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12.スクール水着に

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作者:ブルー

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「なるほど。もう水泳の授業があるのか。どうりで暑いわけだ」
「今日も暑かったですね」
「ほんと嫌になるよ。それにしても学生は大変な季節だよね。体育館はサウナだろうし、教室もクーラーがないしさ」
「?? ありますよ」
「ほへぇ?」
「最近だとほとんどの学校はあるみたいだけど」
「本当かい?」
「はい。たぶん」
「それはまたショックというか、時代の流れを感じるなあ。おじさんの頃には汗だくで授業を受けてたんだよ」
「あ、でも、部室とかにはありませんよ」
 まるで気が引けるみたいに答えてくれた。私はジェネレーションギャップを感じずにはいられなかった。詩織ちゃんはおきまりのヘアバンドとヘッドセットをしていた。薄手のパーカーにハーフパンツをはいて、赤い髪がさらさらと揺れる。このまえのことがウソのようにいつもの彼女にもどっていた。
(ほんと変わらないな。天使の笑顔だ)
 スカイプでのライブチャットを交わすうちに言葉づかいが悪くなったり、画面を通してガサツな面が垣間見えたりする女の子も多いが、詩織ちゃんにはそんな馴れ合いが存在しない。はじめて会ったときのような新鮮な気持ちを持続させてくれる。

「それだといいよね。勉強もはかどるというか、暑いとノートも汗でべっとりになるでしょ」
「ふふっ。そうですね。暑くて勉強できないってことはないですね」
「まったく便利な世の中になったもんだ。おじさんの高校にはプールもなかったよ」
「そういう学校も多いですよね」
「伊集院財閥の寄付金で作ったのかな」
「さあ。……でも、体育館とかはそうかも」
「まったくすごいよね。あの伊集院財閥の御曹司がクラスメイトってのもさ」
「あんまりそういうふうに思ったことはないけど。でも、クリスマスパーティーは有名人の人とかもたくさん来てますね」
「へー。クリスマスパーティーか。詩織ちゃんもドレスを着ていったりするの?」
「はい。去年、はじめて招待されました」
「そういうのを普通にしてるのが金持ちだよね。よほどの規模なんだろうな。高級ホテルを貸しきったり?」
「いいえ。伊集院くんの邸宅? ですね」
「ああ、あのお城みたいな豪邸ね。とんでもない敷地だよね。一度でいいから行ってみたいもんだ、そのクリスマスパーティーに。一般庶民にはそれこそ縁のない世界だ」
「ふふっ。そうですね。入り口で厳しい審査があるみたいですよ」
「審査か。警備もすごそうだ。……ところで学校の水着はどんな水着なのかな」
「水着ですか?」
「そうそう、話は戻るけどさ。水泳の授業があるってことは水着を着るわけだよねえ」
「普通ですよ」
「普通?」
「はい」
「どんなふうに普通なのかな? たとえば色が紺色で、下のところが短いスカートタイプになってる旧式のスクール水着とか」
「どちらかという競泳水着タイプだと思うけど。色も水色です」
「おお、そっちか。珍しいな。ぜひ見てみたいな。詩織ちゃんのスクール水着姿」
「えっ」
「一足早く夏気分を味わうためにもさ。授業があるってことは、もう用意してあるでしょ」
「いちおう……あります」
「だったらさ」
「でも……」
「着がえてくれないと、次はゲームセンターで詩織ちゃんと一日中プリクラを撮りまくるよ」
「もう」
 詩織ちゃんがちょっと口を尖らせる。すぐにくすっと笑ってくれた。
「そんなにいっぱい撮ってどうするつもりなんですか」
「もちろん詩織ちゃんとの思い出に専用のノートに全部貼っておくよ」
「たくさんノートが必要ですね」
「詩織ちゃんも携帯に貼ってよ。よく中学生の女の子とかが携帯に付き合ってる男の子と撮ったプリクラを貼ってたりするでしょ。どうせだからおじさんとキスしてるプリクラを撮ろうか」
 詩織ちゃんは、苦笑気味に小さく首を横に振っていた。
「じゃあ、着がえてくれる? 水着姿に」
「んー……」
 詩織ちゃんが指先を口もとに当てて考えていた。どこか思わせぶりな感じだった。
 もったいぶっているなと私は直感していた。
「ちょっと待ってくださいね」と言って、椅子から立ち上がった詩織ちゃんが画面から消えた。

 しばらく画面の前で待つ。
 主のいない部屋の様子が映っていた。窓のカーテンはしっかり閉まっていた。服を脱ぐ衣擦れの音がスピーカーから聞こえてきた。
「……着替えました」
「うほっ!!」
 スクール水着に着替えた詩織ちゃんがふたたび画面にあらわれた。
 水色というよりもまだ明けたばかりの空に似た群青色だった。パッと見、厚手のレオタードにも見える。光沢のあるナイロン生地の表面、右の胸元から左腰にかけてたすきのような斜めの白い線があって、スタイリッシュなデザインだった。競泳水着タイプだけあって肩紐はけっこう細い。
「これはまたスタイリッシュな水着だね」と話しかけた。
 一般的なスクール水着のイメージとはやや違った。それでも体に密着する衣装であることに変わりはない。機能性を重視して選ばれたのだろうと考えた。
「あんまり見ないでくださいね」
 両腕を後ろで横にして、水着モデルみたいな立ちポーズをしてくれる。かすかにはにかんでいた。
「どうして。とてもよく似合ってるよ」
「ほんとうですか?」
「うん。スタイルがいいから詩織ちゃんはほんとなんでもよく似合う」
「またそんなことを言って私を困らせるんですね」
「それだけ詩織ちゃんが特別な存在だからだよ」
「ずるい」
 ちょっと体を捩る。画面の詩織ちゃんは顔を赤くして、水着の肩にかかるストレートの髪を片手で背中に払う仕草をした。
 その仕草がまたとても初々しくて、男心をくすぐられた。
(ムフフ。またあんなピュアな顔をして。もう私の言う通りなんでも着がえてくれるな)
 車で乳首をしゃぶってマンコを弄りまくったのが効いてると思った。一回、スカイプで裸になっているせいで着がえる抵抗が薄れているのだろう。
 両手を股間のところに置いてもじもじしている詩織ちゃんの横顔が私の視線を意識していた。
「それで水泳の授業を受けるんだよね」
「はい」
「男子に見られるでしょ、当然」
「みんなもいるし。あんまり気にしてません」
「ふむ。さすが勉強熱心だね。授業は一緒でも男女は別々かな」
「体育は普通そうですよね」
「まあね。見られてると思うよ。とくに詩織ちゃんは学校のアイドルだからね。ヤリたい盛りの男子が見ないわけがない」
「やだ」
「ちょっと肩紐をずらしてごらん」
「……」
 詩織ちゃんが無言で、肩を動かして右肩の紐を腕から外してくれた。
「そっちのほうも」
「……」
「いいね。ぐっと色っぽくなった」
 詩織ちゃんの目元がぽぅっと赤く染まる。視線をわずかに泳がせた。
 スクール水着の肩紐を両方とも外したせいでちょうどチューブトップのようになっていた。左右の脇下で、外した肩紐の輪が耳のように垂れていた。
「ハアハア。鎖骨のラインがすごく綺麗だ」
 本当に綺麗だった。透けるような色白の窮屈そうな胸元に目を奪われた。
「足のところを持って上に引っ張って」
「ああ……はずかしい」
「もっとだよ。もっとぐーっと、生地が伸びるまで頑張ってごらん。詩織ちゃんの長い脚がさらに長くなる」
 いつかブルマでしてくれたように水着の脚を通す部分を両手で持って上に引っ張ってくれる。
 群青色の生地が立体的な股間に食い込んでいた。ムンムンとマンコの陰影が浮かぶ。横から赤い毛がはみ出して見えた。
「ハアハア、いいハイレグだね」
「んんっ」
 詩織ちゃんが目を閉じた。
「水泳の授業もその格好で出ればいいよ」
「だめっ。絶対できません」
「今日はノーブラで登校してくれた?」
「っっ……!!」
「その顔はしてくれたんだね。詩織ちゃんはほんと素直ないい子だね。それでどんな気分だった? 学校をノーブラで過ごしてみて。男子に気づかれたのかな」
「しらないっ。○○さんが言うから」
「ムフフ。えらいよ。それでこそ詩織ちゃんだ。どうせだから男子の前で制服をめくって下乳ぐらい見せてあげればよかったのに」
「はあ、はあ。もうへんなことをさせないで」
「でも、興奮したでしょ? ノーブラで授業を受けたりして。手を上げたときに、隣から脇と一緒に横乳を見られたかもね」
「してない。見られてません」
「どうかなぁ。詩織ちゃんは意地っぱりだからなぁ。ほんとは制服の乳首を立たせてたんじゃないの」
「ちがいます。私は○○さんの言う通りに」
 詩織ちゃんが怒ったように横を向く。頬に赤い髪がかかっていた。悔しそうに唇を噛み締めていた。
 両手で引っ張って食い込ませている水着の股間がじんわりと濡れてきた。
(また子供マンコを濡らしてる。詩織ちゃん、やっぱりノーブラで登校して興奮したんだな)
 私はそう直感した。
 詩織ちゃんがムキになって否定すれば否定するほど、ノーブラで授業を受けて興奮したという推測が真実味を帯びてくる。
「ハアハア、ごめんよ。詩織ちゃん。機嫌を直してこっちを向いてよ」
 私はヘッドセットを通して謝ってとりあえず彼女をなぐさめた。
「次に間違ったことを言ったら、私、本気で怒りますよ」
「わかった。ごめん。このとおり。もう言わないからさ」
「本当ですか」
 こっちを向いた詩織ちゃんは、ちょっと首を斜めにして潤んだ瞳で私を見た。

「あれしようか」
「……」
「ほら、黙ってないで準備して」
 詩織ちゃんが後ろのベッドにためらいがちに腰を下ろした。
 そこにあったバナナを両手で持つ。ライブチャットがはじまった時に用意してもらっていた。
「新鮮なバナナだ。まずはそのバナナの皮を剥くのからはじめようか」
「○○さん、待って。ほんとうにしないとだめですか」
「ふむぅ? またなの? このまえも同じことを言ったよねえ」
「だって」
「詩織ちゃんらしくないな。詩織ちゃんはどんなことも真剣に取り組む女の子だろ?」
「それは、みんなが勝手に私のイメージを」
「バナナだよ、バナナ。べつに本物のチンポじゃないよ」
「そうだけど……」
「これも立派な大人になるための勉強だ。さあ、皮を剥いて剥いて」
 私がせかすと画面の中で大きなため息をついていた。背すじを伸ばした姿勢で、視線をわずかに伏せる。スクール水着の体にためらいが見えていた。
 左手に持ったバナナの皮を、右手の指先で丁寧に剥いた。
「いいよ。バナナにキスをしてごらん。おっと、目はこっちを見ながらだよ」
「んっ……」
 詩織ちゃんが私の指示を聞いて、やや反っているバナナに唇を当てる。潤んだ愛くるしい瞳でパソコンのカメラを見ていた。
「次は舌を出して、表面を舐め舐めしてみようか。そうそう。いいよー。もっと舌を出してソフトクリームを舐めるようにね」
「あんっ、ふぅ、ぺろ……れろっ……」
 ピンク色の可憐な舌をわずかに出して、詩織ちゃんがバナナのへりを控えめにペロペロと舐める。まるで子猫がミルクをすするような仕草だった。バナナなのに本物のペニスを舐めるような緊張があった。
「下から上に沿うように舌を這わせて」
「はあん……ちゅ、れろっ、ぴちゃ」
「いまどんな気分?」
「……んっ、いえない」
「大好きな幼なじみのチンポを舐めてるのを想像してごらん」
「だめぇ、へんなことをゆわないで。ああん」
「ふふっ。純情だなぁ、詩織ちゃんは。それならおじさんのチンポを舐めてるイメージだ」
「はあ、んっ、れろっ……」
「どう、頭がぼーっとしてくるでしょ」
「んあ……わ、わからない。はうっ、ぺろっ……」
「そのままカメラを見ながら、詩織のフェラチオは気持ちいいですかって言ってごらん」
「……ああん。○○さん、詩織のフェラチオは気持ちいいですか?」
「ムフフ。最高だよ、詩織ちゃん。まるでいやらしい女子高生のフェラチオみたいだ」
「ああ、はずかしい」
 きらめき高校のスクール水着姿で部屋のベッドに座って、持ったバナナを舐めている詩織ちゃんが耳の先まで赤くなる。愛くるしい瞳がさっきよりかなり潤んでいた。恥ずかしそうに伸ばした舌でバナナのカーブをなぞってずっと舐めている。スクール水着の肩をずらした格好がとくにいやらしかった。
「詩織ちゃんはやっぱり頭の回転が早いね。さすがきらめき高校のスーパーアイドルだ。すごく飲み込みが早い」
「やだ。こんなことだめなのに」
「ハアハア、でも、女子高生ならみんなしてるよ。クラスの友達もね」
「ああ、ほんとうですか」
「もちろんだよ。もしかしたら詩織ちゃんの大好きな幼なじみもライバルの沙希ちゃんや魅羅ちゃんに秘密でしてもらってるかもしれないな」
「うそです。そんなはずありません」
「わからないよ。高校生だしね。男はみんなエッチに積極的な女の子が大好きなんだよ」
 詩織ちゃんが眉を斜めにしてすごく悲しそうな顔をする。「うう……信じられない」と辛そうな声で言った。
 しっかりしてそうで、詩織ちゃんは幼なじみのことが絡むと案外脆いところがあるなと思っていた。容姿も性格も完璧の女の子が、恋に臆病な女の子になる。
「みんな大事なことは秘密にしてるからね」
「○○さん、私……」
「大丈夫だよ。心配しなくても詩織ちゃんもフェラチオやセックスが得意な女子高生なって、幼なじみを見返せばいいだけだしね。そのためにもわかってるね?」
 詩織ちゃんが無言でうなずいていた。邪気のない瞳で私を見ている。
「それじゃ、バナナを先っぽから口に咥えてみようか。噛んじゃだめだよ。その小さいお口で、おじさんのチンポをいたわるつもりになって、とびっきりいやらしい顔をしてごらん。詩織ちゃんは援助交際しまくりのエッチな女子高生になりきるんだ」
「ああん……はむぅ」
 右手の指先で垂れかかる髪を耳元に色っぽくかきあげて、左手に持ったバナナを両目を閉じてかっぽりと口に含む。純情優等生の詩織ちゃんが上品な唇でフェラチオの輪を作っていた。
(おおっ! 詩織ちゃんがフェラチオ顔!!)
 たまらず股間の物を握り締めた。バナナで擬似フェラチオをしている詩織ちゃんに釘付けになる。もちろんこの様子も録画モードで録画していた。そのことを詩織ちゃんが知るはずもない。
「ハアハア、映画で見たみたいに首を使って顔を前後に動かして。舌を絡めて動かすのも忘れたらダメだよ」
「んっ、んっ、ふむぅ」
「そうそう、うまいよ。ぐちゃぐちゃのいやらしい音がしだした。赤い髪がさらさらに揺れて可愛いね。思いっきり頬を窄めて、たっぷりと唾を出して」
「んじゅっ、じゅるぅ、じゅちゅっ……」
「いいよ、すごくそそられるおしゃぶり顔だ。詩織ちゃんなら学校で最高のフェラ美少女になれる。見てるだけで、おじさん射精しそうだよ」
「はむぅ、んんっ、ああむっ」
「もっと奥まで咥えて。喉の一番奥にバナナの先っぽを感じるんだ。大人なら出来るはずだよ」
「んんーー、むぅ、むぅぅぅ!」
 私のレクチャーに従う詩織ちゃんが半分ほど口に咥える。バナナの幹周りに唇を巻きつけていた。息ができないみたいに顔を真っ赤にして苦しそうな顔をした。
「苦しい? 可愛いお顔の鼻が広がってるよ」
「ふうー、んんー!!」
「まだ我慢だよ。限界まで我慢だ。男の人は、その詩織ちゃんの苦しそうな顔でも興奮するからね」
「ううっ、ううむぅ」
「ハアハア、いい表情だ。スカイプでここまで頑張ってくれる女の子は詩織ちゃんがはじめてだよ」
「はあん、んんっ、んむぅぅ」
「えらいよ、詩織ちゃん。フェラチオの苦しさがわかったかな。これなら次に会ったときは問題なくおじさんのチンポをしゃぶれそうだね。一旦バナナを出していいから、おじさんを誘うつもりなって、早く詩織のお口におじさんの濃いザーメンをいっぱい出してっておねだりしてごらん。それができたら合格だよ」
「んん、んむぅ、ちゅぽっ……はあ、はあ……○○さん、早く、詩織のお口に濃いザーメンをたっぷり出して」
 わずかに呼吸を乱し、詩織ちゃんが疲れた様子でそう言った。濡れた視線にあふれる罪悪感を漂わせている。バナナの半分はすっかりふやけていて、唇といやらしい唾液の糸で繋がっていた。
「ハアハア、今度こそおじさんのチンポをおしゃぶりしてくれるの? もう逃げたりしないのかな? もしYESなら、バナナを舐めながらおじさんのチンポでフェラチオの勉強をさせてくださいって言ってみて」
「……はあ、はあ……○○さんのチンポでフェラチオの勉強をさせてください……私、最後までがんばります」
 泣きそうな声で、詩織ちゃんが大胆に舌を伸ばして横からバナナをペロペロと舐めた。

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