イラスト・小説投稿サイト
登録者数: 54
today: 708
total: 2184901
lion
作品閲覧
3
create
2017/12/20
today
5
total
1104
good
1
1 2 3 4 5 6 7 8

季節は6月になり梅雨入りで、今日は昼頃から雨が降り出して止む気配がない。
伊織お嬢様は小走りで佳史が待ってる車まで濡れながら来た。
「お嬢様お帰りなさいませ大丈夫ですか?」
「うん少し濡れただけ、大丈夫よ」
伊織は後ろのシートに座った。
「念のため着替えをお持ちしましたけど、着替えますか?」
「いいよ、とにかく車出してよ」
「はい畏まりました」
朝傘を持っていくように勧めたが、車までならたいして濡れないからと言って断られた。
車をスタートさせようとエンジンをかけたときに。
「ヨッシーちょっと待って」
「いかがなされましたかお嬢様」
「優ちゃんだ、傘持ってきてないみたいあの子乗せてあげて」
伊織は優に声をかけた。
「お~い優ちゃん乗っていきなよ、傘持ってないんでしょ?」
「えっいいの?」
「勿論よ、さ、乗って乗って」
「ありがとう^^」
優が乗ってから伊織は佳史に優を紹介した。
「優ちゃんはね、この前ヨッシーに話したんだけど、学年一の成績よ四年生の時に一回二位だったけどほぼ一番安定でーす、皐月優(さつきゆう)というのがフルネームで実は伊織の親戚になるのよ、お父さんは市会議員をやってます」
ほおすごいですね、お嬢様もいいお友達がいて」
「もうぉ伊織ちゃん褒めすぎですよ、それに伊織ちゃんだって三番だったからすごいと思うよ、どうして急に成績アップしたの?」
「それはヨッシーのおかげ、ヨッシーはね東〇大学法学部卒でーす」
「すごいですねー尊敬しちゃう」
「そうだ優ちゃんこれからおうちに寄っていかない?二人でヨッシーに勉強見てもらおうよ」
「え~ぇいいの?でも帰り遅くなったらお母さん心配するしぃ」
「大丈夫よ、ヨッシー携帯貸して、優ちゃんのお家に電話するから、それから帰りはヨッシーに送ってもらえばいいし、もちろん伊織も一緒にね」


藤崎邸に到着してから伊織の部屋に案内した。
「伊織ちゃんのお部屋素敵、私もこんなお部屋ほしいなー」
「ねね優ちゃんお風呂入ろ、濡れちゃったから風邪ひくといけないでしょ、ヨッシーは気が利くんだから、予めお風呂用意してくれてたから」
「お風呂はいいけど私着替え持ってないし」
「大丈夫伊織の服貸してあげる、私たちサイズは似ているから合うと思う、下着はあげるし」
「そう?悪いわねありがとう」
優に下着と服を選んでもらってから、佳史を呼んだ。
まもなく佳史が伊織の部屋にやってきた。
「ヨッシーお風呂場に案内して」
「はいかしこまりました」
風呂場は階下にあるので下に降りてから。
「こちらでございます」
と言って風呂場のドアを開けた。
・・・・・・・・・・・・
「ヨッシーいつまでここに居るの?もしかして私たちの裸見たいとか?」
「あっ、申し訳ございません、失礼します、ごゆっくり」

佳史は自分の部屋に戻ってから、皐月優のことを思った伊織といとこらしいが、優という女の子はいかにも賢そうな雰囲気があって成績一番というのも頷ける。
そして伊織お嬢様と甲乙付け難いくらいの美少女だ。
校内で伊織お嬢様が一番の美少女だと思ってたけどどちらも魅力的である。
ただ性格に違いがある、伊織お嬢様はやんちゃなところがあるが、優ちゃんはそのようなところがなさそうだしまだ10歳なのに大人びた感じである。
それからもう一人成績二位の子も気になる、いったいどんな女の子なんだろう?
いずれそのうちに判るだろう。

伊織と優が風呂から上がって勉強を見てあげる。
クラスが違うので宿題も違うようだ。
優は数学の問題、伊織は国語。
早速優が質問。
「これ合ってますか?」
「おお数学か、この兄さん数学が得意だから任せなさーい」
「あのう・・小学校は算数といいます」
「あっそうだった算数だったね、はるか昔昭和の初期あたりは算術とか言ったらしい」
「ちょっと、ちょっと、歴史の勉強してるんじゃないよ、本当にお兄さん東〇大学卒なの?なんか変^^;;」
「大丈夫、どれどれ」
椅子に座ってる優の後ろから覗き込んだ。
すると優が着てる服が胸の隙間が見える、ブラも必要ない胸、わずかに膨らみかけている程度、それでもかわいらしい小さな乳首まで確認された。
それに気を取られて肝心の数学の問題を見ていない。
「お兄さんどうしたの?」
「あっ悪い悪い、えっと、フムフム正解完璧だ」
「やったー」
「それにしても、今の小学生はこんなレベルの高いのをやってるのか?これは中学生レベルだよ、すごいね、ヨシんじゃ、このお兄さんが一つ問題を出してあげよう、ちょっと難しいけど今のが出来れば解けるよ、頑張ってみて」
佳史は優のノートに問題を書いた。
「はーい先生頑張ります」
優は真剣に問題に取り組んだ。
伊織のほうは、優と佳史のやりとりには、まったく気にもせず、いつもの伊織の表情ではない、それは今まで伊織の勉強に付き合って来たがいつも真剣である、普段はいたずらっ子の目付きだが、真剣にやってる伊織もまた、魅力的である。

優のほうはと見ると様子がおかしい。
どうやら問題が解けないようだ。
「どう?難しかったかな?」
とうとう泣き出した。
学年一番の成績の優が問題解けずに悔し泣き。
「ちょっと難しすぎたかな、じゃあちょこっとヒント」
ヒントを与えると、正解を出すことができたようだ。
「なーんだ、そういうことなのね、難しく考えすぎちゃった^^;」
「凄いよ優ちゃん、ちょっとヒント与えただけで解けたね、数学はこれで完璧グッド」

約一時間半の勉強タイムが終わって、コーヒータイム。
佳史は砂糖、ミルク入りのホットコーヒー、伊織と優はミルクティー砂糖多目、頭使って糖分補給。
メイドの岩本瑞希に連絡して伊織の部屋に持って来させた。
岩本瑞希は食事担当、伊藤桂子と田村綾は、掃除、洗濯、その他担当と役割分担している。

夕食まで伊織の部屋で優と伊織はテレビゲームをして遊んだ。佳史は自分の部屋でテレビを見て過ごした。
伊織の父、公人はほとんど会社で寝泊まり状態でめったに帰ってこない、月に一度程度。
伊織の母、詩織はこれも会社で寝泊まり状態、週に一度程度帰ってくる。
佳史とメイド三人に一人娘を任せっきりで、それぞれ信用されている。
特に佳史を信頼しきっているのだ。












作品の感想はこちらにおねがいします
1
© 2014 pncr このサイト上にある画像・文章の複製・転載はご遠慮ください。問い合わせ
since 2003 aoikobeya