って。そういう姿を見せられると男としてもっと苛めたいって思っちゃうんだよね。
「だめよ。メグは私の恋人なんだから」っていって、皮を剥いた彼女のクリトリスを詩織の指先でピンッ! て弾いた。
 そうしたら美樹原さん、電流に打たれたみたいに小さく震えて、「ああ……」ってか細い声を絞ってた。
「見ないで、詩織ちゃん、沙希ちゃんっ!!」
 泣き顔を崩した美樹原さんの股間から緩やかな黄金色のカーブが放たれてた。ビシャビシャビシャ……って浴室のタイルを叩いてさ。それがまたすごく可憐で可愛いんだよ。幼女のおっしっこみたいにさ。恥ずかしくて死にそうっていう美樹原さんの気持ちが表情だけじゃなくて小刻みな肩の震えで伝わってきた。俺はまたまた興奮してさ。そりゃそうだよ、美樹原さんみたな美少女がレズプレイでいじめられておしっこを漏らすんだからさ。感じすぎたんだと思う。これで美樹原さんは一生詩織に逆らえないって思ったよ。
 そのあとがたいへんだった。虹野さんと二人で、泣きじゃくる美樹原さんをなだめるのに苦労した。「泣かないで、メグ」「愛ちゃん。元気だして」ってずっと慰めてた。虹野さんがいうと慰めるっていうより応援するって感じに聞こえるのは不思議だよね。
「感じすぎるとみんなああなるのよ、メグだけじゃないの」
「それじゃあ、詩織ちゃんもして」
「メグ。落ち着いて」
「私一人だけなんてずるい。沙希ちゃんもして」
 聞く耳持たない感じでさ。異常に感情がたかぶってたんだろうけど、許してもらうには言うことをきくしかないって感じだった。美樹原さんちに遊びにいったわけだし、詩織の立場上泣いてる美樹原さんをほうっておくってわけにもね。虹野さんも困りきってた。それにしても目を疑う光景だった。浴室の鏡には背中まで伸びた赤い髪をした詩織と青いショートヘアをした虹野さんが、二人とも裸で手をしっかりとつないでしゃがんでさ、力んだ表情で芸術的な黄金色のアーチをシャーってするんだからさ(詩織のおしっこをする姿は本当に芸術品のように美しい、これはマジで大げさじゃない)。好雄がいたら飛び上がって喜んで、天井で頭ぶつけてただろ。100回ぐらいフラッシュを炊いて。詩織と虹野さんの同時放尿のシャッターチャンスなんか神様だって驚くだろ。

 浴室から出るとまっすぐに美樹原さんの部屋に戻って、三人がベッドの上で三角形になって目の前のオマンコを延々と舐め続けてた。詩織(俺)が美樹原さんの子供マンコを舐めて、美樹原さんが虹野さんのハートフルマンコを舐めて、虹野さんが大人になった詩織のピュアマンコを舐めてた。みんな体を横向きにして相手の股間に顔を近づけるもんだから片足を上げるみたいな格好をしてさ。
 ベッドの下では、ムク(美樹原さんのペットで毛足の長い室内犬。ヨークシャー・テリア?)が真ん丸い目を輝かせて尻尾を盛んに振ってた。ハッ、ハッ、ハッ いってさ。べつに興奮してるわけじゃないだろうけど、飼い主の美樹原さんのことが犬なりに心配だったのかも。このムクってのがまたやっかいで、俺が美樹原さんちにきたときに玄関に走ってきたわけだけど「こんにちは。ムクちゃん。可愛いリボンしてもらってるのね」って手を伸ばしたらいきなりガブリと噛んできやがった。
「いてててっ!!」
「こらっ! やめなさい。ムクっ!」
「いいのよ、メグ」
 俺は内心(おー、いて)と思いながら噛み付かれた詩織の手を振ってた。
「へんなムク。詩織ちゃんにすごくなついてたのに。まるで知らない人がきたみたい」
「あははは。今日は虫の居所が悪いんじゃないかしら」
 ムクのやつ、俺のことを親の仇みたいにワンワン吠えまくってた。もしかすると中身が詩織じゃないってわかってたのかもしれない。まえに美樹原さんとデートしたときにもおんなじようなことがあったっけ。なりは小さいくせにいっぱしの番犬気取りなんだよ、あいつは。美樹原さんに近づく男を追い払おうとしてる。
 ガチで時間を忘れて相手のマンコを舐めあってた。女の子同士だと飽きないっていうかきりがない。虹野さんは舌で奥のエッチイ汁をすするみたいに詩織マンコにキスするし、美樹原さんは恥ずかしがりながらもおねだりするみたいに子供マンコをヒクヒクさせてた。たぶんお漏らしを見られて吹っ切れたんだと思う。引っ込み思案の彼女がアソコを押し付けてたから。
「あっ、あっ、へんになる。怖い、詩織ちゃん」
 横向きで天井の伸ばした片足をピーンとさせてた。もうマンコの奥までヌレヌレだよ。美樹原さんみたいな女の子でも感じると変わるって証拠だと思う。舌ですくえばすくうほど小さいビラビラがヌメヌメうごめいて、詩織の舌を奥に引きずりこもうとしてた。すっごい生々しい感じだった。
 その美樹原さんも全身を真っ赤に火照らせて喘ぎながら伸ばした舌先で虹野さんの割れ目をチロチロほじくって、入り口を丁寧に何往復もなぞってた。
「ああん、愛ちゃん、そこ恥ずかしい!」
 虹野さんは美樹原さんが舐めやすいように精一杯片足を掲げてた。スレンダーだし、無駄がないし、まるで柔軟体操をしてる新体操選手みたいだった。汗の浮いた苦しそうな顔をしてさ。レズ地獄にどっぷりと浸ってるのが見ててわかった。虹野さんは優しいからそういうのに流されやすいところもあるんだろう。ショートカットがぴったりだし、女子高とかだと一番その道に誘われそうなタイプだと思う。

「ほんとにいいの、沙希ちゃん。後悔しない?」
「私、詩織ちゃんといっしょになりたい。私の初めて、詩織ちゃんもらって」
 いよいよって場面になっても虹野さんの声に怯えは感じられなかった。まっすぐな瞳でこっちを見つめて、詩織の首筋にしっかりと両腕を絡めてた。詩織が上で、虹野さんが下でさ。詩織の腰には例の、優美ちゃんをゲットしたペニスバンドを装着してた。もちろん俺が虹野さんの初めての相手になれるのなんて夢の状況さ。たとえ体が詩織だとしても、虹野さんの体には詩織(俺)に処女を捧げたっていう事実が刻まれる。すくなくとも他の誰かに虹野さんの処女を奪われるよりは1000倍マシだし。海で、むせ返りながらも好雄にフェラチオする虹野さんを見た影響もあったと思う。正直、あれにはかなり焦らされた。もし好雄なんかに虹野さんの処女を食われたりしたら死んでも死にきれない。人気を二分する美少女の詩織と虹野さんがひとつに繋がるってのも興奮する。

 美樹原さんは精神までとろけた様子で近くの壁にもたれかかって口を半開きにしてた。焦点のずれた視線を部屋の何にもない場所に向けてさ。ミルク色の足をだらしなく投げ出して座り込んでた。もうまるっきり天国なんだよ。で、魂の抜けた飼い主のアソコを、ペットのムクが一心不乱に舐め続けてた。尻尾をパタパタ、パタパタ振って、割れ目を繰り返しなぞって、鼻先をクリトリスに当てて。女の子であれはたまらなかったと思う。バター犬になる素質があるんだよ。
「ああん、ムク、だめえ。鼻をくっつけないで」って、美樹原さんは力なく身もだえするばかりだった。もちろん虹野さんの処女をいただいたあとで、美樹原さんともネトネトのズブズブにドッキングしたんだけどね。女の子ってほんとわからない。虹野さんが痛がってるときなんか青ざめた表情で怯えてたはずなのにさ。でも、美樹原さんが自分の意思で詩織に処女を差し出したのだけは正真正銘の真実なんだな。ムクにアソコを舐めさせながら繊細な指先で自分でクリトリスを静かに左右に転がして刺激して、羨ましそうな悔しそうな怖そうな、処女を失う直前の女の子っていう複雑な表情でこっちを見てた。深くまで繋がって、硬い膣を繰り返しかき混ぜてるときでも美樹原さんは感動の渦に包み込まれたみたいに「詩織ちゃん、詩織ちゃん!」って何回も名前を呼んで。両腕をしっかりと詩織の背中に回して、繋がりやすいように自分で足を左右に大きく広げてた。血がすごい出てて、こっちのほうが驚いたってのは内緒さ。やっぱり心も体も幼い美樹原さんにセックスは早すぎたんだよ。

「それじゃ入れるわよ、沙希ちゃん」
「詩織ちゃんのしたいように……ムグッ、ンンンッ!!」
 頑なにピッタリと閉じ合わせていた入り口を擬似ペニスでこじ開けると、虹野さんは顔をしかめて詩織の背中に合わせた手に力をこめてた。指を立てるみたいにしっかりと掴んで。詩織の体が細いから、虹野さんの痛みがとてもよく伝わってきた。開き気味に投げ出した足の先まで引きつったみたいに突っ張らせて。すげえ辛そうに唇をまっすぐに引き縛ってた。
「いたいの、沙希ちゃん?」
 もうその時点で半分ぐらい埋まってて、虹野さんのアソコからは血がにじんでたんだけどね。虹野さんは気丈に首を左右に振ってた。そのたびに青いショートヘアがさらさら揺れて、すげえ可愛かった。背中がゾクゾクしたね、マジで。男はそういう痛みを我慢する女の子の表情とかたまんないんだよ。一瞬だけど痛みにこらえる虹野さんに詩織の顔がだぶった。詩織も状況が状況ならこういう顔をしたんだろうかと想像してしまった。なんか虹野さんと同時に詩織の処女を犯してるみたいで二倍興奮した。容姿も性格もまったく違う二人だけど、詩織と虹野さんには共通点も多いと思う。たとえば二人ともものすごい美少女なのに特定の彼氏を作らずずっとフリーでいるところとか。
 とにかく詩織の体と虹野さんは1ミリの隙間もなく繋がった。正真正銘のレズセックスで。うちの学校には伝説の樹ってのがあるけど、詩織と虹野さんのドッキングもある意味伝説のセックスだと思う。詩織の腰をゆっくりと沈めて、ペニスバンドのペニスを根元までねじ込むと、虹野さんは首を横に倒して眉間に深い溝を作って、「ん、くぅ、くるしぃ」って声をしぼってた。マンコはギチギチで、お腹は張り裂けそうだったと思う。それは俺も自分のことのようによくわかっていた。なんせ俺も詩織の体で、詩織マンコを男に犯されてきたから。
「すごく辛そう。一回休憩しましょう」
「へ、へいきよ……んく」
 ぜんぜん平気そうな顔をしてないんだよ、これが。顔だけじゃなく全身汗まみれになってたし。まるで頚動脈を圧迫されてるみたいにさ。
「無理をしないで。私はもう十分沙希ちゃんの気持ちをもらったから」
「詩織ちゃんを感じてたい。お願い、やめないで」
「すごい汗よ」
「……私、これで詩織ちゃんのものになれたのよね」
 ガチガチでさ、会話がうまくかみ合ってないんだよね。でも、虹野さんが何を言いたいのかは、その潤んだ瞳で伝わってきたよ。つまり虹野さんは詩織に初めてを捧げれて嬉しいって泣いてたわけさ。そんなことありえるのかなあ、運動部の男子に絶大な人気を集める虹野さんが、本気で詩織に恋をするなんて。
 マジで燃えたね。そうでなくとも虹野さんを抱けるチャンスがあるわけがない。虹野さんが痛がっているのも忘れて、めちゃくちゃに詩織の腰を振り下ろして叩きつけまくった。パン、パン、グチュグチュ、音をさせて。二人で体を密着させて舌を絡めたキスをして、頭の奥が痺れてた。ペニスバンドでも虹野さんのマンコがキュンキュン締め付けてるのがわかったし、すごく締りがいいだろうって思った。残念だったのは、その詩織と虹野さんのレズセックスがビデオとか映像として記録に残ってないってことだよ。もし撮影してたら間違いなく一生の宝物になってたのにさ。
「はあ、はあ……ああっ、なにかくる、詩織ちゃん!!」
「そのまま一緒に、二人でイキましょ、沙希ちゃん!」
「こわいっっ」
 ペニスバンドを装着した詩織の腰を思い切り叩きつけて、擬似ペニスで思いっきり虹野さんのマンコを犯した。グググッってめりこんで、いま虹野さんの子宮を刺激してるって感動した。
 虹野さんは「い、いくぅぅぅーー!!」ってかすれた声で喘いでた。青いショートヘアのかかる顔をくしゃくしゃにして、本当にマンコの奥で感じた女の子の表情をしてた。

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