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作:ブルー連絡
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2019/01/17
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 ブルセラショップ『制服ランド』は、きらめき市から電車を乗った隣町の繁華街にあった。
 店内には、有名進学校や名門女子校の制服や体操着・スクール水着、パンチラ写真などが溢れていて、週末にもなると商品を売りに来る女子高生とそれを買いに来る男達とが入れ替わりにやってくる。
 当日、詩織は学校帰りを装って来店した。
 平日の夕方前ということもあり、店内には他に男性客が1人いるだけだった。
 レジでは小太りの男が店番をしていた。この店の店長だ。
「いらっしゃい。その制服はきらめき高校だね」
「えっと……これを買い取ってもらえますか」
 詩織は学生鞄の中から綺麗に折りたたまれたブルマを取りだした。
 きらめき高校のブルマは伸縮性のあるナイロン製で光沢のある水色をしている。さすがに制服を売るわけにはいかないのでブルマを持参したのだ。
 店長はそれを詩織の前で広げた。
 光に当てて、表面にあるほつれや擦れや色あせ具合など、使用感を細部まで鑑定している。
 チラリと詩織を見た。
 内心、これまでお目に掛かったことのない美少女があらわれたもんだと舌を巻いている。
「こういうお店ははじめて? 君みたいな真面目そうな娘はあんまり見かけないよ」
「駅前で配っていたポケットティッシュを見て」
「へェ。これは自分で使っていたブルマだよね。こういうのは一度洗っちゃうと値段がすごく下がるって知ってる? うちはマニアックなお客さんが多くてね」
「まだ洗ってません。今日の体育で履いたばかりです」
 事前に好雄から注意を受けていたのだ。
「体操シャツは持ってない? セットだと高く買い取るよ」
「ここに」
 詩織は急いで鞄の中から白地にきらめき高校の校章がデザインされた体操シャツを取り出した。
「たしかに甘酸っぱい汗の匂いがする。青春の香水だよ」
「やだ……」
「体臭はポイント高いよ。きらめき高校のブルマはとくに人気があるから2万円で買い取るよ」
「すごく高いんだ」
 詩織が驚くのも無理はない。
 ブルセラショップは売りに来た女子高生の容姿(ランク)によって買い取り価格が変わるシステムだ。
 例えば体操着セット(ブルマ)の場合、普通の娘ならCランクで2000円、ちょっと可愛いとBの3000円、これが20~30人に1人の美少女だとAで5000円となる。詩織の場合は文句なしのSSランクで2万円だ。
「普通だと2000円そこそこだよ。他に売れる物はないの?」
「今日は持って来てなくて」
「いま着てる制服なら5万円払うよ」
「5万円ってウソみたい」
「体操服を売りに来たってことはおこづかいが足りなくなったのかな」
「今月はスマホの料金がかかって。他に欲しい洋服と靴があって」
「それだとお金がたくさんいるね。もっとおこづかいを稼ぎたくない? いいアルバイトがあるんだけどさ」
 目を細めて詩織の体つきを眺めていた店長が囁くような声をかける。
「いいアルバイト?」
「奥の部屋で簡単なビデオ撮影をするだけだよ」
「うーん、どうしようかしら」と、詩織は考えるふりをした。
「君なら特別にモデル料として10万円出してあげるよ」
「そんなに!?」
 予想外の高額に詩織は口に手の平を当てて驚いた。
「こんなに可愛い子のビデオなら完売間違いなしだからね。かわりにちょっとエッチなサービスショットもありでさ。そこのコーナーにDVDが並んでるだろ。アイドルのイメージビデオみたいなのだよ」
 指を差した場所にはDVDが大量に積んである。いずれも詩織と同じ年頃の少女たちが笑顔で制服のスカートをたくしあげて下着を見せている姿がプリントされていた。
「みんなパパ活で変な相手と会うより安全に稼げるって喜んでるよ。もっとお金が欲しいならモデル料をアップしてあげてもかまわないよ」
 値段交渉まで持ちかけてスカウトしている。それだけ店長の男は詩織を撮影したくてしかたないのだ。
(好雄くんが教えてくれたとおりね……メグの情報を聞き出すチャンスだわ)
 店内を見たかぎり愛の商品はなかった。あるとすれば奥の部屋が怪しいと、詩織は目をつけていた。
「私にできるかしら」
「みんなはじめは素人だから心配ないよ。カメラの前でいつも通りにしてればいいからね」
「1回やってみようかな」
「そうそう、若いうちは何事もチャレンジだよ。じゃ、気が変わらないうちにあっちに行こうか」
 店長にうながされて詩織は奥の部屋へ足を踏み入れた。


 撮影部屋には、すでに照明とビデオカメラが設置してあった。他に撮影に使う小道具類、編集用の机とパソコンが部屋の隅に置いてある。
 親友に繋がる手がかりがないか詩織が部屋の中を見回している隙に店長はスマホと学生鞄を奪い取った。
「あっ!? 返してください」と、腕を伸ばす、詩織。
「撮影の邪魔になるといけないから私が預かるよ」
「けど」
 詩織は苦い顔をする。
(こまったわ。スマホがないと公人と連絡が取れないわ)
 店の外では公人と好雄が緊急事態に備えて待機している。もしもの時にはスマホで連絡を入れる打ち合わせになっているのだ。
「心配しなくても撮影が終わったら返してあげるからね」
「ええ……」
「そこに立ってもらえるかな」
 店長はカメラの前に立つように指示をした。
「そのまえに質問があります。最近、きらめき高校の生徒でこのお店を利用した娘がいませんでしたか?」
「さて、どうだったかな」
「髪を編み込みにしてて、身長はこれぐらいの」
「そういえば下着を売りに来た娘が1人いたな。栗毛色の髪をしてておとなしい娘だったよ」
(メグだわ!)
 詩織の脳裏に愛の姿が浮かんだ。
「他に誰か一緒でした? 男の人か誰か」
「そうだけど、もしかして友達?」
「事情があって詳しく教えてもらえませんか」
「困るな。そういうことは個人情報だからさ」
「どうにかお願いします」
「そこまで言うなら、いいビデオが撮れたら教えてあげるよ」
「ほんとうですか?」
 詩織はようやく親友の足取りが掴めた気がして明るい気持ちになった。
「やる気が大事だよ。私の指示通りにしてくれればそれだけ早く終わるからね」
「はい。私、がんばります」
「じゃあ、まずは自己紹介からはじめようか。肩の力を抜いて目線はカメラだよ」
「きらめき高校3年生の……藤崎詩織です……」
 詩織はカメラをまっすぐに見つめて名前を言った。
「きらめき高校の藤崎詩織ちゃん? はて、どこかで聞いたことがある名前のような」
「き、気のせいじゃないかしら」
「私の考えすぎか。いい名前だね」
 詩織はほっと胸をなで下ろした。
「髪もさらさらだし、本物のアイドルみたいだよ。これだけ美人だと学校でモテモテでしょ」
「ううん。ぜんぜん」
「またまた」
「本当です」
「女の子はみんなそう言うよね」
「そうなのかな」
「いまから詩織ちゃんのビデオを撮らせてもらうけど、どんな気持ちかな?」
「こういうのは初めてだし、ちょっと緊張しています」
「卒業アルバムの写真を撮るみたいにリラックスだよ」
「はい」
「今日は何を売りに来たのかな」
「えっと……体操着とブルマです……」
「じゃあ、これを持ってお客さんに説明してあげてくれるかな。買ってくださいってさ」
 店長は先ほど買い取ったばかりのブルマを渡した。
 詩織はそれをカメラの前で広げた。
「私が体育の授業で実際に履いていたブルマです。良かったら買ってください」
 説明を終えると詩織は顔が真っ赤になった。
「やだ、すごくはずかしい」
「説明が簡潔で的確だね。頭がいい証拠だ。スリーサイズはいくつかな」
「……上から85・57・86です」
 両手を体の前で重ねている、詩織。
 答えに合わせて、カメラが制服の胸元にあるリボンから順番にフレームにおさめる。
「理想的なプロポーションだね。きらめき高校の制服姿がよく似合ってるよ。せっかくだしブルマ姿に着替えてもらおうか」
 さすがに詩織は返答に窮した。
「ここでですか?」
「そうだよ。モデルになってくれた娘はみんなそれぐらいしてくれるよ」
 店長はあたかもそれが当然かのような口ぶりだ。
(これもメグの情報を聞き出すためだわ……)
 自らブルセラショップに潜入すると決めた時からこれぐらいのことは覚悟の上なのだ。
 詩織はカメラの前で制服のリボンに手をかける。セーラー服を首から脱いで、上半身が下着姿になった。
 店長がゴクリと唾を飲み込む音が聞こえる。
 続いて腰のホックに指をかけ、スカートをゆっくりと下ろした。
「上下とも白の下着か。レースの刺繍がしてあって大人っぽいね」
「……」
 店長の声には返事をせず、詩織はいそいそとブルマに足を通した。
 きらめき高校の校章が描かれた体操シャツの裾を下に引っ張る。
「着替えました」
 片手で髪を軽く後ろに払い、詩織はホッと息をついた。
 会ったばかりの男の前で着替えたのだ。下着姿を見られたのもはじめてだった。
「早かったねえ。もっと時間をかけて着替えて視聴者のみなさんを楽しませてくれても良かったのに」
「すみません、私……」
「まあ、いいけどさ」
「……」
「お人形さんみたいに手足が長いねえ。制服姿と違ってブルマ姿だと健康的な色気がある。白のワンポイントソックスも中高年世代に人気が高いよ」
「そんなに見られるとはずかしいかも」
 詩織は視線を意識するようにカメラに対して体を少し横にした。
「これでいつも体育の授業を受けてるわけだ」
「まあ」
「男子がうらやましいなあ。授業中見られまくりでしょ」
「そうかな。普通だと思うけど……」
「私が同級生だったらたまらないよ」
「……」
「もしかして照れた?」
「ちょっと」
「いいねえ、自然な反応が。いつもしてるみたいに体育座りしてみようか。膝を両手で抱えて。カメラを見上げるように笑顔で~」
 詩織は店長に言われたとおり床に体育座りをした。
 目線をカメラへ上げる。
「抜群に可愛いよ。こいつはアイドルのブロマイド写真に使えるよ」
「うふふっ」
「そのまま足を開いてみようか。体育の授業でするでしょ、手を伸ばして体を倒すストレッチだよ」
「……はい」
 詩織はすらりとした美脚を大きく開脚すると、上体を右側へ倒す柔軟体操をした。
 カメラがブルマの股間を狙っているとも知らずに。
(ムフフ。すごいアングルだぞ。股間にブルマに食い込んで最高のフェチビデオの完成だ)
 店長はピントを合わせてズームする。
「こっちを見て、詩織ちゃん」
「??」
「いいよぉ。笑顔で軽く体操シャツをめくろうか」
 詩織は軽く照れながら、片手で体操シャツをめくって引き締まった腹部をチラ見せした。
 無邪気に笑顔を振りまく。
「わかってるねえ、男のチラリズムが。もうちょっとサービスショットが欲しいかな」
 カメラから離れた店長が詩織に近づく。背中越しに手を伸ばしてブルマの中央部分を触った。
「えっ!?!?」
 思わず詩織は愛らしい瞳を瞬きさせた。
「足を閉じたらダメだよ、詩織ちゃん」
「で、でも……」
「これもいいビデオを撮るためだからね。ここの緊張をほぐしてあげるよ」
 店長の指がブルマ越しに詩織のクレバスを何度もなぞる。
「んっ……だ、だめです……」
「顔はカメラだよ」
「そうじゃなくて……」
「サラリーマンが1日働いても稼げないようなモデル代を払うんだからさ、これぐらい当然でしょ。もしかしてここを男の人に触られるのは初めてかな?」
 怯えるような詩織の反応に店長の鼻息が荒くなる。
 詩織の一番敏感な場所を攻撃する。
(ああ……ダメなのに、変な気分になってくるわ……どうしてなの??)
 詩織はつい先日、下須に局部を触られた悪夢を思い出した。
 背中がゾクリとして、思わずまぶたを閉じる。両手を膝のところに置いてじっと耐えている。
「詩織ちゃんの大事な場所が濡れてきたみたいだね」
「うそ……」
「見てごらん、水色のブルマに小さなシミが出来てきたよ」
 店長はリモコンでカメラを操作してピントを調節する。
 ブルマの中央に小さな黒いシミが出来ていた。
「いやっ、はずかしいです」
 艶やかなストレートヘアを打ち振り、血相を変えた詩織は慌てて両手で隠そうとした。
「これもモデルの仕事だよ。ダメだよ隠したら」
「でも……」
「お客さんは詩織ちゃんの恥ずかしい姿を見て興奮してくれるんだからさ」
「ああ……やめてぇ、ください……」
「ハアハア、まだまだ序の口だよ。自分でもわかってるんじゃない、アソコがヌルヌルしてきてるのが」
「し、知らない」
「ごまかしても無駄だよ。ブルセラショップに来るような女子高生はみんな経験者ばっかりなんだからさ。詩織ちゃんも気持ちいいことが大好きな娘なんだろ」
「私はちがうのに……」
 詩織は首を振って必死に拒む。
 だが、相手はこれまで何百人という女子高生を実際にハメ撮りしてきた店長だ。熟練のテクニックに男性経験のない詩織がそれほど長くあらがえるはずもない。
 的確にウィークポイントを刺激する指使いに、しだいに詩織の唇から甘い吐息が漏れ始めた。
「あっ、あんっ……」
「ヒヒッ、だいぶ肩の力も抜けてきたみたいだね」
「はぁ……もう、許してぇ」
「心配しなくても、いま履いてる下着も買い取ってあげるからね。詩織ちゃんは新しい下着を履いて帰ればいいよ」
「んっ……!」
 前髪のかかった眉が斜めに下がる。
 ついに店長の指先がブルマの横から侵入して来たのだ。直接、詩織の秘部に触れる。
 いままで感じたことのない危うい感覚に詩織は開脚した両足の指先を曲げた。
(ああ、なにこの感じ……メグの情報を聞いて一刻も早く逃げないとあぶないわ)
 うまくピンチを回避する策はないかと思考を巡らせる、詩織。
 そうやってズルズルと店長の術中にハマってゆく。
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