ブラッドウェポン 4.カラオケボックス2 <<前へ ブラッドウェポンー4- 次へ>> 昨日と同じ道のりを夕子と手を繋いで歩く。 部屋では、小太りの金沼がハイボールを片手にはじめていた。「昨日は勝手に帰って、すみませんでした」 夕子に背中を押されて詩織は頭を下げた。「こうして謝って... 2024.02.06 2024.08.01 ブラッドウェポン
ブラッドウェポン 3.女子トイレ <<前へ ブラッドウェポンー3- 次へ>> 翌日の教室。 HRが終わって早々、詩織の席に夕子がやって来た。 眉を吊り上げた顔つきで机にドンと片手を着いた。「なによ」 詩織もムッとした表情で対抗する。「あたしのLINE既読無視すんなつーの」... 2024.01.17 2024.08.01 ブラッドウェポン
ブラッドウェポン 2.カラオケボックス <<前へ ブラッドウェポンー2- 次へ>> 夕子に連れられて、詩織は駅前のカラオケボックスに到着した。「やっほー。おまた~」 底抜けに明るい声で夕子がドアを開ける。 暖色系の壁に囲まれた4畳ほどの部屋は、中央にテーブル、左右にソファー、奥... 2024.01.11 2024.08.01 ブラッドウェポン
ブラッドウェポン 1.放課後の教室 <<前へ ブラッドウェポンー1- 次へ>> 都内、私立きらめき高校。 校庭のはずれにある、一本の古い大木が青々とした葉を繁らせる。 太い幹に寄りそうようにして制服姿の女子生徒が立ち、風になびく髪を片手で押さえる。 正面には思い詰めた顔つき... 2024.01.08 2024.08.01 ブラッドウェポン
ブラッドウェポン ブラッドウェポン 作者:ブルー きらめき高校に通う2年生の藤崎詩織は、学校のアイドル的存在の美少女。ある日、クラスメイトの朝日奈夕子に誘われて、カラオケボックスに向かう。人の良さそうな中年男性を紹介される。話をするだけのはずが、だんだんとあやしい雰囲気になり... 2024.01.08 2024.08.01 ブラッドウェポン