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12 彼女はフェラチオに夢中です
作:kazushi
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2018/02/05
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「……まったく。我ながら、惨めなものね」
 本日の撮影現場であるプールサイドに座り込み、由綺と青山を他のスタッフとともに待ちながら、理奈はそう自己嫌悪混じりに呟いていた。
 青山の部屋での由綺と青山のセックスを覗き見てしまったことで、これまでの自分の行動に絶望を覚えたのはまだいい。問題なのは、それを見ながら惨めなオナニーに耽ってしまったことだった。
 時間は短かったし出してしまった声も二人の声にかき消されていたはずだから、他の人には(室内の二人も含めて)バレていないはずだけど――あんな行為、トップアイドルがやっていいことじゃない。
 今回の撮影が始まってから連日性的な行為に触れてきたのが悪かったのか、頭では冷静になりたいと思っているのに体がどうしようもなく疼いて仕方がない。半分は青山辺りが仕込んでいるだろう媚薬の類のせいだとも思うけれど、もう半分は明らかに理奈本人が快楽に溺れかけているせいだから救いようがなかった。
 まさか自分がここまで淫乱だとは思わなかった。そして、おそらくこの疼きは、オマンコにチンポを突っ込んでもらわない限り消えてくれないだろう。それでも最終日まで耐えられたなら逃げ切れるが、先行きは正直真っ暗だと言うしかない。昨夜はギリギリで耐えられたけれど、もし次の機会があれば考えることすらせず挿入を受け入れてしまうに違いないのだから。いいや違う、今ならむしろ自分から積極的に求めて――
「……おまけに、コレだものね」
 首を振り余計な思考を追い出しながら、理奈は手元のブツを見つめる。本日の撮影の小道具として渡されたソレは透明な一本の棒だった。棒の材質はシリコンのようで、形状や長さはリレーのバトンに近い……が、もっと近いものを端的に示すならば、それはどうしようもなく男性器そのものだろう。亀頭に似せた先端といい、カリ首を示すだろう突起部といい呆れるほどに職人芸だ。
「青山センセイ、由綺ちゃん入りましたー。理奈ちゃん着替えそろそろお願いしマース」
「はぁい。わかりました」
 スタッフの声に振り返ると、由綺と青山が並んで重役出勤してきたところだった。
 寸前まで一戦交えてきたはずだが、そんな様子をおくびも見せていないのは誉めるところだろうか。それでも由綺の上気した肌は寸前の秘め事の余韻を隠しきれておらず、スタッフが二人を見る視線には好色さが滲み出てしまっているようだった。
(……まぁ、そんなのみんな、私のただの思い込みなのかも知れないんだけどね)
 皮肉げな笑みを浮かべながら、理奈は小道具を持って一旦簡易更衣室へ向かった。
 服を手早く脱ぎ去って全裸になり、衣装の水着に手を伸ばしたかけたところで思い出して、ハンドタオルでそっと股間を拭う。淫らな愛液がこびりついたそれを乱暴にバスケットへ放り投げると、理奈は表面積が圧倒的に足りないその水着を無心で身に着けた。
 例の肉棒(偽)を片手に再びプールサイドに戻ると、既に青山の準備は整っていたらしい。愛用のカメラを手にスタッフたちに最後の指示を出し終えると、タイミング良くこちらを向いてきた。
「どうやら理奈ちゃんも準備OKみたいだね。じゃ、早速始めようか。衣装もスタッフがめちゃくちゃ刺激的なものにしてくれてるから、大人の女っぽく淫らに、卑猥な感じでよろしくね」
 そうイヤらしく口元を歪める――ぞうさんパンツだけを身に着けた格好の――青山の向こう側では、同じ格好の上村がビデオカメラを手にセッティングの指示を出している。どうやら、今日の撮影は一対一で行うようだ。
 それを確認すると理奈は鼻を鳴らしながら、青山の前に歩み寄る。正確には、その前に敷かれたマットの上に。素足で跪いて座り込み、そのまますぐ側の青山を傅(かしず)くように見上げる。
 その姿は成程、青山の言うとおりめちゃくちゃ刺激的だ。なにせ彼女が身に着けているのはいわゆるスリングショットと呼ばれている白い水着で、前も後ろもV字状の布地でしか覆われておらずほとんど裸同然だからだ。辛うじてバストの上を通る紐状の布地で乳首と、股間を覆うV字の底辺部分の布地でオマンコだけが隠されているが、それ以外はCカップのおっぱい全体も彼女の秘部がパイパンだということも、なにもかも露わになってしまっている。
 ヌード撮影を済ませてしまったからか、スタッフも遠慮する気はさらさらないらしい。が、それもすべて自業自得だし、今となってはどうでもよかった。
「そうね。せっかくこんな素敵な衣装を用意してくれたんだもの。目一杯活用しないともったいないわ」
 挑発的な言葉を投げつけることでこれまでに溜まっていた鬱憤を少しだけ晴らすと、理奈は手に持ったままの疑似ペニスを、ちょうど目の前にくる青山のパンツの股間部に合わせる。彼が勃起していれば屹立したペニスが来るだろう、その位置に。
(これが本物ならお粗末だとバカにできるのに……残念だわ)
「OK。それじゃ、さっそくパクッと咥えてみようか。理奈ちゃんがいつもやってたみたいに、さ」
 本来アイドル相手にはタブーな青山の発言に小さく頬を膨らませてから、理奈はそっと向こうの様子を窺ってみる。理奈と同じ水着姿の彼女は、しかし理奈よりも先に、上村に合わせた疑似ペニスを美味しそうに咥え、疑似フェラチオ奉仕を楽しんでいる。
(なによ、由綺。あなたがそのつもりなら、私だって……!)
 甦るのは寸前の情事の光景で由綺に覚えた羨望にも似た感覚。そんなものに負けてなるものかと敵愾心を燃やしながら、理奈は決意を込めて視線を上げる。頭上から彼女を見つめているカメラのレンズへ向けて、淫らに誘うような上目遣いと、媚びるように蠱惑的な笑みを見せつける。連続するシャッターの音に、その笑みはさらに深いものになっていった。
 それから意識的に左手を青山の脚に這わせると、残りの右手で手コキするように支えてからまずは三擦り半を。ついで亀頭の部分からカリの部分までイヤらしく舌先を伸ばして舐めると、そのまま先端部だけを可愛らしく咥えてみる。もちろん、上目遣いは忘れないように。
「いいねその目つき。たまんないなぁ。そう、舐めるのと咥えるのと交互にして、だんだん激しくしていって。そう、そう! 後はそろそろ目を閉じてみようか。エロい表情忘れないで!」
「んむ……ふん……ふぁ……。煩いわね……んんむ……うぅん……」
 シリコンの感触は本物よりも気持ち悪い。だから、少しでもその感触をごまかすために唾液をまぶす量を増やしておく。そのおかげか、最初に比べればディープスロートもやりやすくなってきた。青山の指示通りに目を閉じると咥内の感覚が鋭くなったのか、疑似ペニスの柔らかい感触がひときわダイレクトに伝わってくる。
 咥える、舐める、咥内全体で扱く。繰り返す内になぜだろう、物足りないと思うようになってしまうのは。本物の、肉の熱さと硬い感触を持った生のチンポが欲しいと思ってしまうのは。
「……ん? ……ふぁ……?」
 疑似フェラに夢中になってると、不意に頬になにかが当たる感触に思わず目を開ける。と、理奈の目に飛び込んできたのは、黒い棒状の塊だった。それも太く、長い。
(え? これって……本物、よね?)
 どう見ても青山のペニスだ。黒の布地が被さり外見がごまかされているが、股間に当てていた偽物からずらした体の、その身に着けたパンツから直接にょっきり伸びているのだから間違いようがない。――つまり、前戯は終わってこれからが本番と言うことか。
『……フェ、フェラチオはNGで』
 いつかの自分の言葉が脳裏に一瞬だけ甦る。けれどその言葉も、今はなんの力もない。偽物とはいえ受け入れてしまったものを、今更本物だからと拒絶できるはずもないのだから。
 ――否、それも違う。本当は彼女自身が欲しくなっただけだ。本物のオチンチンを口に咥えて舐め回して思いきりイカせて、たっぷりの白濁液を口いっぱいに注いでほしいと、そう望んでしまったからだ。
 だから乾いた笑みとともに疑似ペニスから口を離すと、濡れそぼったそれを横に放り投げる理奈。流し目で見やるその向こうには、メスの貌を見せる由綺にバキュームフェラをされ、ビデオカメラでその光景を記録しながら恍惚の表情を浮かべる上村の姿があった。
「さて、理奈ちゃん。こいつもキミのお口で気持ち良くしてくれるかな?」
「……ホント仕方ないわね、あなたって人は。いいわよ。お望み通り、たっぷり気持ち良くしてあげるわ」
 諦めたような言葉を口に乗せ、理奈は突き出された青山の黒いペニスに白い指を絡ませる。そのまま先端を弄ると最初から切れ込みが入っていたのか、四つに分かれたところから肌色が覗き見えた。
 その色だけでなく、本物のペニスはなにもかも偽物と違う。大きさも、長さも、太さも、固さもなにもかも。子供と大人くらいのその違いに、理奈は思わず生唾を飲み込んでいた。
(いいわ、大人の女っぽくどうしようもなく淫らに、たまらなく卑猥に魅せてあげるから――)
 一旦体を持ち上げて膝立ちになると、水着の肩紐を外して丸見えになった乳首が画面に映るように、それから股間部分も横にずらして上から淫部が直接見えるように姿勢を変える。そしてカメラに向けて娼婦の笑みを魅せながら、そのまま剥き出しになったペニスの先端をイヤらしく口に含んだ。そんな理奈の媚態を見て、肉棒が更に大きくなったことに満足を覚えながら。
「いいねいいねサイコウだよ、理奈ちゃん! 色っぽい流し目いただきました! もうファンは今のキミの格好だけでチンポびんびんだね! 理奈ちゃんの本気が伝わってきたよ! でも、ボクはもっとすごいのが見たいなぁ!」
 両手で青山の脚をそれぞれ撫でながら、少しずつ手の位置を股間へと滑らせ上げていく。舌先で剥き出しになった竿先をなぞり、舐め、転がし、カウパーの苦みを堪能しながら、邪魔な布地を包茎の皮を剥くみたいに舌で、徐々にペニスの根本へと押し込んでいく。
「ああでも、興奮してくれるのは望むところなんだけど、勢い余ってボクのチンポ噛んだりしないでね。お願いだから」
「あのね、ぷおなんらからそんにゃことすうわけないれしょ。しぇいぜひきもひよくさしぇてあげるかあ、らまっへわらしのひたをあじわひなしゃい(プロなんだからそんなことするわけないでしょ。せいぜい気持ち良くさせてあげるから、黙って私の舌を味わいなさい)」
 大きなペニスを口に含んだまま言い捨てる。彼女の舌技に負けて射精するまで、もうこの本物を口から出す気はない。シャッター音が煩いカメラの存在も頭から放り出す。写真ならもう充分撮ったはずだ。今はそれよりもさっさとこのチンポをイカせたい。できれば、由綺よりも早く。
 早くイケるってことはそれだけ気持ちいいってことだから、青山にも文句はないはずだから。
「うわ、理奈ちゃん本気でフェラしてるよ。すげぇ色っぺえ」
「あーセンセイすっごく気持ちよさそう。超うらやましー。俺も早くやってもらいたいぜチクショー」
 スタッフの言葉が次々と耳に届いてくるけれど、どうでもいいからこれも全部無視しておく。
「ん……じゅる……ちゅぽっ……んぷ……れろ……うぅん……ん、ぷはぁっ……!」
 強弱のリズムをつけながら、わざと音を立てて陰茎をしゃぶり尽くす。偽物にはないその熱さが堪らないと、背筋が震えた。口いっぱいに広がったモノを、苦労しながらその根本まで頬張ってみる。鼻孔を満たす淫臭に秘所を濡らしながら。確かな硬度を持つそれをうっとりと甘噛みして、太いカリ首を優しく舌でなぞらせるのが気持ちいい。その合間にパンツの脇から忍ばせた手で陰嚢を優しく刺激して、速やかな射精を促す。一連のその熱心な口淫奉仕作業が功を奏したのか――
「うっ、お、く。お、お、お、お、うぉぉぉぉぉぉ――っっ!!」
「む、んむむむ――――!?」
 いきなりの雄叫びとともに頭を上から強引に押さえつけられる。青山はそのまま片手で理奈の頭の位置を固定すると、思いきり腰を振りまくり始めた。突然のフェラチオからイラマチオへの変化に思考停止してしまう彼女だったが、
(あ、スゴイ夢中になってる。それだけ気持ち良かったんだ……)
 その事実に悦びを感じると、そのまま青山の暴走を受け入れることに専念し始める。喉奥まで容赦なく突き立てられる苦しさに快感を覚えつつ、歯を立てないようにだけ気をつけながら、徐々に舌先作業の時間を戻していった。
 やがて。
「もうダメだ。イクよ理奈ちゃん。出しまくるから受け止めてっ。――――ううっ」
「んんんんんん――――――――ッ!?」
 チンポがびくんと震えたかと思うと、熱い獣液が喉奥に向けて一斉に放出される。恍惚感に浸りながらその勢いを丸ごと受け止めた理奈は、大量の精液を口から吐き出すこともせず、リスみたいに一度咥内いっぱいに貯め込むことにした。
「そうそう、まだ飲んじゃダメだよ。一旦そのままにしておいてね。はい、顔を上げて、カメラの方向いて。それから、ゆっくり口を開けて、中の様子を見せてみようか」
 言われるままにカメラにメス顔を向け、口を大きく開けたその中に白濁液がたっぷりと貯まっているのを見せつける。アイドル失格のその淫らな姿を何枚も写真に撮られながら、理奈は自分の中に眠っていた蕾が花開いていくのを、心の奥底で感じていた。
 それから、許可が出たので口を――同時に目も――閉じて、ゆっくり精液を飲み干していく。量が多すぎるので、少しずつ少しずつ。どろどろに喉へと絡みつくその感触と蕩けるような甘苦さに、理性の最後の一欠片が溶けていった。食道を灼く悪魔の液体が体の芯に呑み込まれていくのを感じながら、思う。どうせなら、このまま子宮まで満たしてくれたらいいのに、と。
 とろりと、愛液が滴り落ちる股間を無意識の内に擦り合わせながら、じっくりと咥内の精液を味わい尽くす理奈。ようやくすべて飲み干して、満足の吐息を漏らしながら目を開けて――
(……ホント、どうしてこれがこんなに美味しいんだろう。苦くて粘っこくて生臭いだけなのに。……て、ん、あれ?)
 目の前の光景に思わず首を傾げてしまう。
 あれだけたっぷりの精液を出してくれたというのに、目の前のペニスは全然小さくなっていないという事実に。
 そのことに悔しさを覚えた理奈は、口元に残っていた精液の残滓を指ですくってそのまま口に含むと、にっこりと微笑んで勃ったままのペニスに顔を近づける。――イヤらしく舌を蠢かしながら。
「ん……本体と同じで、ホント自分勝手なオチンチンなんだから。もう、仕方ないなぁ。
 ――それじゃ、もう一度いただきます」
 拝むように挨拶してから、布地がほとんど根本に押しやられて四分の三くらいが剥き出しになった青山の精液塗れのペニスに、愛おしそうに舌を這わせる理奈。口中に広がるザーメンの苦さを楽しむ彼女のそのオマンコからとろりと垂れた蜜が、太股からふくらはぎを通り過ぎてマットに流れ落ちた。
 そのことに気付かないまま、誰からも指示されていないのに理奈はフェラチオを続ける。
 それは青山のペニスの大きさ長さ硬さ太さ臭いに味が最高に素敵だから、だけではなくて。
 緒方理奈がプロだからということも、その理由に他ならない。
 そう、プロだから――
 この大きくて長くて硬くて太くて臭くて美味しい本物から精液を全部吸い出して、偽物と同じ小ささにしないと彼女の気が済まないのだ。
 だから、この元気すぎるオチンチンを大人しくさせるために彼女が頑張るのも、当然のことだった。

 13 “敗北は最高の快楽”に続く
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