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2.モデル撮影

アクセス数: 680

作者:ブルー

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 ホテルの部屋に入ると、男は急いで撮影機材をセットした。
 ベッドの手前に南を立たせて「じゃあ、制服姿から撮影させてね」と言った。
「あれ、ビデオも撮るんだ」
「記録用にね」
「記録……?」
「ほら、南ちゃんと出会えた記念に残しておきたくてさ」
「ふーん……」
「制服姿が可愛いね。すごく似合ってるよ」
「あ、ありがとうございます」
「緊張しなくていいからね」
「はい」
「南ちゃんって彼氏いるの?」
「いませんよ、南」
「もったいないなー。こんなに可愛いのに」
「そうかな」
「よく告白とかされるんじゃない」
「まあ、そこそこ」
「そこそこってことはないでしょー。あんがい男と付き合ったことないとか」
「それは秘密なんだぞ」
「お、その様子はもしかして処女?」
「もう、しらないっ」
「いいね、その感じ。女の子は清純が一番だよ。南ちゃんはモロにおじさんのタイプだよ」
「おだてても何も出ないんだぞ、南」
 男はしきりに南に話しかけながらカメラのシャッターを切った。
 後ろ向きや横向きの指示をして、南の制服姿を360度まんべんなく撮影する。
「制服のスカートをちょっとだけたくしあげてみようか」
「えっ!?」
「どうしたの? スカートをめくるだけだよ」
「めくるだけって、南」
「南ちゃんと同じぐらいの女の子はみんなしてくれるよ」
「でも……」
「モデル代に5万円も払うんだしさ。それぐらいサービスしてくれないと」
「……」
「早くしないと、いつまでも撮影が終わらないよ」
「わかりました」
 南はスカートの裾を握るとゆっくりとたくしあげた。
「おお、いいよー、その表情。白いパンティが超可愛い」
「……」
「そのまま動いたらダメだよ。写真撮るからね」
「は、はい」
「浅倉南ちゃんのパンチラ写真だ。こいつは売れるぞ」
「……」
 男は南が逆らえないのを良いことに、すぐ近くにまで寄ってカメラを構えて撮影した。

※イラスト『月夜のリボン』さん

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