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2018年03月06日
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向上編
 文章を書いていると、もっと上手くなりたいなと思うはずです。
 どうすれば今よりも上達できるのか?
 底辺を這いずり回っている素人のアドバイスです。

1.反省を次回作に生かす
 はじめての作品が完成したら次の作品を書く前に反省点を洗い出すべきです。
 一番いいのは他の人に読んでもらって批評してもらうことです。それが不可能な場合は自分で悪い箇所を見つける必要があります。
 経験上、持って生まれた感性はどうしようもないですが、技術的な問題であれば時間をかければ必ず改善します。2~3作ぐらいまでは上達のための練習だと割り切って書きましょう。とくに3章で説明した文章の基本作法はマスターすべきです。
 具体的には2作目では、プロットにより時間をかけると良いでしょう。
 下準備編では、小説製作のプロセスを重視してあっさりバージョンで説明しましたが、実際はもっと詳細を詰めるべきです。
 例えばその時の服装や部屋のインテリアなど、登場人物が何を見て何を感じたかなどの心情まではっきりと記しておきましょう。
 それを1話目~オチまで全て書いてから文章を書き始める作業に入ってください。
 プロットの時点で細部を詰めることで結果的に作業時間の短縮+ストーリー上の整合性を把握することが出来ます。
 以下は新たにプロット1のファイルを作って、そこに1話目のプロットを詳しく書いた例です。

 納得がいくまでプロットの記述を増やしてください。


2.プロの作品を読もう
 ただ闇雲に文章を書いていても必ず上達するわけではありません。
 毎回似たような作品でいつも書いているような文章を繰り返しているのであれば成長ははぼゼロです。
 停滞を感じたらプロの作品を読むと良いでしょう。
 良い作品を読む事は、窓を開けて頭の中の空気を入れ換えるのと似ています。とくに友人に思わず紹介したくなるような良作と出会った場合には、長編を書き切ったのと同じぐらい経験値アップの効果があるでしょう。
 そういう作品の中から、語彙・台詞の言い回し・描写のテクニックなど、どこが良かったのか、良かった箇所を書き出してみてください。少なくとも意味のわからなかった単語は調べるようにしましょう。きっと身になるはずです。
 あと、これまで手に取ったことのない作者の本を読むことで化学反応的にアイディアが浮かぶ事もあります。
 理想は、書き終えてから作品を読む、1冊読み終えたらまた書くの繰り返しです。
 どの本を読めばいいかわからない場合には、有名作家のデビュー作を読んでみるのも良いかもしれません。変にしゃちほこばっていなくて、文章全体に新鮮さ(若さ)が溢れていると思います。
 注意しなければいけないのは、読んだ作品に文章を引っ張られ過ぎないことです。
 とくに書いている途中で良い小説に出会うと、思わずその小説と似たような作品を書いてしまう傾向があります。そういう場合はオリジナリティが損なわれているので、はじめから頭をリセットして書き直す方がベターです。


3.魅力的なキャラクターの作り方
 魅力的な小説には必ず魅力的な登場人物(キャラクター)が登場します。
 とくに近年隆盛を誇るライトノベルでは、登場するキャラクター(主にヒロイン)の重要性が増しています。
 下手をすると登場するキャラクターによって作品の成否が左右されると言っても過言ではありません。
 それでは魅力的なキャラクターとは、どういったキャラクターなのでしょうか?
 おそらくこの質問に正確に答えられる人は少ないと思います。それぐらい魅力的なキャラクターを意図的に作るのは難しいです。
 例えば、容姿端麗で勉強も運動も出来て家柄も名門で性格も優しいと、ポジティブな要素ばかりを並べたヒロインがいたとして魅力的と言えるでしょうか?
 答えはNOです。まずそんな登場人物はウソっぽいですし、読者に作者の発想力はこの程度かと見透かされてしまいます。(ただし、人は見た目が9割なのでマンガやアニメのように画がある場合は許されます。顔だけ可愛い某タレントのように……)
 大事なのは、欠点と一貫性です。
 どちらが欠けてもキャラクターが薄っぺらくなってしまいます。
 個人的にうまいなと思うのが、高橋留美子の『うる星やつら』です。
 主人公の諸星あたるは、外見は普通、家も一般家庭、勉強は出来ないが運動神経と行動力は抜群で特技はガールハントという高校生です。
 これだけでもおよそ漫画の主人公とは思えないスペックです。
 さらに、女好き・平気で友達を裏切る・見境がない・節操がない・幼児もフライパンで殴るなど、欠点だらけです。
 メインヒロインのラムも多くの欠点の持ち主で、容姿こそかなりの美少女ですが、宇宙人で角が生えている・嫉妬深い・味覚が狂っている・暴力的、と、なっています。
 その他にも登場するキャラクターはすべてなんらかの欠点を持っています。
 欠点だらけの諸星あたるが毎回トラブルの中心になって物語が進行することで、『うる星やつら』は80年代を代表するギャグ漫画として大ヒットしました。
 これと似たようなキャラクターを配置しているのがライトノベルの『この素晴らしい世界に祝福を!』です。
 主人公の佐藤和真は、容姿や能力は平均以下ですが、作中で”クズマ”と呼ばれるほど欠点の持ち主です。
 ヒロインの、アクア・めぐみん・ダクネスも負けず劣らずの欠点を抱えています。
 作者が意図的にキャラクターに欠点を付与したのはあきらかです。
 そのおかげで既存のライトノベルにはない個性が生まれ、物語がいい意味で読者の予想を裏切る展開へと進んで多くのファンを獲得しました。
 他でも社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』の登場人物も、碇シンジ=繊細・臆病、綾波レイ=無口・希薄、アスカ=プライドが高い、など、あたかも欠点がキャラクターのアイデンティティのようになっています。
 このように欠点(=困難、を克服しようとする姿or超越する姿)がスパイスとなってキャラクターを魅力的にし、物語の創造性を高めているのです。

 次に大事なのは一貫性です。
 スターウォーズに出てくるダースベイダーは、映画史上最も魅力的な悪役の1人ですが、もしダースベイダーが話によっていい人だったり悪い人だったり、もしくはたまに反乱軍に優しかったりしたら観客はどう思うでしょうか?
 作品がコメディ映画だったら面白いと思うかもしれませんが、スターウォーズを見ている観客はがっかりするか、しらけてしまうと思います。やはりダースベイダーは一貫して主人公の障害となる敵役であるべきです。
 登場人物の行動や思考に一貫性があると、読者は登場人物の行動を予測したり納得したりして共感を深める(共感作用)ことが出来ます。
 書き手がどうしようか悩んでいると、登場人物の行動までぶれてしまいます。そうならないようにプロット段階でよく練ってください。
 ただし、物語の山場での大きな出来事をきっかけ(転機)に登場人物の考えなどが変わる場合は話は別です。
 例えば、それまで自殺願望のあった少年が旅先での出来事をきっかけに前向きに生きる道を選ぶというパターンは大いにありだと思います。

4.キャラクターの魅力を引き立てるギャップ
 いまではギャップ萌えという言葉がある通り、ギャップがあるキャラクターは魅力的です。
 例えば、ボーイッシュで普段はさっぱりしているヒロインが、たまの私服でスカートを履いて女の子っぽい一面を見せるような。ギャップとはそういう意外性の事です。
 ギャップは少女マンガではもはや定番中の定番です。
 オラオラ系の男子に不意に優しくされてヒロインがドキッ! とする場面を何度見てきたことか。
 いつもは爽やかな男子が、ヒロインに他の男が近づくと急に不機嫌になって強引になったりする、『君に届け』の風早くんバージョンもあります。
 ただし、1キャラ1ギャップが限度でしょう。
 何度もするとキャラがぶれるだけでなく、あざとい感じがしてきます。
 個人的には、主要な登場人物が作中のクライマックスで見せるギャップは作品全体の意外性をアップする効果があると思います。
 有名なのは『ライ麦畑でつかまえて』のホールデン・コールフィールドです。
 映画『エイリアン2』に出てくる役立たずの指揮官(中尉)は、臆病者と部下からバカにされていたにもかかわらず最後にはエイリアンと勇敢に戦い、負傷した部下を助けに行くという行動で印象に残るキャラクターとなりました。
 もし誰も思いつけないギャップが書けたら、そのキャラは魅力的なキャラと言って間違いないでしょう。

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