作者:ブルー
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12月のある日--。
ホームルームを終えた絢辻詞(あやつじ・つかさ)は、B校舎の1階にある生徒指導室に呼び出された。
「お話はなんでしょうか、先生」
「今日は絢辻にたずねたいことがあってな」
「たずねたいこと?」
「そのまえにお茶でも飲むか」
「いえ、けっこうです」
「そうか」
頭のハゲかかった中年教師は、両手を体の前で重ねた詞の全身を足元から順番に眺める。
黒を基調としたブレザーに濃いグレーのプリーツスカートの制服。
絹のような黒髪が背中まで伸びて、理知的な瞳が輝いている。清楚なルックスと落ち着いた雰囲気で、詞をミス輝日東に推す男子たちの声も多い。
(真面目そうな顔をして、男好きのする体をしてやがる)
スケベな視線がスカートから伸びた詞の太ももに注がれている。
「あの……先生??」
「ハッ、考え事をしてぼーっとしてた」
「よかった。また私の足を見てるのかと思いました」
「ハハハ。鋭いな」
「いつもダメですよ。女子生徒をそんな目で見たら」
「絢辻みたいな可愛い娘がいたら男はつい。スタイルもいいし、男子が放っておかないだろ」
「うふふっ。今度は褒め殺しですか」
「スリーサイズはいくつだ? 胸は86ぐらいか」
「セクハラですよ。ほんとうに教育委員会に訴えますよ」
詞はニコニコとくぎを刺す。
口調はいたって穏やかだが冗談ではすまなそうな怖さがある。
「いまのは聞かなかったことにしてくれ。仕事のしすぎで口が滑った」
「ならいいけど。次からは気をつけてくださいね。私も先生の教員人生を終わらせたくないですから」
中年教師はあらためて咳ばらいを一つした。
「調子はどうだ。最近学校で困ったことはないか」
「とくに変わったことはありません。勉強も順調です」
「クラス委員と創設祭の実行委員の掛け持ちは大変だろ」
「周りのみんなも手伝ってくれてるし、実行委員は去年もしてたので平気です。内容はほとんど覚えてますから」
「仕事も早いし、絢辻にまかせておけば安心だと先生方も感心してたぞ」
「そういっていただけると引き受けたかいがあります。話がないなら戻りますね。いろいろと準備がありますので」
「まあ、まて」
「まだなにか??」
「じつはコレなんだがな」
中年教師は一枚の写真を取り出した。
「あっ!?」
詞は思わず絶句した。
校舎の資材倉庫で、詞が男子と抱き合ってキスをしている姿がバッチリと写っていた。
いつの間に撮られたのかまったく見当がつかない。
「相手は同じクラスの橘純一だろ」
「……いったい誰が」
「先生が聞きたいぐらいだ。まさか絢辻が校内で不純異性交遊をしてるとはな」
「それはその……」
決定的な証拠を突き出されていては、いくら頭の回転の速い詞でも弁解のしようがない。
「こいつは大問題だぞ。明日の職員会議で報告だ。校則違反で二人とも退学処分だな」
「まってください。橘くんは関係ありません」
「白を切るつもりか。いつから付き合ってる」
「えっと……創設祭の準備を手伝ってもらうようになってから……」
「向こうから告白されたのか?」
「まあ、なんとなく」
「なんとなくでキスをするのか」
「それはその時の雰囲気で」
「どこまで進んでる?」
「はい?」
「橘と最後までやったかと聞いてるんだ」
「先生に教える義務はありません。プライベートなことを」
「なんだその反抗的な態度は」
「べつに反抗的じゃ」
「目を見ればわかる。その様子だととっくにハメられたな」
「ハメ!? 先生には関係ありません!!」
「2回か3回か。それとももっとか。まさか他の男子とも隠れて寝てるんじゃないだろうな」
「そんなバカなことあるわけないでしょ!」
詞はムキになって否定する。
「ということはまだ処女なんだな?」
「あたりまえです」
「それを聞いて安心した。才色兼備の優等生が経験済みだとしゃれにならんからな。処分を楽しみに待ってろ」
「先生……」
「話は以上だ。もう戻っていいぞ」
中年教師は詞を突き放すように言う。
「退学だけはどうか」
「いまさら弁明か。しおらしい態度をしても遅い。両親も悲しむだろうな」
「悪いのは全部私です。彼は悪くありません」
詞は胸に手を当てて必死に説明する。
自分のことよりも彼氏を退学にさせたくない一心だ。
「そんなにあいつを守りたいのか」
「……おねがいします……橘くんだけは」
「そこまでいうなら、絢辻の態度しだいでは黙ってやらないこともないが」
その言葉に詞の表情が明るくなる。
中年教師は背後に回り込むと、制服越しに詞の胸をまさぐった。
両手でモミモミと優しく揉みしだく。
「ちょっと、先生!? なにをするんですか!? 手が!!」
詞は驚いて固まる。
これまでにもセクハラを受けたことはあるが、ここまで大胆なのははじめてだった。
「嫌なら大声で助けを呼んでもかまわないぞ」
「どういう意味ですか」
「かしこい絢辻なら、先生のいってる話がわかるよな?」
詞が抵抗しないのを見て、中年教師はブラウスのボタンを外しにかかる。
内側に手を入れて、ブラジャーごと胸を揉んだ。
詞は嫌悪感をあらわにして身を捩る。
もともと軽蔑していたが、弱味をネタに脅迫するような教師だとは思わなかった。
「ハアハア、いい揉み心地だ。ちょっと硬いな」
「やめてください、先生……」
「思ったよりもあるな。橘にもこうやって揉まれたのか」
「知らない」
「ハアハア。先生はな、ずっと絢辻のおっぱいをこうしたいって狙っていたんだぞ」
時間をかけておっぱいを弄ぶ。
長い黒髪に顔を埋めて、校内一の優等生美少女の甘い香りクンカクンカと嗅いだ。
首筋や耳の辺りをペロペロと舐める。
「スカートをめくって見せてみろ」
「なっ!?」
「下着検査だ。まさか校則違反の下着を履いてるんじゃないだろうな」
中年教師はあくまで職務上の体で命令する。
その辺りがとてもずる賢い。
詞は悔しそうに唇を噛んだ。
ここで逆らうのは得策ではないと頭でわかっている。
両手でスカートの裾を握りしめると、ゆっくりとたくしあげた。
まだ彼氏にも見せたことのない色っぽい下半身をスケベな教師の目に露出する。
「ほほーう。こいつは優等生らしい。純白のパンティーか」
「もういいでしょ」
「バカもん。そのままの姿勢でいろ。勝手に下げたらお仕置きだぞ」
立ったままスカートをめくってパンティーを見せている詞を、中年教師はニタニタと眺めている。
「最高の眺めだな」
「この変態教師っ」
「教師に対して口が悪いな」
中年教師はおもむろに近づくと、ブラジャーをずらして詞の乳首を口に含んだ。
「ひぃ! な、なにをするの!!」
「いいからじっとしてろ。先生が絢辻の乳首の味をたしかめてやる」
「たしかめるって、なにを」
詞は思わず後ずさる。
かまわず中年教師はチュパチュパと音を立てて詞の乳首をしゃぶる。
レロレロと舌で転がして、チューチューと吸う。
「あ、あん……やめてぇ、先生」
「ハアハア、急に声が弱くなったな。すごくうまい」
「だ、だめよ……こんなこと……誰かに見られたら……」
「心配しなくても誰も来ないし、防音だから音も漏れない」
「そ、そんな……」
詞は顔を真っ赤にして身悶えする。
生まれてはじめて男に乳首を吸われて、驚きと戸惑いを隠せない。
だんだんと呼吸が荒くなってきた。
もじもじと膝を擦る。
「はぁ、はぁ……」
「乳首を吸われて感じはじめたのか」
「ち、ちがいます」
「ウソをついてもわかる。こっちはどうだ」
中年教師はパンティーの上から詞の股間に触れた。
「いやんっ!」
詞はビクンと反応する。
全身の力が抜けて、その場にしゃがみそうになった。
「むほほほ。プニプニのマンコがムレムレに蒸れて濡れてるぞ」
「う、うそだわ!」
「自分でもわかるだろ。体が熱くなってきてるはずだ」
「くっ……!」
「ほれほれ、こうやって乳首を吸いながら大事な場所をさすってやろう」
「だ、だめ……ほんとにやめてください!」
詞は弱々しく首を振って抵抗の意思を示した。
長い黒髪がはかなく揺れて、そのたびに甘い香りを周囲に漂わせている。
逃げたくても体にうまく力が入らないのだ。
乳首をレロレロと吸われて、中年教師の指先でパンティー越しにアソコを触られているだけでどんどんと力が抜けていく気がする。
「むほほっ。いい感じになってきた」
「はあ、はぁ、こんなの卑怯よ……生徒の弱味を握って無理矢理」
「大事なところを濡らしておいてえらそうに。そこまでいうなら絢辻にチャンスをやろう」
「チャンス?」
中年教師は電動マッサージ器を取り出した。
これまでにいたいけな女子生徒を何人もいたぶってきた愛用マシンだ。
「こいつに30分間耐えることができたら今回の件はなかったことにしてやろう。職員会議にも報告しない」
「もしダメな場合は?」
「その時は、絢辻の処女マンコを生オナホとしてハメさせてもらう」
「先生らしい下品な考えだわ」
「どうする? 嫌ならやめてもいいんだぞ」
「約束を守るっていう保証は? あとになって橘くんだけ退学にするって脅すつもりかも」
「なかなか疑り深い性格だな。その写真と机の引き出しにある元データを渡してやる。希望なら念書でも書いてやろう」
「約束ですよ」
「決まりだな」
中年教師はニヤリと笑った。
(勉強はできても大人の怖さをまったくわかってないな)
真面目な女子生徒ほど罠に引っかかりやすい。
ここまですべて中年教師の計画通りだった。
「そこのソファーに座って脚を開け」
「わかりました。……こうですか」
部屋のソファーに座ると、片手で髪を背中に払いつつ詞は淑やかに膝を開いた。
中年教師を反抗的な目つきでにらむ。
若干顔が赤いのは下着を見られているせいだ。
「するなら早くしなさいよ」
壁の時計で時間を確認する。
「普段は礼儀正しいのに、とんでもなく口が悪いな」
「絶対に我慢してみせるわ」
「むほほほっ。その強気な態度がいつまで続くか楽しみだわい」
中年教師は電マのスイッチを入れる。
詞の陰部に当てた。
「ひゃああっ!!!!」
途端に詞は電気が走ったような声をあげた。
・
・
・
--30分後。
「いやああ、やめてぇ、やめぇーーー!!」
生徒指導室に詞の喘ぎ声が響いている。
電マから逃れようと、ソファーの上を乱れた制服姿で転がるようにもがく。
すでに下着は脱がされて左の足首に布切れのように絡まっている。
詞の必死の抵抗もむなしくあっという間に2回も絶頂に達していた。
「イクーー!! またいっちゃうーーーー!!」
ブリッジをするように腰を浮かしてパイパンのスリットから潮を派手に噴く。
ソファーはビチョビチョに濡れている。
想像していたよりも電マの刺激がはるかに強力すぎたのだ。
真面目な詞はそういう情報に疎いが10分以上耐えられる女子高生などいるわけがない。ましてやはじめて恋をして性に目覚めたばかりの時期ならなおさらだ。
中年教師は詞がイッた後も執拗に電マを当てて、肉体と精神の両方を追いつめていた。
「だらしないな。またイッたのか。偉そうな態度はどこにいった?」
「だめぇええ、もう、許してぇ、先生……私、頭がこわれちゃう……」
ぜぇぜぇと肩で呼吸をする、詞。
全身が火照って汗まみれで、理知的な瞳は涙で潤みきっている。
イキすぎてもうなにがなんだかわからないのだ。
電マをスリットに当てられただけで、体が勝手に反応してあられもない声を上げてしまう。
「これだけ濡らせば十分だろ。約束通り、絢辻の処女マンコをいただくとするか」
中年教師はギンギンに反り返った男根を、詞の濡れそぼったマンコに当てる。
「おねがい……先生……それだけは許して」
ソファーにぐったりとした詞は、すがるような視線で懇願する。
はじめては恋人の橘純一に捧げたいのだ。
大嫌いな中年教師などに絶対に汚されたくない。
「そういわれてもな。約束だろ」
「だって、こんなの……」
「痛いのは一瞬だけだ。先生が大人チンポの味を教えてやろう」
「やあっ、まってっ、やめてください、先生っ!!」
「ハアハア。あきらめておとなしくしろ、絢辻」
中年教師は嫌がる詞の膝を押さえつけると、狙いをつけてグイッと腰を押し付けた。
無垢な淫裂にズブズブと中年教師の男根が埋没する。
体重をかけてズップリと根元まで挿入した。
「い、いたい……せ、先生っ」
詞は苦痛に顔をしかめる。
痛みよりも胎内に男根が入った異物感に怯えていた。
「ハアハア、全部入ったぞ」
「ぬ、ぬいてぇ」
「むほほほっ。中はヌルヌルでキツキツだ」
中年教師はゆっくりとピストンを開始した。
詞の活きの良い膣を味わうにねっとりと犯す。
「性格もきついが、マンコはもっときついな」
「ああん、はぁ、んーー、んんーー」
「苦しいか? 体の力を抜いてリラックスしろ。すこしは楽になるぞ」
「はああン、んんーー、ごめんなさい。橘くんっ……」
詞の頬に一筋の涙が流れた。
中年教師に犯されたことが悔しいのと、純潔を守れなかったことを心から謝っている。
「むほほほっ。彼氏のいる女子生徒をハメるのはたまらん」
「んあ、はあ、ふぅ、ふううう」
「ほらほら、だんだん気持ち良くなってきただろ。絢辻は今日から先生の恋人だぞ」
「だめよ……私の体がへん、はああ」
眉間にしわをよせて、甘い声を漏らしだす。
痛みも薄れて快感が上回りだしたのだ。
膣の奥の子宮を小突かれると快感に頭が真っ白になって、セックスのことしか考えられなくなる。
この後、絢辻詞は夜遅くまで生徒指導室で中年教師に様々なポーズでハメられまくった。
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コメント
新作お疲れ様です。
いいですね!
アマガミ自体はあまり知らないのだけれど、すごく興味を持てまして、早速キャラを調べてみました。どれも魅力的なキャラで、それぞれをどのように料理されるのか楽しみです。
1話目の絢辻詞は、なかなかツボです。次の中多紗江も楽しみにしてます。
それでは、日々寒い日が続きますが、お身体に気を付けて続けてくださいね。
アマガミはTLSを作ってたところのゲームなので個人的にはおすすめです。
いまだとアニメのが手っ取り早いかな。
絢辻詞は仮面優等生という設定なので、王道のエロ教師をネタに書きました。
ブルーさんのアマガミ新作だやっほーい!
(絢辻さんは裏表のない素敵な人です!)
真面目な詞が中年教師に騙されてNTRされるシチュ・・・
ごくり、心理描写といいエロ表現といい最高です。
次回が楽しみです。
今回はひとり一話ペースでしょうか?
今年はエロエロエロエロなクリスマスを期待してお待ちしております。
アマガミも発売されて10年たってたんですね。
はやいもんです。
今回のためにアニメを早送りで見直しました。
アニメで二人が資材倉庫に閉じ込められてるのを見て思いつきました。
今回は1人1話です。
ダラダラ続けるよりはこっちのがペースが早くなるかなと、、、。
中多紗江もありがちなネタになりそうです。
明けましておめでとうございます。
旧蒼い小部屋時代からサイトのファンです。
アマガミ、懐かしいですね。ブルー様の続編が楽しみです。
感想ありがとうございます。
そのうち続きを書きますので、気長におまちください。