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4.こんな悪ガキはいやだ

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「こんな藤崎詩織はいやだ」を発売中(note:500円)

作者:ブルー

 朝方に降った雨もあがった日曜日。
 俺は参考書と筆記用具を手に詩織の家に行った。
 といってもすぐ隣だけど。

 チャイムを押すと、咲きはじめたコスモスのような笑顔で詩織が玄関から出てきた。
 オレンジ色のタンクトップに陸上部が履くような赤いラニングパンツを履いている。ヘアバンドは黄色だ。
 家ではかなりラフな格好をしている。
 学校のやつらは知らない。幼馴染だからこそ見られる特権だ。
「いらっしゃい。お昼は食べた?」
「さっきラーメンを」
「またインスタント? いってくれれば用意したのに」
「飯まで世話になるわけにはいかないよ」
「ほんとうは私の料理が食べたくないだけだったりして」
「まさか。詩織は料理も完璧だろ」
「パパもママも出かけてていないの。飲み物を入れるから先に私の部屋にあがってて」
「おじゃましまーす」
 玄関で靴を脱いで階段をあがる。

 詩織の部屋のドアを開けた。
「あれ、おまえ」
 部屋に近所の子供のマセ吉がいた。
 たしか小学5年生だったと思う。
 汚れたTシャツに半ズボン姿で、頭の後ろで指を組んだポーズをしている。
 はなたれ小僧の悪ガキだ。かなりマセてて、公園でよく同世代の女児のスカートをめくって遊んでいる。
「どうしてここにいるんだ?」
「いたら悪いのかよ。おまえこそなにしに来たんだ」
「あいかわらず口が悪いな。また面倒をみるようにたのまれたのか」
 父子家庭で父親は長距離トラックの運転手をしている。
 複雑な家庭事情が、かえって詩織の母性本能をくすぐるのかもしれない。
 父親の仕事が忙しいときには、たまに勉強を見たりしている。
(予定がくるったな)
 ひそかにこのあいだの続きができるのではないかと期待していた。
 邪魔者がいたらむずかしい。
「ゲームを貸してやるから友だちの家に遊びにいってこいよ」
「やだね」
「勉強するより楽しいだろ」
「オレを追い払って詩織おねーちゃんと二人っきりになるつもりなんだろ。そうはさせないぞ」
「高校生はひまじゃないの」
「おねーちゃんはオレのお嫁さんになるんだからな。おまえなんかに渡すもんか」
「ほんとマセたガキだな」
「童貞くせー。ぜんぜん釣り合ってないし」
「調子にのるなよ」
 ふてぶてしい態度にムカついて、頭を軽く小突いた。
 ドアが開いて、ジュースの入ったグラスをトレーに載せて詩織がもどってきた。
「あいつが頭をぶった」
 マセ吉のヤツ、走って詩織に抱きつく。
 ちょうど胸の位置に顔をうずめている。
 不可抗力でおっぱいのふくらみを味わう高等テクニックだ。
「小さい子をいじめたらダメよ、なおと」
「生意気な口をきくのが悪い」
「小学生相手に同じレベルになってどうするのよ」
「だいたいおおげさなんだよ」
「だいじょうぶ、マセ吉くん? よしよし、もう泣かないで」
「どうせウソ泣きだろ」
 あんぐらいで泣くようなタマか。
 詩織は子供に甘い。
 そんなことだからマセ吉がつけあがるんだ。
「二人とも冷えたジュースを飲んで仲直りをして。なかよく勉強をしましょう」
 俺が悪者にされた気がしたけど、詩織にそういわれたらしかたない。
 床に置いたテーブルを囲むように三人ですわる。
 英語の参考書を広げて勉強をはじめた。
 ・
 ・

「この問題、ぜんぜんわかんないや」
「これは底辺と高さをかけて面積をもとめるの」
「詩織おねーちゃん、おしえるのうまいね」
「ずーっと、だれかさんの家庭教師をしてきたおかげかしら」
 右手に持ったシャーペンを振り子のように動かしながら、愛くるしい瞳で俺を見る。
 たしかに詩織は勉強を教えるのがうまい。
 将来は良い先生になれる。
 それよりも気になったのは、詩織が着ているオレンジ色のタンクトップだ。
 サイズが大きめで胸元にかなり余裕がある。
(自分の部屋だからって警戒心がゆるすぎだろ)
 たわわな横乳がはみ出していて、マセ吉がチラチラと覗き込んでいる。
「どうしたの、なおと。勉強に集中できてないみたい」
「べ、べつに」
「先週、授業で習った英語の文法をマスターしないとダメよ。来週は小テストがあるんだし」
「この単語はなんだっけ。辞書を貸してくれ」
「ふふ、へんなの」
 マセ吉に胸を見られているのに気づいていないらしい。

「暑くて死にそう」
 マセ吉がぐだるようにテーブルに突っ伏した。
「ごめんなさい。クーラーが壊れてて」
 詩織がもうしわけなさそうに謝る。
 部屋の窓を全開にして扇風機が回っている。
 それでもすわっているだけで汗がにじむ。
「ねえ、プールに行こうよ」と、マセ吉がいった。
「いまから?」
「詩織おねーちゃんの水着姿を見たいし、へへへ」
(勉強をサボりたいだけだろ)
 心の中でツッコミを入れた。
 俺も詩織の水着姿は楽しみだ。
 去年、プールに行ったときは、ちょっと大胆なビキニ姿をしてておどろかされた。
 ほかの客たちの注目の的になっていた。
「水着を買ってないし。今日中に算数ドリルを終わらせる約束でしょ」
「えええー。熱中症になる」
「まだ10ページちかく残ってるわよ」
「シャワーぐらい、いいよね。体中、汗でベトベト」
 マセ吉の額には大粒の汗が浮かんでいる。
 子供で体温調節が苦手というのもあるかもしれない。
 詩織のタンクトップも汗を吸って色が変わっていた。
「そうねえ、熱中症はこまるわね。すこしは涼しくなるかもしれないし」
「詩織おねーちゃんもシャワー行こうよ」
「私もいっしょに?」
「汗をながして、さっぱりしたほうが勉強に集中できるよ」
「どうしようかしら」
 詩織がこちらをチラリと見た。
 シャーペンの頭を口元に当てている。
 いつかと同じだ。
 嫌な予感がした。
「いいわよ。いったん休憩してシャワーを浴びましょう」
「ちょっとまてよ、詩織」
 立ち上がった詩織を引き留めた。
「どうしたの? 急にあわてたりして」
「どうしたのはこっちだ。そいつとシャワーを浴びるつもりか」
「あー、もしかしてやきもち?」
「じゃなくて、まずいだろ」
「マセ吉くんはまだ子供よ」
 俺の心配などまったく意に介さない様子だ。
 詩織にとっては銭湯で子供が女湯に入る感覚かもしれない。
 マセ吉はその辺の小学生とはわけがちがう。目つきからしてエロい。
「へへへ、こんなやつほっとこうよ。詩織おねーちゃんとお風呂に入れるなんてラッキー」
 おもちゃ売り場を目の前にした子供のように詩織の手を引いてせかしている。
 なにかエロいことをたくらんでいる。
「なおとはおとなしく勉強してまっててくれる。覗いたりしたらダメよ」
 詩織はマセ吉と部屋を出て行った。
 ・
 ・

「クソ。マジかよ」
 部屋に一人で残された俺は愚痴が止まらない。
 おちついて勉強ができるわけがない。
(俺だって詩織とシャワーを浴びたいのに)
 このあいだ目にした詩織の裸が浮かぶ。
 芸術作品のような裸体を、近所の子供に見られるかと思うと無性に腹が立つ。
 詩織も詩織だ。エロガキの怖さをまったくわかっていない。
(力も詩織のほうが強いし大丈夫だとは思うけど……万が一ってことがある)
 詩織のことが心配だった。
 普通にシャワーを浴びて終わるわけがない。
 子供の立場を最大限利用して、風呂場でも甘えるはずだ。
 
 部屋を出て、足音を消して階段を下りる。
 脱衣所の前までくると、ドアを1/4だけ開けた。
 奥から水の流れる音が聞こえる。
 すりガラスに、シャワーを浴びている詩織のシルエット(後ろ姿)が映っていた。
 すぐ横には小柄なマセ吉の姿もある。
 すりガラスの目が細かいので、鼻の下を伸ばしてデレデレとしているマセ吉の顔もだいたいわかる。
 股間がギンギンに勃起している。
(俺のよりでかい??)
 軽くショックだ。
 俺が平均以下というのもあるが、男として負けた気がする。
「シャワーが気持ちいいわ」
「ぐへへ。眺めが最高」
「マセ吉くんは浴びなくていいの?」
「オレはあとでいいよ」
「へんねえ。あんなに暑い暑いっていってたのに」
「勉強のお礼にオレが詩織おねーちゃんの体を洗ってあげるよ」
 最初からそれが狙いだったのだろう。
 マセ吉がとんでもない提案をした。
(詩織の体に触りたいだけだろ! OKするなよ)
 心の中で警告した。
 下手に声を出すと、覗いていることがバレてしまう。
「自分で洗うからいいわよ」
「遠慮しないでよ。水くさいな」
「マセ吉くんがそこまでいうなら……」
「そうこなくっちゃ。まかせてよ」
 マセ吉の声がはずむ。
 たぶん子供の親切心を断って傷つけたくないと考えたのだろう。
 思いやりのある詩織らしい。
 まんまとヤツの術中にはまった。
「まずはボディーソープをたっぷり手につけて泡立ててと」
「もしかして手で直接なの」
「そうだよ。そのほうが丁寧に洗えるでしょ」
「でも……」
「こういうの得意だし。詩織おねーちゃんはじっとしてて」
 すりガラス越しに、マセ吉が後ろから詩織に抱きついた。
 身長差があるので、背中にしがみつくという表現がちかいかもしれない。
 そのまま両手で詩織の胸を掴んでモミモミと洗う。
「へへへ、まずはおっぱいから」
「やだ……マセ吉くんの手が私の胸に……」
「大きくてやわらかいね。やっぱり小学生とはサイズがちがうや」
「なんだか……手つきがいやらしい気が……」
「普通だよ。動いたら洗いにくいよ」
「だって……くすぐったい……あ、あん……」
「乳首をコリコリと」
「んっ……そこは……」
「あれれ、たってきたよ。おねーちゃんの乳首」
「体が勝手に……」
 胸を掴まれた詩織が腰をよじるように体を曲げる。
 マセ吉のペニスが詩織の太腿裏に当たっていた。
 擦りつけるように動かす。
 もし身長が同じぐらいだったら背後から挿入されていただろう。
 それぐらい危うい。
(もしかして……マセ吉に胸を揉まれて感じているのか……)
 こうもあっさり詩織のガードを突き崩すとは。
 小学生のエロパワーを舐めていた。
 目の前にある洗濯カゴの中から、小さいリボンのついた純白のパンティーを手に取る。
 スーハ―スーハ―と臭いを嗅いだ。
 濃密な詩織の匂いがした。
 ズボンを下げて、夢中になって右手でシコシコした。
「もう十分よ、マセ吉くん……そろそろおわりに」
「こっちがまだだよ」
 マセ吉の右手が下に移動する。
 両脚の付け根に触れた。
「あっ、ああーーん!!」
「おかしいな。詩織おねーちゃんの大事な場所がヌルヌルだよ。これは水じゃないよね?」
「んっ、ああっ……だ、だめぇ……」
「すごく熱くなってるね。指で上下に擦ってあげる」
 ほんのわずかだがクチュクチュと音が聞こえてきた。
 詩織は片方の膝を内側にして必死にガードしている。
 立っているのも辛そうだ。
「あんっ……!!」
 右手を口もとに当てて、それ以上声が出ないように押さえた。
 高校生の詩織が小学生のマセ吉に完全に翻弄されている。
「詩織おねーちゃんの体がビクビクしてる。もしかして感じてるの?」
「ち、ちがうわ」
「ホントかな。泡を増やして、もっとよく洗ってあげるね」
「はぁぁ……へんな気持ちになっちゃう……」
「オレ、知ってるよ。女はここが一番感じやすいんだよね」
 マセ吉が左手で乳首を摘まみながら、右手で詩織の股間を刺激している。
 じょじょに詩織の腰の位置が下がる。
 すぐ後ろでは隙あらばとマセ吉のペニスが狙っている。
(あいつ、このまま詩織と最後までするつもりか)
 全身の血が一気に沸騰した。
 浴室で、マセ吉に処女マンコを犯されている詩織の姿を妄想した。
 パンティーを使ってシゴキを加速する。
 自分でも信じられないぐらい大量に射精した。
「はぁはぁ……体に力が入らない……」
「へへへ、あとちょっと。お尻をもっとこっちに向けてよ」
 興奮したマセ吉が背伸びをするようにしてペニスを近づける。
 たぶん先っぽが詩織の割れ目に当たった。
「なにをするつもり」
「高校生なのにしらないの? すごく気持ちいいことだよ」
「ダメだわ。これ以上は」
 さすがに身の危険を感じたのか、マセ吉の腕を振りほどいて詩織が浴室を出てくる。
 俺はいそいでその場をはなれた。

 ・
 ・
 ・
 赤い顔をした詩織が部屋にもどってきた。
 マセ吉は二へへとしたオヤジ臭い顔で手を繋いでいる。
 以前からかわいげのないガキだと思っていたが、いまは死ぬほど憎たらしい。
「あれ、まだいたんだ。帰ったかと思ったのに」
「なんだと」
 ゆるされるならグーで殴ってやりたい。
「ねー、詩織おねーちゃん」
「……」
 詩織はぼーっとしている。
 まだ心ここにあらずといった雰囲気だ。
 近所の小学生に体中を触られた直後なので無理もない。
「あー、さっぱりした。シャワー気持ちよかったよね」
「そ、そうね……」
「今度はお泊り会しようよ。とーちゃんが仕事で留守だからさ」
「え……」
「いいよね? オレが詩織おねーちゃんの部屋に泊まりにに来ても」
「……どうする、なおと?」
 詩織が俺を見て確認してきた。
(お泊り会!? つぎは詩織の寝込みを襲うつもりか??)
 夜中に一人で眠れないといって詩織のベッドに潜り込んで……。
 さっきの様子だと詩織は強く拒めない。
 で、着ているパジャマや下着をどんどん脱がされて……。
 ベッドで、小柄なマセ吉に襲われている詩織の姿がリアルに想像できた。
 泊まりなら朝まで時間はたっぷりある。
「ダメだダメだ! 断固反対!!」
「ふふっ。どうしたの、そんなにムキになったりして」
「猿にリンゴ農園の警備をまかせるのも同然だろ」
「1日あずかるだけよ。部屋だってべつだし」
「とにかくあぶなすぎる。親戚の家に泊まりにいけばいいだろ」
「だって、マセ吉くん」
「えええーー、そんなあ。詩織おねーちゃん」
 あきらめきれない様子でマセ吉が駄々をこねる。
 よっぽど泊まりにきたいらしい。
 いい気味だ。
「ごめんなさい。なおとのいうことは絶対だから」
 きっぱりと告げて俺はホッとした。
 こうなると詩織の意思はダイヤモンドよりも固い。
 とりあえず危機は回避された。

 マセ吉が帰ったあとで、今後はアイツの面倒をたのまれても断るように詩織にいった。
「泊まりに来るのを断って安心した?」
「気をつけろよ。最近の小学生を舐めてると痛い目を見るぞ」
「はーい」
「なんだよ、やけに素直じゃん」
「さっきのなおと、アワアワしててまるで子供みたいだったわよ」
「悪かったな」
「かわりになおとが私の部屋に泊まりにくる? ……昔はよくきてたでしょ」
「いいのか?」
「なーんちゃって。びっくりした?」
「ちぇっ。またかよ」
 いつものように最後は詩織にからかわれて終わった。
 ポケットに詩織のパンティーを入れたままだったのを思い出したのは、自分の部屋にもどった後だった。

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