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11.捜査の代償

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作者:ブルー

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 事件解決から一週間後の金曜日--。

 詩織はふたたび『ガラスの城』をおとずれていた。
 ドアを入ってすぐの場所で立ちすくんでいる。前回とまったく同じ部屋だ。
 さらさらのストレートヘア、いつものヘアバンド、いつものきらめき高校の制服姿。その表情は見るからに心細そうで、すぐにでも帰りたい顔をしている。
 
 ベッドには、すでに全裸になった中年男がドッカリと腰を下ろしていた。
 金有(かねあり)だ。
 前回、詩織は淫らな交換条件で北骨逮捕に繋がる重要な情報を教えてもらっていた。そのことを公人や好雄は知らない。
 今日は生徒手帳を返してもらうためにやって来たのだ。

「そんなところに立ってないで、もっとこっちにおいでよ」
「あ、はい……」
「良かったね。お友達が無事に助かって。新聞で見たよ」
「すべて金有さんが教えてくださった情報のおかげです」
「困ってる人を見たら助けるのは日課みたいなものだからね。”少年探偵団の美少女リーダー”って書いてあったね」
「あれは記者の人が勝手に」
「街の有名人だ」
「おかげで依頼がたくさん来て困っています」
「それにしてもあいつが女子高生を監禁するような奴とは思わなかったよ」
「メグとはゲームアプリで知り合ったみたいです」
「スマホは便利だけどネットには悪い奴も多いからね」
「私も気をつけます……あの、私の生徒手帳」
 金有は詩織の生徒手帳をベッドに置いた。
「ちゃんと持って来てるよ、ほら」
「返してください」
「まさか忘れたわけじゃないよね? 情報を教える代わりに、詩織ちゃんのバージンをおじさんにくれるって、約束。中出しのオプション付きで」
「っっ……!!」
「こうして来てくれたってことは覚悟してるんじゃないの。来ないっていう選択肢もあったわけだし」
「それは」
「もしおじさんが情報を教えなかったら、いまごろ詩織ちゃんのお友達はどうなってたのかな」
 詩織は制服の胸のリボンに手を当てる。
 しばらく悩んだ後に静かに声をしぼった。
「……わかりました。私が約束したのは事実だし」
 金有はニンマリとした。
「信じてたよ。ちょっと待ってね」
 急いでビデオカメラを準備する。
 レンズを詩織に向けた。
「どうしてビデオカメラを?」
「こんな美少女を抱けるチャンスは二度とないからね。記念に残さないと一生後悔するよ。ほら、カメラに向かって、”きらめき高校3年生の藤崎詩織です。いまから大切な処女をおじさんにエッチされて卒業します”って言ってごらん。制服のスカートをたくし上げながらね」
「……」
 詩織は眉を斜めに下げてため息をついた。
 両手の指先で制服のスカートの裾を握りしめる。スルスルとたくし上げた。
 小さなリボンの飾りがついた純白のショーツを身につけている。
「……きらめき高校3年生の藤崎詩織です……いまから大切な処女をおじさんにエッチされて……卒業します」
 言い終わると詩織はカーッと顔が熱くなった。
「100点満点だよ。可憐な詩織ちゃんのイメージにぴったりの下着だね。もしかしておじさんにエッチされるために選んでくれたのかな」
「やだ……恥ずかしいわ」
「ハアハア、いまからこの体が全部おじさんの物になるわけだ」
「あの、こわい目はしないでください」
「わかってるよ。ベッドに仰向けになって自分で脚を開いてごらん。時間をかけてたっぷりクンニしてあげるよ。あ、靴は履いたままでいいからね」
「え、でも……」
「そのほうが気分が出るからね」
 不安に愛らしい瞳を揺らして、詩織は言われたままにベッドに仰向けになった。
 おずおずと両膝を開いた。
「ハアハア。いい子だね、詩織ちゃん。おじさん、素直な子は大好きだよ」
 金有はハイエナのように涎を垂らして詩織に近づき、制服のスカートに手をかけた。

 ・
 ・
 ・
「これだけ濡らせば十分だろ。詩織ちゃんの可憐なオマンコがヌレヌレのグチョグチョだ」
 鼻息を荒げ金有は詩織の股間から顔をあげた。
 ベッドには電動マッサージ機やピンクローター、ローションのボトルが転がっている。
 それらを駆使して詩織の未熟な性器を集中的に責めまくっていたのだ。
 すでに二度アクメに達した詩織は制服姿のまま茫然自失の様子で天井を眺め、胸のリボンをぜぇぜぇと上下に動かしていた。純白のパンティーは片足から脱がされ、右の膝のところに布きれのように絡まっている。
「はあはあ……」
「すごい大きな声でヨガってたね、詩織ちゃん」
「やだ……私、こんなの初めて……二回もイッちゃった……」
「それが自然だからね。試しに指を入れてみるよ」
「ン……」
 金有の中指が詩織の性器にねっとりとと埋まる。
 糸を引いて淫らに食いついた。
「中もトロトロでいい具合だ」
「はあはあ」
「これならチンポを入れても痛くないはずだよ。心の準備はいいかな?」
 ついにきらめき高校のスーパー美少女・藤崎詩織が男に抱かれる時が来たのだ。
 片膝に手をかけた金有が脚の付け根にペニスを添える。詩織は緊張に身をかたくした。
「……金有さん……優しくしてください」
「おじさんでいいよ、詩織ちゃん」
「ンンン……!!」
 濡れそぼった詩織の肉唇を押し広げるように軽くペニスが入る。
「まだ先っぽだけだよ。体の力を抜いて」
「はぁはぁ……苦しいの、もっとゆっくり」
「詩織ちゃんは怖がりだね。深呼吸をしてリラックスしてごらん」
 両目をつむった詩織は、顔を横に倒してベッドのシーツを掴む。
 呼吸を「はぁはぁ」と荒げた。
「もうちょっとだけ入れるよ」
「ふぅ、くっ……」
「ハアハア、ちょうどこの辺りが詩織ちゃんの処女膜だよ」
「こ、こわいわ……」
「美少女の貴重な処女のオマンコ、いただきまーーす!」
 金有が喜悦満面でトドメを差す。
 詩織は「ヒィィ!!」と顔をしかめて唇を噛みしめた。
 指を絡めたシーツを思い切り引っ張る。
「ハアハア、全部入ったよ。これで詩織ちゃんも大人の仲間入りだ」
「っく……痛いっ……」
「ハアハア、さすがにまだ狭いか。詩織ちゃんの中がすごく熱い。ほら、大事な場所におじさんのチンポが入ってるから見てごらん」
 愛らしい瞳に大粒の涙を浮かべて、詩織は恐る恐る首だけ起こしてその場所を確認した。
 制服のスカートがめくれあがった下腹部、限界まで広がったスリットの真ん中に金有のペニスが完全に埋まっている。
(私、本当にセックスしちゃったんだわ)
 これまでくぐり抜けてきた数々のピンチが走馬灯のように駆け巡る。
 体育教師に襲われかけたり、ブルセラショップでいかがわしいビデオを撮られたり、好雄に迫られたり--。すべてが遠い記憶のように感じる。
 不思議と悲しみはなかった。
「詩織ちゃんのオマンコがギチギチだよ」
「ああっ」
「まだ痛い?」
「す、すこし」
「もしかして泣いてるの? 初めての相手がおじさんで後悔してる?」
「ううん。これはちがうんです。痛みで涙が勝手に」
「詩織ちゃんは本当にピュアな女の子だね。落ち着くまでこのままジッとしててあげる」
 金有は詩織をいたわるように語りかける。
 両手の指を一本一本絡めて優しくキスした。
「あんっ……ちゅっ……ぴちゃっ……レロレロ……」
 詩織は自然と舌を絡めた。
 キスをしていると下腹部の痛みがやわらいだ気がした。
「一つに繋がったままキスをすると恋人気分がするでしょ」
「……はい」
「どんな感じ? 処女じゃなくなったのは?」
「不思議な感じです。足の間に異物が挟まっているみたい。あと自分が他人の所有物になったような」
「詩織ちゃんはおじさんの所有物だよ」
「え……」
「これからいっぱいエッチをして、この特別なオマンコをおじさん専用の肉オナホに改造するね」
「ああん、まだ動いたらダメです」
「ごめんごめん。トロトロの襞が絡みついてきて、腰が勝手に動いちゃうよ」
 金有はじょじょに腰を動かし始めた。
 詩織は鈍い痛みと内臓ごと引きずられるような感覚に顔を歪める。
「ハアハア、すごく気持ちいいよ。詩織ちゃんの若い肉壺。とてもジューシーでフレッシュだ」
「ああっ、あっ、あっ」
「どんどんオチンポが飲み込まれる。おじさんの下半身ごと蕩けそうだよ」
「やあっ、ふかいっ……お腹にひびくっ」
「ちょっとピストンを強くするよ。ふんっ!ふんっ!」
「あっ、あっ、まってっ」
「ダメダメ。気持ち良すぎて腰が止まらないよ」
「ひっ、ヒィィーー」
 金有のストロークが加速して、詩織は「痛いっ、痛いのっ」と泣きじゃくる。
 清純な顔立ちを歪ませつつ、反動で学生靴の足先を振り子のように動かしている。
「ごめんね、詩織ちゃん。おじさんだけが気持ち良くなって。でも、これが大人のセックスだからね」
「ああー、やっぱり痛いのっ……体が裂けそう」
「ハアハア、もうすこし膝を曲げて楽にしてごらん。そうそう、この角度でどうだっ!」
 オスの本能をむき出しにした金有が全力で突き込む。
 入り口まで引き抜いたかと思うと勢いをつけて一気に叩き込む。
 そのたびに慎ましかったサーモンピンクの秘唇はめくれあがり、勢いよく巻き込まれ、ガリガリと膣壁を削られる。
(ああ……私もメグみたいになるのね……)
 詩織はようやく親友の気持ちが理解できた気がした。
 あきらめに似た気持ちで金有のピストンに身をゆだねた。
「ハアハア、興奮するよ、その表情。等身大の美少女フィギュアを抱いてるみたいだ」
「んあ……私の体をめちゃくちゃにしてぇ……はぁ、ぁぁ」
「ハアハア、処女の女子高生を抱くのはこれだからやめられん。こんな締まりのいいオマンコに突っ込んだらすぐに射精る」
「ああっ、はあっ、あん……おじさんっ」
「詩織ちゃん、オマンコ気持ちいいって言って」
「はぁ、ぁぁ」
「ハアハア。言って早く」
「ふぅ、んーー……オマンコ、気持ちいいです……詩織っ!」
「ハアハア、詩織ちゃんはなんでも男の言うことを聞いてくれるね」
「やあぁ、ああ……ち、ちがうの……」
「出すよっ! 詩織ちゃんのオマンコの中におじさんの濃いザーメンを!」
「ああっ、だ、だめぇ……」
「ハアハア、これも約束だからね」
「ああー、はああ」
「うおおお、マンコがキュッと締まる。出るっ! 出るよ、詩織ちゃん!!」
「あああーーー」
 体を重ねた金有がひときわ強く腰を叩き込んだ瞬間、詩織は可憐な唇を開いて細い喉元を反らした。
 ピクピクと人形のように固まる。
「まだ出てるよ。すごいな、このオマンコは。いままでハメてきた肉マンコの中でも別格だよ」
 金有は最後の一滴まで詩織の膣に中出ししている。
「ふぅー。出した出した」
 満足した金有が体をどけると、詩織は糸が切れたように倒れ込んだ。
 両手と両足をばったりと投げ出して、「はあはあ」と制服の黄色いリボンを上下させている。
 無残に口を開けた秘部からは、金有が注入した精液がドロドロと逆流していた。一部血の色が混じっている。
「ハアハア、すごい格好だね。オマンコからおじさんの精液が逆流してるよ」
「わ、私……」
「この貴重な場面もしっかりビデオで残さないと」
 金有はビデオカメラを構えて、しどけない姿の詩織を撮影する。
 詩織は顔を隠す気力すらない。
「はぁはぁ……」
「すごく良かったよ。詩織ちゃんも最後の方は感じてたんじゃない?」
「……私、すごく疲れて」
「いっとくけどまだまだ終わりじゃないよ」
「うそ……話がちがうわ」
「誰も1回こっきりとは言ってないよ」
「そうだけど……」
「すこし休憩して二回戦だ」
「ああ……私、またセックスされちゃうの……こんなの続けられたら私、頭がおかしくなるわ……」
 疲れた様子で片腕を額に当てて詩織は力なくつぶやいた。
 皮肉な話だ。親友がようやく変態男から解放されたのに、今度は助けた詩織が好色な大人たちの慰み物となる順番がきたのだ。

 ・
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 ・
 何度目かのセックスが終わった後、全裸の詩織は金有の膝に向かい合って跨がっていた。
 深く繋がり合ったまま、首筋に両腕を絡めてすっかり心を許した様子でキスをしている。
 床には詩織が身につけていたきらめき高校の制服や下着類、生徒手帳が転がっている。
 時刻はすでに夜の10時過ぎだ。
 スマホには心配した公人からの電話が何度もかかってきていた。
「悪い娘だねえ、詩織ちゃんは。少年探偵団の美少女リーダーなのにすっかり大人セックスに目覚めちゃったね」
「ああん……全部おじさんのせいです。私、本当にいままで男の人とお付き合いしたこともなかったのに」
「こんな美少女なのに?」
「もうっ、おじさんのいじわる」
「今日はいっぱい中出ししたね」
「大丈夫かしら……」
「ムフフ。もしおじさんの赤ちゃんを妊娠したら産んでみちゃう?」
「えっ……!?」
「まあ、冗談だけど」
「えっと……いいですよ……べつに」
 思わぬ詩織の言葉に金有がポカンと口を開ける。
「いまのは本気かい!?」
「……そんなに私のことを妊娠させたいなら」
 さらさらのストレートヘアを揺らして、詩織は困ったみたいに苦笑している。
「ウホッ! おじさん、本気で頑張っちゃうよ!」
「うふふっ、喜びすぎです」
「よーし、卒業までに詩織ちゃんを妊娠させるぞー!」
「あんっ……いってるそばから私の中で大きくなってる、もう」
「詩織ちゃんの危険日を教えてよ。その日にいっぱい中出しエッチするからさ」
「……たぶん来週あたりが一番危ないかも」
「さっそく来週は種付けエッチしまくりだ」
「そんなことされたら、私、100%妊娠しちゃいますね」
「お腹が大きくなった詩織ちゃんの制服姿をビデオで撮らせてね。おじさんのマンションで一緒に暮らそう」
「まだ気が早いですよ」
「すごく楽しみだよ。詩織ちゃんの妊婦姿。詩織ちゃんならお腹が大きくなってもとっても綺麗だよ」
「あの、これからもずっと詩織の事を大切にしてくださいね」
「うんうん。一生大切にするよ。今日から詩織ちゃんはおじさんだけの恋人だよ」
「うれしい」
 詩織は自ら肌をすり寄せて、愛おしむように金有の顔にキスをした。
 人知れず胸をドキドキと高鳴らせている。

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