作者：ブルー ＜＜　前　　アジュールロー (7/34)　次　＞＞ 　退屈な仕事の合間に詩織ちゃんにメールを送った。昨日、メアドを教えてもらった。 　かなりたってメールが来た。『返事が遅れてごめんなさい。いま２時間目が終わりました』　詩織ちゃ...

作者：ブルー ＜＜　前　　アジュールロー (6/34)　次　＞＞ 　画面には、テニスルックの詩織ちゃんが右手に持ったラケットを背中にして、こちらに微笑みかけるようにたたずんでいた。　上は爽やかなポロシャツタイプで、下は折り目の綺麗なプリーツ...

作者：ブルー ＜＜　前　　アジュールロー (5/34)　次　＞＞ 　通信が終わっても私の興奮は冷めなかった。　冷蔵庫から缶ビールを持ってきてグビグビ飲んでいた。頭の中では恥ずかしそうにセックスフレンドのお願いをする彼女を繰り返し再生していた...

作者：ブルー ＜＜　前　　アジュールロー (4/34)　次　＞＞ 　画面の詩織ちゃんは体だけこちらを向けて立っていた。　火照った顔をやや横にして、体の前で両腕を横に重ねてそれぞれ肘を掴み、タンクトップの乳首をたたせていた。愛くるしい瞳はすっ...

作者：ブルー ＜＜　前　　アジュールロー (3/34)　次　＞＞ 　次の日も私は仕事から帰るとスカイプに接続した。　スカイプ仲間からの連絡を無視して、約束の時間に詩織ちゃんがログインしてくるのを待ち続けていた。　ログインのアイコンが表示され...

作者：ブルー ＜＜　前　　アジュールロー (2/34)　次　＞＞ 「時間はまだいいかな？　今日はこのまま詩織ちゃんとずっと話していたいよ」　詩織ちゃんは伏し目がちにうなずいていた。最初にあった緊張は消えていたが、新たに別の緊張が生まれている...

作者：ブルー ＜＜　前　　アジュールロー (1/34)　次　＞＞ 　この日も私はスカイプにログインしていた。　検索リストにたまたま【Ｓｈｉｏｒｉ】という登録名がヒットした。クリックしてプロフィールを見ると【気軽にお話しできる人を探しています...

作者：ブルー ＜＜　前　　美雪からの手紙 (2/2)　次　＞＞ 　わたしが家を出る少しまえに学校で、わたしが大人の男の人と付き合っているという噂が広がりましたが、それは本当です。もうひとつ、わたしが車の中でその男の人のモノを口に含んでいたと...

作者：ブルー ＜＜　前　　美雪からの手紙 (1/2)　次　＞＞ 　まず、おじさんとどうやって出会ったのかから話したいと思います。　それは半年前に起きたある事件でした。殺人事件の容疑者にされたおじさんは、真犯人の巧妙な罠にかかり危うく犯人にさ...