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作:kazushi連絡
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2018/04/24
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「あっ、んむ……ちゅ……ぷはっ。んんっ……今日、いつもよりキスが強引じゃない?」
「え? そうかな? そんなつもりないんだけど。……イヤだった?」
「ううん。そんなことないよ。むしろ……嬉しい、かな」
 体は抱きしめ合ったままで唇だけを離すと、私は少しはにかんでそう答える。そんな私に海くんの方から再びキスをしてくると、その手がゆっくりと私の服を脱がし始めた。彼が作業しやすいように体を動かしながら、私も海くんの服を一緒に脱がし始める。
 ――ここはいつも使っているラブホテルの一室。入室して荷物を置いた途端いきなり抱き寄せられ、海くんからキスの嵐を受けたのだ。いつものように服を脱ぐことも、シャワーを浴びる暇さえもなく。そのことに若干の戸惑いと同量の喜びとを覚えながら、私は海くんのワイシャツのボタンを丁寧に外す。同時に私もブラウスを脱がされ上半身はブラだけになった。
「ちづるちゃん……? これって」
「ふふっ、驚いた? 折角のイブなんだからちょっと頑張って演出してみたの。……どうかな、興奮した?」
 言葉での返事の代わりに、海くんは情熱的なキスでその興奮の大きさを示してくれた。激しく舌を貪り合いながら彼の手が素早くスカートを脱がす。そうして私を下着だけの姿にすると、その長い指が下着の大きな隙間から乳首と膣口を弄り始めた。
 そんなことができるのは、今私が身につけているのがオープンブラとショーツという――ちなみに色は黒だ――ヤツで、中央の肝心な部分に穴が空いている下着だからだ。折角イブに海くんとセックスできるのだからと奮発してみたのだけど、結果は大成功だったみたい。
 荒い息のまま私をベッドに押し倒すと、左右の指で乳首とクリトリスを優しく弄ってくる。その両方からもたらされる快感に腰を浮かせてしまいながら、私は唇を離すことはせずに海くんのワイシャツを苦労しながら脱がせきった。ネックシャツだけの上半身になった彼はそっと唇を離して――不満で口を尖らせてしまった私の髪を優しく撫でると――、そのまま体を下に移動して両方の指でクリトリスとオマンコを刺激しながら、口は剥き出しの乳首を舐めてくる。
「――んん、あっ……。やだぁ、そんなの声出ちゃう――っ。ああっ、ん~~~」
 堪えきれず甘い声がどんどんと漏れてしまう。相変わらず海くんの愛撫は巧みで、私の体は簡単に感度を高められていってしまうのだ。
「すごいぐっしょりだよ。ちづるちゃん、そんなに弄って欲しかったんだ」
「やだ、そんな風に言わないでよ。それだと私が淫乱みたいじゃない。私はただ――んっ……、ただ海くんと早く繋がりたいなってそう思ってるだけなんだから。そりゃ、気持ちよくなりたいし、今だってすごく気持ちいいんだけど」
 言い訳をする私にくすりと微笑むと、海くんは一度体を起こしてネックシャツを脱ぎその引き締まった体を披露する。それから私の股間へと顔を寄せると、無言でクンニリングスを披露してくるのだった。
 長い舌が膣口を優しくなぞり、割れ目から奥に入り込んで肉襞を蹂躙してくる。優しく剥かれたクリトリスを繊細な指先が丁寧に扱いていく。そうしてどんどん溢れ出てくる愛液を啜る音が、じゅぶじゅぶと部屋中に大きく響き渡るのだった。
「ダメ、恥ずかしい。そんなに音立てないでって。あぁ――言ってるのに、海くんの意地悪っ。やだやだ。あっ、そこ感じちゃう。気持ちいいのっ。ああ~~~、あ゛、あ゛、あ゛、んんん~~~~っっっ!!!」
 海くんの巧みな舌技に私ははしたない声を出してしまいながら、腰を震わせてあっけなくイカされてしまう。ぜえぜえと荒い息を吐きながら、私は海くんを睨みつけた。
 もちろん気持ちよくしてくれるのは望むところだし、イクことができて満足している部分もあるけれど。一人で勝手にイカされたのは悔しいから、ちょっと仕返しをしてあげたい気分になったのだ。
「ん? えっと、ちづるちゃん。どうしたのかな? そんなに怖い顔をして……」
「音立てないでって言ってるのに、聞きもせずにそのままイカしてくれた海くんにちゃんとお返ししようかなって思ったの。あ、“仕返し”じゃなくて“お返し”だから。間違えないでよ」
 言いながら私は海くんを逆に押し倒すと、まずはズボンに手を掛けてさっさと脱がしてしまう。それから、ボクサーパンツの股間がすごく盛り上がってるのに思わず吐息を漏らしてしまいながら、パンツのウエスト部分に手を掛けてクイッと下に引っ張った。中の硬い棒に引っ掛かって止まったのを強引に引っ張り落とすと、弾けるように飛び出した大きなモノが私の頬に叩きつけられる。
「うわぁ、海くんすっごい元気だね。……そんなに私とできるの楽しみだった?」
 ギンギンに勃起しまくっている肉棒を目の前にして、私はうっとりと微笑みながらごくりと唾を飲んだ。指を絡めて上下に擦らせながら顔を近づけ臭いを嗅ぐ。途端に、むせ返るような男の淫臭が襲いかかってきた。その今日一日分の汗や色々なものの匂いが混じったそれを胸いっぱいに吸い込むと、背筋をぞくりと震わせながら私は臨戦態勢のオチンチンに舌を伸ばす。
「ん……んん……ちゅぱ。……んふ、すっごく硬くなってるね。もうビンビンなんだから♪ こんな立派なオチンチンで私をどうするつもりだったの?」
「んんっ……もちろん、ちづるちゃんのオマンコに挿入して、たっぷりと気持ちよくなってもらうつもりだよ」
「ふふっ、正直でよろしい。そんな正直者は御褒美として先にイカせてあげるわね」
 海くんの返事に満足した私はそのまま彼のモノを口いっぱいに頬張ると、舌を這わせながら喉の奥までゆっくり飲み込んでいく。他の人のは知らないから比べられないけど、私の口をいっぱいに埋め尽くしてくれるのだから、海くんのオチンチンはたぶん大きい方なのだろう。その大きな塊が口の中を満たしてくれることに悦びを覚えながら、私は精一杯の奉仕を捧げる。
 すると海くんは、私の髪を優しく撫でてくれながら――
「ああ、すごく気持ちいいよちづるちゃん。ホント、最初の頃に比べたらずいぶんとフェラ巧くなったよね。けど、シャワーも浴びてないのに大丈夫? 今日は一日中歩きっぱなしで、汗も大分かいてるから結構臭くなってると思うんだけど、無理してない?」
「んんっ……海くんのオチンチンだから大丈夫、無理してないよ。だって大好きな人のものだもん。それに、それを言うなら私だって同じくらい汗臭いはずでしょ。なのに海くんはいっぱい体を舐めてくれて――クンニまでしてくれたのはどうして?」
「もちろん、それはボクもちづるちゃんのことが大好きだからだよ。気の強いところも実は照れ屋なところも夢に向かって頑張ってるところも長い黒髪が似合ってるところもキスをするときに幸せそうに顔を蕩けてくれるところもオチンチンを挿れたら綺麗な声で啼いてくれるところも大好きだからさ――ああ、もちろんおっぱいが大きいところもね」
「そう言ってくれるのは……ちゅぱ、じゅる……すっごく嬉しいけど。でも、だったらどうして私を海くんの彼女にしてくれないの? ……ん、ううんっ」
 何度目かの問いを思わず口にしてしまう。……答えなんて解りきってるはずなのに。
「ごめんね、ボクだってちづるちゃんと恋人同士になりたいって思ってはいるんだよ。でもちづるちゃんが女優になるために頑張ってるのを邪魔するわけにはいかないよね。もしボクと付き合うことになったら、今やってるレンタル彼女の仕事だって上手くいかなくなるかもだし。だから、まずはちづるちゃんが女優になることを優先させた方がいいかなって」
「らったら、わらしがらゃんと女優になれたりゃ、その時はらゃんと付き合ってくりぇる?」
 相変わらずの変わらない答えに落胆を覚えながら。それでも私はオチンチンを口に含んだまま、色っぽい上目遣いを意識して問い掛けてみる。
「もちろん、早くその日がくるのを待ってるし応援もしてるから。ね、ちづるちゃん」
「ん、あひがと。頑張るかあ、待っへへね……」
(その日がくるのを待ってる、か。たぶん本気じゃないんだろうけど、私はそれを信じるしかないのよね。これも、惚れた弱みってやつなのかな。ああもう、ホント私バカだなぁ)
 与えられた答えを信じ切れなくても、それに縋り彼に媚びを売ることしかできない。そんな自分に自己嫌悪しながらも、私は海くんの肉棒を舌で扱き続けることを辞められない。
 ――あれは三年前、高校に入ってすぐの頃だ。夢だった女優を目指すために入ったアクターズスクールで、私は初めて海くんと会った。たぶん一目惚れだったと思う。勇気を出してこちらからアプローチを掛けて、夏の終わりには処女を捧げられるまで関係は進められた。
 それからの三年間で体を何度も何度も重ね合って、今では海くんの性感帯はすべて把握している自信はあるのだけど。彼とそういう関係を持っている女性(ひと)が他に何人もいることにも、いつしか気づいてしまっていた。それは私が海くんから離れるのに充分な事実だったはずだけど――結局私が選んだのはセフレの一人として彼との繋がりを維持することだった。
 理由は単純。その程度のことでは離れられなくなるくらい、私が海くんに――セックスも含めて――溺れてしまっていたからだ。愛は盲目を地でいく状況に自己嫌悪するときもあるのだけど、彼に会って体を重ねればそんな気持ちは結局吹き飛んでしまう。
 だから、せめてセフレの中でくらいは一番になれるように、海くんが私の体に溺れてしまうくらいにセックスの技術を磨くことしか私にできることはないのだ。
「んむ……ぢゅる、れろ……ふふ、ピクピクしてる。そろそろ射精(だ)したい? 射精していいよ。れろれろ……ちゅぱ……思いっきり私の口の中に射精して。お願い❤」
 裏筋の辺りを舌先で舐めあげながら、口内射精をイヤらしくおねだりしてみる。まるで風俗嬢みたいだなと思いながら、それでも海くんに少しでも興奮して欲しいから止められない。
 ピクピクしてるオチンチンの動きから射精寸前なのが解る。だから私はトドメを刺そうと裏筋に重点的に狙いをつけた。ここが海くんが一番弱いところだって知っているから。
「あ、もうイキそう。ちづるちゃん、イクよ。むぅ~~~~っっっ!!!」
「ん゛、ん゛ん゛、ん゛ん゛ん゛~~~~~っっっっっ!!!!!」
 断末魔みたいな震えと同時に爆発したように吹き出した精液が、一気に私の口の中に吐き出される。シャワーみたいな粘液の奔流を喉で全部受け止めると、私は少しずつそれを食道へと――わざと音を立てて――嚥下していった。喉を通りすぎていく液体の粘っこい感触とえぐい苦みを帯びた味に、静かな興奮を覚えてしまいながら。
 ――初めてフェラをした時は精液の匂いと味のひどさに吐き気さえ覚えてしまったものだけど、今ではむしろそのすべてが堪らなく好ましいものに変わってしまっている。好きな人の出したモノなのだから、一滴も残らず注いでほしいと思うくらいに病みつきになっているのだ。
(……これ、いつもよりもすごく濃い。よかった、他の女(こ)とはしばらくヤってないみたいね……)
 いつもよりもどろりとしてる精液の濃さから、海くんが他のセフレとここしばらく――少なくとも今月は?――はセックスしてないだろうことが推測される。その事実に私は確かな喜びと微かな優越感を感じてしまっていた。
 そして、そんな風に精飲に耽る私の頭を海くんの手が褒めるように優しく撫でてくれる。その柔らかな感触を楽しみながら、私は最後まで口内のザーメンを飲み干した。
 それから――海くんの手で私はベッドの上に横たえられる。ブラもショーツもいつの間にか脱がされて、生まれたままのなにも身につけていない姿で。股間の女の穴からは甘い蜜がこぼれ落ちて、男の杭が埋め込まれるのをイヤらしく誘っている。
 繋がる準備は、すっかり整っていた。
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