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【海がきこえる】武藤里伽子は処女なのか? 非処女なのか?

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『海がきこえる』を読んでいて、ふと思った。
拓をふり回す武藤里伽子は処女なのか? それとも非処女なのか?
すでに30年近く昔の作品で、アニメージュに掲載されていたこともあり、性的描写は皆無だが、気になった読者(童貞)は意外と多いはず。

年表

  • 高校2年・8月、里伽子とはじめて会う
  •      9月、転校してきて、学校中の話題になる
  •      9月、テニスをしてるのを眺める
  •      10月、学年テストで里伽子が12位
  •      2月(?)、ハワイへ修学旅行。お金を貸す
  • 高校3年・4月、同じクラスになる
  •      4月29日、東京へ小旅行→同じ部屋に宿泊
  •      5月、校長室に呼び出しを食らう
  •      5月半ば、松野がフラれる
  •      7月、ビンタ事件(絶交期間1)→ビンタの応酬
  •      11月、学園祭事件(絶交期間2)→松野に殴られる
  •       3月、卒業
  • 大学1年・4月、上京
  •      6月、津村知沙に手伝いを頼まれたパーティで、里伽子と再会
  •      6月、里伽子の部屋を訪ねる→唐突に告白→知ってた
  •      7月、東京ドームでデート→夜の道を腕を組んで歩く
  •      8月、帰省→クラス会→松野を含む3人でデート
  •      9月、里伽子の大学の近くのお寺でデート
  •      9or10月、レストラン事件(絶交期間3)
  •      10月、電話で、劇に誘うが断られる
  •      10月、夜中に不明の電話(おそらく里伽子)
  •      11月、大学祭→津村知沙に連れられて不倫男と対面
  •      11月25日、病院事件
  •      11月28日、部屋の掃除
  •      12月24日、クリスマスデート

処女説

  1. 高校は進学校に通っていて優等生なので遊ぶ暇がなかった
  2. 女子大なので男との出会いがない
  3. サークルでも暇を持て余してる(1巻・267p)
  4. 性格が幼稚(な部分がある)
  5. イカ墨パスタを気にせず食べる
  6. クリスマスデートで父親と拓を引き合わせようとした
  7. アニメージュに掲載されていた

1:里伽子が高知で男を作らなかったのはまちがいない。そもそも高知の人間を嫌っていたし、東京の大学に進学するため遊ばずにコツコツ勉強していた。

2:女子大なんで基本男はいないです。東京女子大なんで勉強も忙しい。

3:大学生といえばサークルで出会いがあって恋愛というパターンだけど、東京ドームでデートした話でだれにも誘われなくて暇をもてあましてるといってた。OBも女ばっかりだしね。

4:高校生のときは母親に反抗したり、東京の父親に甘えるシーンが多い。そのくせ父親の女がいたら動揺する。非処女ならもっと割り切っててそう。

5:レストランで美香と食事するシーンで、里伽子はイカ墨パスタを食べて口をまっ黒にしてしゃべってる。これはあきらかにメタファー。大人の美香と子供の里伽子を対比している。つまり作者が里伽子は処女だと暗に示している。

6:家族とのクリスマスの食事会に普通は男を呼ばないよね。土壇場で拓も断ってたけど。社会一般だと呼ぶの?

7:他の小説媒体とちがい90年代のアニメージュは読者層の多くが男性であり、かなり濃いオタク(偏見)。
もし里伽子が非処女だと暴動が起きていた。そういうファンの要望(需要)について編集や作者が無視するとは考えにくい。企画段階でジブリでアニメ化される前提だったしね。

非処女説

  1. ジャニーズ岡田
  2. コークハイがぶ飲み
  3. コンパ参加しまくり
  4. 男慣れしてる
  5. バイトをはじめた
  6. 空白の2ヵ月
  7. 作者の作風

1:里伽子の東京での元カレ。プレイボーイで、里伽子が転校してすぐに他の子(里伽子の友達)と付き合う。大学生になった里伽子に連絡を取って、あきらかに狙っている。というか、付き合ってたんだからやってた可能性はある。

2:高校生の里伽子がコークハイをがぶ飲みしたシーン。家で飲んでるわけはないので、友達とのパーティーなどで覚えたはず。いまでいう陽キャ。東京の高校生たちが酒飲んでパーティー開いてなんもないの?

3:大学生の里伽子と再会したときに本人もよくお呼びがかかるといってた。コンパに場慣れしている様子からも毎週のように参加している。目立つ里伽子を男たちが放っておくはずがない。かなりの確率でお持ち帰りされてそう。そもそも東京の美人な女子大生に処女なんていない(偏見)

4:1・3の項目とかぶるが、高知に来たときから主人公らを手玉にとったように里伽子はかなり男慣れしている。いきなり訪ねてきた拓を部屋に入れたり、初デートで里伽子から腕をからめてきたり、照れることなく自然にこなしている。見ようによっては里伽子がホテルに誘ってね?

5:8月にバイトをはじめると宣言。どんなバイトかは明かされていなかったが、当時は女子大生ブームがあり、若い女子大生をコマすのが目的の男たちと出会いがたくさんあったはず。

6:レストランで拓とケンカしたのが9月か10月、病院に駆け付けたのが11月25日なので、丸2ヵ月は音信不通だったことになる。その間、何をしていたのか? ストレス解消で、メイクしていい服を着て出かけると公言していた里伽子が家で引きこもっていたとは考えにくい。他の男とデートしていたと考えるのが普通だろう。

7:作品とは直接関係ないが、インタビューなどによると作者は自立した大人の女性像を描こうとしていた。
なので、美香や津村知沙のようなキャラ(もしくは安西)に思い入れがあったとしても、男に依存する里伽子(弱い女性)は本意ではなかったはず。
ヒロインに処女性を求めてたとは思えないし、里伽子が他の男と寝たとしても、自立した女性としては自然でありなんら不思議はない。

結論

余談だが30年前の修学旅行がハワイってすごくね? いまの学校でハワイに修学旅行いってるところなんてあるの? すごい金かかるよ。

年表で見てみると、のんびり屋だと思っていた拓が意外とテキパキ動いているのがわかる。
ジャニーズ岡田はおそらく手をつけてない。
やってたら、独占欲の強い里伽子はもっと執着してる。
内心は相当ショックだったかもしれないが、1年後には連絡を無視しているように深い関係ではなかった。
あと父親にべったりなように高校時代は処女だったはず。
ひさしぶりに父親に会って泣くとか母親への反発とか、思春期バリバリの特徴。

問題は大学進学後。
拓と再会する6月までは毎週のようにコンパに参加していたみたいだが、この時期は大学の生活パターンになじんだり、新しい人間関係を構築するなどかなり忙しいので遊んでる余裕はあまりない。すくなくとも男の影はまったくない。
あるとすればレストランで大ゲンカした後の空白期間があやしい。
拓とは付き合っているわけではないので、里伽子は常にフリー。
傷心状態で一人ぼっちになって、たまたま近づいてきた男にやさしくされて、雰囲気に流されて~とかあっても不思議はない。

他で気になるのは、青春小説なのにやたら不倫の話が出てくること。
(2巻から、アニメージュではなくなって大人路線に舵を切った?)
津村知沙も不倫してるし、父親と美香も不倫してたし、ジャニーズ岡田は友達と付き合うし、それに対して里伽子はアレルギーを発症する。
これは小説だと典型的なフリ(臭わせ行為)になる。
つまり、宇宙人は絶対いない! → 宇宙人に出会う。というのがエンタメ作品の王道。
(高知も嫌い嫌い! → 好きになった)
父親を慕っていたように里伽子にはファザコンの傾向がある。

2巻・176p
「若い女子大生、コマそうなんてかっこつけてるサラリーマンは、違う雑誌買うわよ。女の子誘うのは、まちがっても野球なんかじゃなくて、Jリーグなんかよ、きっと~(略」
「ずいぶん詳しいんだな。そういうのに経験あるみたいだ」
「あの男の人、きっといい人よ。お金はないけどさ」
里伽子はぼくの横やりを無視して、のんびりと、うわの空で話し続けた。

うまくかわされてるど、声をかけられた経験はあるって示唆してる。
っていうか、処女が”コマそう”なんて言葉を親しい男に使うかな。

里伽子は98%処女。
根拠はしいていうなら、やはり津村知沙の存在。
話しを通して里伽子と津村知沙は対比になってる。
どっちも美人で男をふり回すタイプだけど、田坂が「先着順」というように、好きな相手と出会った順番が1番の里伽子と、2番の津村知沙で結果が真逆になっている。そこに作者の意図(警告)みたいなのを感じる。
近寄ってくる男を手玉に取ることはあっても、プライドの高い里伽子が簡単に心を許すとも思えない。
単行本を発行するときに高知城でのキスシーンを作者がカットしたらしいので、それを読めたらすこしはヒントになったかも。
もし続編があったら、拓とまたケンカして、そのあいだに不倫の泥沼にハマってた可能性があった。
(拓と里伽子がケンカするのはお決まりなので、盛り上がりを作るとしたらライバル登場が高い)
そのときにボロボロになった里伽子を、拓が支えられるのか? という、まさに田坂と津村知沙の流れになっていたかも。あくまで妄想だけど。

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