作者:ブルー
わたしが家を出る少しまえに学校で、わたしが大人の男の人と付き合っているという噂が広がりましたが、それは本当です。もうひとつ、わたしが車の中でその男の人のモノを口に含んでいたという噂も広がりましたが、それも本当です。どちらも相手はおじさんです。あの時はクラスのみんなの前だったので真顔になって否定してたけど……ごめんなさい。嘘をついていました。あの頃にはわたしは、放課後になると車の中でおじさんのモノを喉の奥まで咥え込み、髪をかきあげて顔を揺すっておじさんの欲求を搾り取るのが日課になっていました。そうやって毎日、満足してもらっていました。
これは純粋な意味で恩返しのような行為でした。いけないことをされているとしても自分ばかりが気持ちよくなっていることにわたしは罪悪感のような物を感じていたのです。おじさんの指でイカされてもやもやが晴れるように、わたしはおじさんにもどうにかスッキリとして帰って欲しかった。そういう男の人の苦しみが大変辛いことを、わたしはクラスメイトとの雑談などから知識として知っていました。それとこの頃になるとおじさんは、決まったようにわたしに対し初体験のセックスを持ちかけていたのもあります。
放課後、助手席でイキかけた一番危ない瞬間を狙って「そろそろセックスをしたくなったんじゃないのかな。悩ましげな腰つきを見たら一目で分かる。もう指だけじゃ満足できないんだよね? 私ならはじめ君のことを全部忘れさせてあげられるよ。指よりもずっとずっと気持ちいい大人のセックスを教えてあげられる。初めてでも痛くないからね。感じすぎて、真面目な美雪ちゃんも欲求不満の人妻みたいに腰を振るようになる。おじさんのオチ○ポを美雪ちゃんのアソコに入れてみないかい。もう美雪ちゃんの処女をおじさんにくれてもいいんじゃないのかな」って囁いてきていました。本当に毎日です。わたしもタイミングがタイミングだけに気が気ではありません。その場の雰囲気に流されて、危うくうなずきかけたこともあります。将来の練習だよと半ば強引に説得されて、制服を着たまま脚を広げさせられ、よじったショーツのアソコに先端の半分ほど入られたこともあります。気がついたらおじさんは、わたしの腰をガッチリと押さえジリジリと突き込んでいました。閉じていたわたしの門を押し開くように、「このままトドメを刺してあげるからじっとしててね」って言いながら。とても危うい経験でした。
もしもその時、わたしが腰を横に逃がすのが少しでも遅れていたら初めては間違いなく散らされていたと思います。おじさんはすごく残念そうに舌打ちして、そういうピンチはそれから何度もありました。おじさんがその気になればわたしの処女は、いつ散らされてもおかしくない状況の連続でした。
でもおじさんは優しくて、わたしが「お願い、おじさん……それだけは、それだけは許してください……」と涙をいっぱいにお願いすると止めてくれます。おじさんが相手でも身体を許すわけにはいきません。初めてだけは、どうしてもはじめちゃんにもらって欲しかったからです。はじめちゃん以外の男の人とそういう関係になりたくなかったからです。口での奉仕は純潔を守るための防衛手段でもありました。でも、そんなわたしの考えですらおじさんは当初から計算済みだったのかもしれません。計算の上でその気持ちを利用されていたのかもしれません。
最初はおじさんのモノを手で扱いてスッキリしてもらっていました。なにもわからないわたしにおじさんは、男の人のモノの扱き方を親切に教えてくれました。「男子はこうやりながら好きな女の子の裸を想像して、たとえば美雪ちゃんの裸やブルマー姿、真面目な美雪ちゃんがセックスされているシーンを想像してマスターベーションをするんだよ」とも教えられました。車の中でです。わたしはズボンのチャックから飛び出したおじさんのモノに指を絡め、クラスの男子がわたしのセックスシーンを想像しながらマスターベーションする場面を思い浮かべてしまいました。軽いめまいがしていました。きっと想像の中でわたしは、すごいことをされているんだと考えてしまいます。わたしは、男子たちがわたしのセックスシーンを想像しながらマスターベーションをするのはこんな感じなのかしらと思い悩みつつ、おじさんのモノを優しく扱いてあげました。おじさんのモノは黒くて硬くて太くて、血管が浮き上がっていて、とてもたくましいです。とても立派だと思います。子供の頃に見たはじめちゃんのとは比べ物になりません。わたしはこんな大きなモノがほんとに女の人のアソコに入るのかしらと、いつも驚きと困惑の眼差しで眺めていました。
恐る恐る上下に扱きながら、指が火傷してしまうんじゃないのかと思うぐらいに熱くて硬くて、胸はどうしようもなく高鳴ってしまいます。なんて淫らなことをしているんだろうと自戒することもあります。でも、頭が酸欠したみたいにぼーっとして知らず知らずおじさんの教え通りに手を上下に動かしてしまうのです。広がったエラの部分に人差し指を巻きつけ、慎重に動かします。ちょうどリレーのバトンを握るような仕草です。時々おじさんの指示で早くしたり遅くしたりもします。赤黒い亀頭の先端から溢れる先走り汁を指先に馴染ませ、おじさんが気持ちよくなるように扱いてあげます。
最初は大変でした。どうやったらいいのか分からずにオドオドしながらただ単に手を動かしているだけでした。不慣れな上に恐怖心もあって、おじさんを射精に導いてあげるまでにかなりの時間がかかったのを覚えています。手の平に熱い精液が飛び出してきた時はとても驚いたと同時にすごく感激しました。わたしの手で、わたしの手コキで大好きなおじさんを射精に導けたことに、わたしはある種達成感のようなものを感じていたのです。あまりの嬉しさにその日は、覚えたばかりの手コキでおじさんのものから三回も精液を抜き取ってあげました。おじさんも「若くて美人の女の子にしてもらったおかげかな、こんなに射精したのは久しぶりだ。これからは毎日頼むね、美雪ちゃん」とすごく喜んでくれました。
手コキの次はフェラチオの勉強をしました。おじさんはわたしが一生懸命手コキをしている間、わたしの頭を、わたしの長い髪を優しく撫でてくれます。「いつになっても初心でいいね。いかにも処女って感じの指使いだ。美雪ちゃんの白くて細い指でシコシコされると最高だよ。まるでお姫様に扱かれてるみたいだ」っておじさんはいってくれます。わたしは恥ずかしくってはにかんでしまい、おじさんのモノをより早く扱くのです。竿の下に垂れ下がった毛むくじゃらな袋の部分に左手を添えて優しく揉みほぐします。男の人はそこも感じることをおじさんが教えてくれました。繋ぎ目の部分をチロチロと舐められるととくに弱いそうです。おじさんもすごく喜んでくれます。だからわたしは、右手で竿の部分をシコシコと淫らに扱きながら左手で袋の部分を包み込み、ヤワヤワと刺激してつなぎ目部分を舐めてあげます。それから指先で髪を耳元にかきあげ、先端を口に含んでゆくのです。
この時わたしは上半身だけを運転席の方へ投げ出しています。ムワッとした匂いがして、わたしはおじさんのモノを……。とても熱いです。指で触っていた時よりも熱くて、舌の上に熱い鉄を押し付けられたみたいに。それととても不思議な味がします。おじさんの匂いです。
赤くてツルンとした先端に可愛らしくキスをして、突き出した舌で舐め回します。ソフトクリームでも舐めるように動かすのです。この間も右手は竿をシコシコと扱いています。左手で袋を揉みほぐし、おじさんの先端を真心をこめて奉仕するのです。舌の表面がビリビリと痺れて、顔を見上げて「気持ちいいの、おじさん?」というふうに尋ねます。声には出していません。上目使いにそう尋ねるのです。それに対しおじさんは穏やかに笑うばかりで何も答えてくれません。大きな手の平でわたしの頭を撫でてくれて「もっと舌に唾を乗せて、援助交際慣れした女子高生みたいに舐めてごらん」といってくるのです。
わたしはフルートを吹くように長くてたくましいおじさんのモノを横向きに唇で挟んで刺激します。教科書には載っていないフルートの吹き方です。わたしはそういう時、放課後の音楽室で全裸になってフルートを吹かされている自分の姿を想像してしまいます。全裸だけど、白色のハイソックスと学校指定のローファーだけは履いています。楽曲はフルート・ソナタです。
音楽室にフルートの音色が響き渡り、椅子に座ったおじさんがいつの間にか姿をあらわします。おじさんは全裸でフルートを演奏するわたしを舐めるように眺めて、わたしは視線を意識してしまうのです。その思いは楽曲が終わりに近づくにつれ激しく高ぶっていきます。額から汗を噴き出し、どうしようもなく高ぶっていきます。そして演奏が終わるとわたしは、椅子から立ち上がったおじさんによって木の枝になったばかりの果実をもぎ取るように犯されるのです。立ったまま後ろから犯されるのです。両手にフルートを握り締め必死に声を押し殺して、わたしは人形のように犯されるのです。
興奮していたのかもしれません。セックスに対して拭いきれない抵抗感を抱きながらも、心の奥底ではおじさんに抱かれるのを期待していたのかもしれません。目は涙がいっぱいで、おじさんのモノを舐めながら興奮していたんだと思います。
だからわたしは、おじさんのモノに唾を吐きかけます。たっぷりと吐きかけます。はにかんだわたしが唾を吐きかけ、まんべんなくまぶしてからいやらしい音をさせてしゃぶり上げると、おじさんが喜んでくれるからです。「清純そのものな美雪ちゃんが、高級ソープ嬢みたいな顔でおしゃぶりしてる」と子供みたいに喜んでくれます。たくましいおじさんのモノがさらに硬度をグンと増すのです。すごく立派な姿です。こんなモノで一気に貫かれたとしたら、わたしはどんなふうになってしまうのだろう、わたしはどういう女の子に変えられてしまうのだろうと、そればかりを考えてしまいます。はじめちゃんよりもおじさんの存在の方が大きくなってしまいます。身体の奥はズキズキと疼いて、早く楽になりたいと訴えていました。いっそこのまま処女を散らしてもらったらどれだけ楽になれるかと思ったこともあります。
でも、何があろうともそうするわけにはいきません。わたしは、はじめちゃんが好きなのです。絶対にはじめちゃん以外の男の人に身体を許すわけにはいかない、そう自分に言い聞かせていました。一刻も早くこの一連の行為を終わらせようと、恥ずかしさに潤んだ瞳で見上げながらおじさんのモノをしゃぶっていたのです。荒い息遣いのまま下側から舌を巻き付かせ、早い射精に導けるよう何十往復も舌で扱いてからとびっきりいやらしく咥えていました。
そうしておじさんはわたしの口に精液を吐き出していました。必ずわたしの口の中に出していました。一滴残らずわたしに飲ませるのです。制服を汚したくないというのが理由だそうですが、それだけではないような気がします。最初の頃うまく飲み込めなくてハンカチに吐き出そうとすると、おじさんはすごく怒っていました。
射精の直前わたしは、両手をおじさんの腿について口を窄ませながら顔をングングと動かします。吐き気を我慢し舌を絡め、顔を一生懸命に、まるでそうするようにプログラムされたロボットみたいに縦振りします。そんな時でも視線だけはおじさんの方を見上げています。涙がたまった目で見上げています。もちろん最初は無理でした。おじさんの丁寧な指導によって、今ではそういう奉仕が可能になったのです。制服も髪の毛も乱れ、おじさんの指でイカされた後、手コキの上にフェラチオまでさせられて……わたしはなんてふしだらな女子高生になってしまったのだろうと思います。それでもおじさんのペニスを淫らにしゃぶることを止めることは出来ません。
おじさんの手がわたしの頭を強く押さえつけたら合図です。根元まで咥えさせられたペニスから熱くてドロリとした粘液がわたしの喉の奥に向って勢い良く発射されます。ビュッーー、ビュッーーっと音をさせて、本当にそんな音がするのです。
額に薄っすらと汗をかくわたしは頬をすぼませて死に物狂いで飲み下して、おじさんの精液を、喉に絡まる精液を……(おじさんはザーメンと呼ぶので、手紙の中でもザーメンって書きますね)おじさんの濃厚なザーメンを一滴残らず飲み干します。ンムッ、ンググッって喉を鳴らしながら……おじさんがそうしろと命令するからです。おじさんは、わたしが苦しそうに頑張ってザーメンを飲み下す姿が一番好きだそうです。射精が終わっても、口からペニスを抜くことは許してもらえません。ペニスの管に残っている残り汁も吸いださないといけないからです。わたしは「じゅちゅーーーーっ、じゅるじゅるじゅる……ちゅうぅぅぅーーーー……あむっ、レロレロ……はむぅ、ああっ……」と卑猥な音をさせておじさんの残り汁を全部吸いだしてあげます。
おじさんは「いやらしいバキュームフェラがうまくなった。生徒会長もしてて頭がいいだけはある。なんでも飲み込みが早いね。表情も出会った頃とは見違えたみたいになまめかしくなってきた。前みたいな子供の顔じゃない」って満足そうに褒めてくれます。わたしは口からペニスを抜いて後始末を開始します。口を開けてザーメンが残っていないのを確認してもらってから、おじさんの毛むくじゃら脚の内側や袋の部分、竿やお尻の穴も舌で舐めて丹念に掃除をします。手を使ってはいけません。わたしはおじさんの股間に顔を埋め、顔と舌だけを忙しく動かしてペロペロと掃除を続けます。ざっくりとほつれた髪のまま……時間をかけて綺麗に掃除を終えると「美雪のフェラチオはいかがでしたでしょうか……今日もおじさんのザーメンをごっくんしちゃったよ」とお礼のキスをしてからズボンの中にしまってチャックをします。
ある時おじさんがいっていました。「木から落ちた葉は川を流れ、いつか河口に辿り着く。もしそれが葉ではなく種ならどこかで芽を出すかもしれない。逆に途中で流れの澱みにはまり朽ち果てるかもしれない。でも、葉であろうと種であろうともう二度とその木に帰ることは出来ない。戻ることは出来ない。でもそれは悲しいことじゃない。それはとてもとても自然なことなんだから」と……。わたしはその時、何のことを話しているのか分かりませんでした。でも今は漠然とですがわかる気がします。葉はわたしで、木は家であり不動高校でありわたしの住んでいた世界のことなんだと思います。
たしかにこれまでわたしという葉は、木に守られ、その隣にはいつもはじめちゃんという葉が寄り添っていてくれました。台風の日にもです。でも未来永劫そうだという保障はどこにもありません。むしろそうでない可能性が遥かに高いとさえ思えます。そのことにわたしは、わたしは気づいていないふりをしていたのだと思います。だからこそ、こういう結末に……。川面に落ちた葉は流れをさかのぼることは出来ません。ただ流されるだけです。たとえのぼれたとしても、落ちた木に戻ることが出来るでしょうか。木は暖かく迎えてくれても、一度落ちた葉は元には戻れないものなのです。そのことは、はじめちゃんもわかっていると思います。現実とは受け入れるものではなく、受け入れるしかないものなんですね。
関係はさらに深まり、わたしが家を出る二週間前には抜き差しならない関係になっていました。毎日二回、朝と夕方には車の中でおじさんの指でイカされフェラチオ奉仕をするようになっていたのです。それどころか昼間の学校にまでおじさんはやってきて、誰も居ない教室や生徒会室、ミステリー研究会の部屋や体育倉庫、校舎裏でわたしとの行為を求めるようになっていました。おじさんがどうやって学校の中に入って来ていたのかは知りません。でも、わたしたちの学校はそういうところがルーズというかフリーだったので、あんがい堂々と来ていたのかもしれません。とにかくおじさんは校内でもわたしにいやらしい行為を迫るようになっていたのです。
おじさんの性欲は口を使って抜き取るだけでは収まらなくなっていました。授業と授業の合間にわたしは、制服姿のまま校舎裏の壁や生徒会室の壁に両手を着いて、後ろからスマタという行為をさせられていました。ズボンのチャックから出したおじさんのモノを、後ろからわたしのアソコに直接あてがい、入れることなく太腿で挟みつけて摩擦する行為です。それはとても刺激的で、それだけに危ない行為でした。誰かに見つかってしまうかもしれないという恐怖もあります。わたしはためらいながらもショーツを膝の辺りまで下ろして、スカートからはみ出したお尻とむき出しのアソコをおじさんのペニスと触れ合わせるのです。すぐに湿り気を帯びたいやらしい音がして、わたしの身体は授業中からおじさんとの行為を考えて濡れていました。入れることはないけど、限りなく本当のセックスに近い行為です。とても無防備で、いつ処女を散らされても不思議ではない危険を孕んでいるだけにセックスより淫靡といえるかもしれません。おじさんはわたしの腰を掴んで、まるで先生が女子生徒を校内レイプしているみたいにわたしのお尻に腰を叩きつけるのです。わたしの理性はおびただしい背徳感と快楽に麻痺してしまい、膝がガクガクと震えてしまいます。壁に両手を着いていても立っているのが困難になってしまいます。
ついには壁をズルズルと滑り落ちて、頬を地面に着いたお尻だけを高くかかげた卑猥なポーズで後ろから獣のように下半身を遊ばれてしまいます。それでもわたしは、なんとか歯を食いしばっておじさんのモノを太腿で挟みつけて刺激し続けるのです。そうしないと次の授業が始まるまでにおじさんを射精に導かないと、無条件でわたしの処女を犯してもいいという約束をさせられていたからです。これはとても危うい約束でした。どういうわけかおじさんはなかなか射精してくれないのです。ピンチでした。いつも時間ギリギリでした。この間、おじさんは無防備に剥き出しになっているわたしのアソコに指を一本突き込んで、下準備だとばかりに甘いストロークをさせているのです。襞がめくれ、鈍い音をさせながら指が奥にまで刺さる感触がありました。もし少しでも遅れていたらわたしの処女は本当にその場で犯されていたと思います。思いっきり太腿で締め付けて、どうにかおじさんを射精に導いていました。恥ずかしい声で鳴きながら床に涎を垂らしてイカされ、おじさんのザーメンが溶けたわたしのお尻に振りかけられていたのです。
そんな恍惚とした最中いつも思っていました。このままではわたしの処女は間違いなくおじさんに犯されてしまう、いつか快楽に屈して身体を許してしまうと……。どんなに強固にこらえていても、どれぐらいはじめちゃんを想って最後の一線だけは拒んでいても、いつかその防御壁はおじさんの巧みなテクニックによって突き崩されてしまう。おじさんの本性が普通の優しいおじさんでないような気がしていました。わたしはとんでもない過ちを犯してしまったのではないのだろうかと思えてきました。でも、すべてが遅すぎたのです。もう後戻り出来ないところまで、わたしの心と身体の両方は追い詰められていたのです。
そしてその日は、青だった信号が赤に切り替わるようにごく自然とやって来たのです。それは家を出る一週間前の金曜日でした。放課後、いつものように車の中で一連の行為を終えた後、制服の乱れをいそいそと直しているわたしにおじさんは「明日、ホテルへ行こう。部屋を予約しておくから」と誘ってきました。
わたしは驚いておじさんを見ました。おじさんは真剣な表情でわたしを見つめて……。ついにその時が来てしまったんだと思いました。おじさんはわたしの処女を散らす覚悟を決めたのです。いいえ、なんらかの理由があってわたしの処女を犯す最高のタイミングはそこだと判断したんだと思います。まえにも書きましたが、おじさんはそういうタイミングを計るのがとてもうまいのです。
わたしは「困ります、わたし……おじさんのことはとても大切です、大切に思っています……でも、そういうことは……それにわたし、はじめちゃんが……」と言いましたが、おじさんは「明日まで時間があるからゆっくり考えるといい。もしその覚悟が出来たなら電話をくれるだけだ。いつでも迎えに行くからね」といって車を走らせました。
わたしは道路にポツンと取り残されて、その夜は一睡も出来ませんでした。寝ようとしても眠れなかったのです。目を覚ませばおじさんが居て、わたしの服を脱がせて、強引に脚を左右に広げさせて、わたしは抵抗する間もなくおじさんに純潔を貫かれて……焦っていたんだと思います。このまま何もせずにいたら自分は本当におじさんに抱かれてしまうのではないか……。
次の日の朝、わたしははじめちゃんの家に行きました。土曜日なのに学校の制服を着ていた日のことです。はじめちゃんも覚えているのではないでしょうか。わたしの姿を見たはじめちゃんは不思議そうな顔をして「なんで制服を着ているんだ?」って聞いてきましたね。わたしはすべてを打ち明けようと思っていました。これまでおじさんにされてきたこと、自分がしていたこと、過ちのすべてをです。
そうしてわたしは、はじめちゃんに引き止めて欲しかった。大切な何かがおじさんによって引き裂かれてしまうまえにずっと育んでいたかけがえのない想いを告げて、はじめちゃんにわたしの想いを受け止めて欲しかった。わたしは覚悟を決めていました。はじめちゃんなら、はじめちゃんになら……はじめちゃん以外の男の人と深い関係になりたくなかった。
覚えていますか。わたしが声をかけようとした時、はじめちゃんは「わりぃ、これから用事があるんだ」と急いで部屋を出ていきましたよね。わたしは「待って、大事な話があるのはじめちゃん」と懸命に引き止めました。顔は泣きそうなぐらいに引きつっていたと思います。でも、はじめちゃんは「ホントごめんな。俺、急いでるんだ。帰ったら聞くからさ」って……。振り返りもせずそのまま玄関を飛び出して行きましたよね。おばさんに聞いたら、はじめちゃんは玲香さんに呼び出されてデートに出かけたって教えてもらいました。とても悲しかったです。ガラガラと音を立てて心が壊れてしまったんじゃないかと思うぐらい悲しかったです。泣きたいぐらいに……。いいえ、泣いていました。気がついたらわたしは、迎えに来たおじさんに優しく慰められ都内でも有名な高級ホテルへと連れられていました。
ホテルの部屋に入るなりおじさんはわたしを背中から抱きしめました。制服がしわくちゃになるぐらい胸を激しく揉みしだいてきました。背後から有無をいわせずわたしの胸を揉みしだいたのです。スカートのお尻に硬くなったモノを擦りつけ、わたしを横に向かせてキスをしました。スカートはめくれ、ズボンの膨らみが白いショーツに包まれたわたしのお尻を犯すように動いていました。舌をたっぷりと絡めて唾液を飲まされ、おじさんはわたしを立たせたまま、服を一枚一枚ゆっくりと、まるで制服を脱がすことを楽しむように剥いでいったのです。
わたしはじっとしておじさんの手で制服を脱がされ、まだ泣いていたと思います。でもおじさんはそのことに一言も触れませんでした。触れようともしませんでした。もしかしたらおじさんは全部分かっていたのかもしれません。わたしが深く傷ついているのを知っていたのかもしれません。人は、とくにわたしのような年頃は、ひどく心が折れてしまう出来事に直面してしまうと自暴自棄になってしまうことがあるのは知っていましたが、まさかわたし自身がそうなるとは思ってもいませんでした。あんな辛い心境でなければ、おじさんに誘われるままホテルへ行くことなどなかったでしょう。でもそういうことも含めて、昨日の内からホテルへ誘っていたのかもしれません。計算していたんだと思います。そしてその計算は見事に的中したのです。
立ちつくしたまま最後に残っていたショーツも脱がされ、もはやわたしの身体を隠すものは何もありません。制服のスカートもブラウスも足元に落ちています。考えてみるとおじさんのまえで裸になったのははじめてでした。わたしは顔をうつむかせたまま左手で右腕の肘を持った姿勢で、あえて身体を隠そうとしませんでした。大きく膨らんだ胸も大事な部分もです。脚を少しだけ開いて、明るい部屋の中、ことさら大事な場所がおじさんの目に入るようにしました。まだ誰も受け入れていない、おじさんがずっと狙っていたであろう大切な部分をです。そして無防備に「わたしの処女を差し上げます。どうかご自由にわたしの身体を使って楽しんでください。わたしの処女を好きなだけおじさんのペニスで犯してください」とでもいうように差し出しました。投げやりな気持ちです。生まれたままの姿を、肌を晒したのもおじさんがはじめての男性でした。
おじさんはしばらくの間、少し離れた場所から観賞していました。まるでわたしが少女でいられる最後の姿を目に焼き付けるようじっくりとです。背後に回りこみ後姿も眺めていました。おじさんの視線がわたしの肩から背中へ、背中からお尻にかけて降りるのを感じました。見られるという行為で肌がゾクゾクと震えたのです。そしてふたたび正面へ移動したおじさんは、わたしを立たせたまま身体中にキスをしてくれました。
足の指先から足の甲へ、かかとからふくらはぎへ、ひざからふとももへ、へその周囲からはずかしいぐらい発育した乳房へ、鎖骨の周囲から首筋、そして耳の中へ。最後にわたしのアソコにキスをしました。時間をかけてです。動けないように両手でわたしの太腿を掴んで押さえ、毛を掻き分けて丹念にキスをしてくれました。顔をわたしの股間に押し付け、犬みたいにベロを伸ばしてわたしのアソコで動かすのです。閉じ合わさった場所を指を使って左右に押し広げられ、過敏な粘膜をまんべんなく舐め洗われました。剥いたクリトリスもヤスリめいたベロによって優しく転がすのです。
わたしはなすがままでした。ただ涙を流しておじさんにすべてをゆだねていました。心には悲しみしかありません。でもそうして、立ったまま大事なところを舌で刺激されているうちに、じょじょにですが身体に火照りが生まれはじめてきたのです。思考の隅のほうにも薄いピンク色の靄がかかりはじめていました。
おじさんはわたしの背後にまわり、背中のすみずみにキスをしてくれました。腰まで伸びた髪の上にもです。もう身体中どこにも、おじさんにキスをされていない場所はありません。おじさんはわたしの肌という肌に、わたしがこれまで生きてきた17年という歳月を数えるようにくまなくキスをして舌で優しく舐めてくれました。「真っ直ぐに伸びた黒髪が美しい。張りがあるから全裸の後姿がとても綺麗だ。服を着ている時とは別人みたいに大人びて見えるね」と言ってくれました。「とくに腰の括れから続くお尻のカーブが成熟した人妻みたいにグラマーだ。とても普通の女子高生とは思えない。肌も白くて本当に綺麗だよ。美雪ちゃんクラスの美少女はそうそうお目にかかれない」と褒めてくれました。わたしみたいにむっちりとしたお尻の、まだ男に抱かれていない女の子を時間をかけて犯すのが好きなんだと喜んでいました。わたしは、おじさんみたいに素敵な男性が初めての人でうれしいわ、と嘘をつきました。おじさんはその場にしゃがみ、両手でわたしのお尻を左右に押し開いてお尻の穴もほじくるように舐めはじめました。わたしはひどく驚いたけど、すぐに身体の力を抜きました。
それはすごく危険な感覚でした。燃えさかる炎がメラメラとお尻の内側を燃やし尽くすのです。たまらずわたしは下唇を噛み締めました。とても熱くて、人として踏み入ってはいけない領域に足を踏み入れてしまったのを感じていました。太くていやらしい軟体動物がお尻の中に侵入してきたようといってもいいかもしれません。わたしは持久走を走り終えたすぐ後のように、胸をあえがせ全身から生汗を噴いていました。自然と緊張する両手を胸の上で重ね、窓の外に視線を向けたのを覚えています。外には見覚えのない風景があって、もう何もかもがどうでもよかった……。極端なことをいってしまえば、男の人ならおじさんでなくてもよかった。誰でもいいから側に居て欲しかった。例えそれと引き換えに大切な物を失うとしても、今日だけは一人で居たくなかった。おじさんがする行為は全部受け入れようと決めていました。わたしという女の子を汚してもらい、はじめちゃんへの気持ちを断ち切ってしまおうと決めていたのです。
太腿をさすっていたおじさんの右手がゆっくりと動いて、中指でわたしのアソコを淫らにいたぶりはじめました。指マンという行為です。その間もおじさんのベロは後ろの穴を念入りに深く穿っていて、わたしはもう立っているのが不思議なぐらい打ち震えていました。意志とは別に淫らに変貌していく下半身を、おじさんの両手によって支えてもらわなかったらその場に倒れていたと思います。
全裸のわたしはお尻の穴と大切なアソコを巧みな舌使いと指使いで優しく深く悪戯され続けていたのです。とくにしつこくほじくられ続けていたお尻はドロドロでした。下腹部がどうしようもなく波うって、自由の利いた腰から上は汗まみれになって髪を振り乱し、半狂乱気味にのたうっていたと思います。アソコはしどけなく濡れていました。いままでにないくらいにです。おじさんの指が二本に増えてもアソコは、気持ち良さそうに根元まで咥えこんでいたのです。淫らで貪欲な、まるで別の生き物のようでした。
おじさんは指を使って、わたしのアソコでグチュグチュと激しく上下に動かしました。時々指を開いて輪ゴムみたいに広げていました。たぶんセックスをするために狭いわたしのアソコを拡張して下準備をしていたのだと思います。おじさんは「せっかくのロストバージンなんだ。しっかり準備をして一生忘れられないセックスにしてあげないとね。それにしてもはじめくんももったいない。美雪ちゃんみたいな美少女の、こんなに食べ頃に育った処女をほっぽり投げて他の女の子と会いに行くんだからね。まあ、そのおかげでこうして私がその処女を美味しく食べれるわけだ」といっていました。わたしの意識は半分ぐらい飛んでいます。濡れた音が響き渡り、いつしかおじさんの指はわたしの流した液で光り、脚の内側まで垂れていました。それは制服を脱ぎ捨てた床にまで飛び散り、力ずくでもいいから早くわたしを犯して欲しい、この空虚な想いをおじさんで埋め尽くしはじめちゃんへの気持ちを断ち切って欲しいと思いました。前と後ろを同時にえぐられ責められ、わたしの中で何かが目覚めてしまったのかもしれません。きっと半年という長い時間をかけて口説き落とされ、無垢だった性感を開発された上にたっぷりと調教され、押し殺していたモノ、我慢していた何かが一気に噴き出したんだと思います。
腰から下がガクガクとのたうちはじめると、しゃがんでいたおじさんはわたしのお尻の穴からベロを抜いて立ち上がりました。怯えるわたしの肩に腕を回してベットへと連れていってくれました。そうやってベットへ優しく導きながらおじさんはわたしに「震えてるのかい。怖がらなくてもいいからね。女の子はみんないつかは経験するんだから。美雪ちゃんみたいな上質な女の子がいままでそういう経験がなかったのが不思議なくらいだ。バージンを捨てて美雪ちゃんを選ばなかったはじめくんを悔しがらせてやろう」と囁きました。歩くたびに揺れるわたしの胸を掴んで待ちきれないふうに揉んでいました。
白いシーツにあおむけに寝かされ、おじさんは服を脱いでわたしの上に……。まえの晩に想像していたのとまったく同じように、わたしの両脚はおじさんの手によって大きく左右に開かされました。無防備なアソコはお尻の穴の先までだらしなく濡れて、もう完全に男の人を受け入れる準備が出来ていたのです。とてもまだ経験がないとは思えないぐらいに。
わたしは恥ずかしさのあまり顔を両手でおおいました。広いベットの上で両脚をこれ以上開くことの出来ないぐらい開かされ、顔だけをおおい隠しました。おじさんのいうとおり生まれつき淫乱なのかもしれません。おじさんはゆっくりとわたしのアソコにペニスを押し当て、わたしはビクンと震えました。指の合間から見えたおじさんのモノは黒く反り返り、先端から涎を垂らしていました。「いいね、美雪ちゃん。もう後戻りは出来ないよ。美雪ちゃんが大切にしてきた処女はおじさんがもらうよ」といいました。それに対しわたしは、顔を両手でおおったままうなずきました。ため息を吐いて「もういいの……もう疲れたの……早く、はじめちゃんを忘れたいの……おじさんの好きにしてください……美雪の身体をめちゃめちゃにしてください」と……。
おじさんは左右に開いていたわたしの両脚を肩に抱え、両手をわたしの身体の左右に着きました。わたしのかかとは天井へ、わたしの身体がおじさんの下で二つ折りにされたような態勢です。すぐに濡れた肉襞が押し分けられる感覚がして、閉じていたわたしの門が半分以上開かされてしまいました。腕立て伏せをするようにおじさんのモノがわたしの中に浅く入ってきたのです。暖かい息がすぐ近くにありました。「かわいそうに。よっぽど辛いことがあったんだね。すぐに忘れさせてあげるよ。今日は一日中エッチをして嫌なことは全部忘れてしまおう」とおじさんはキスをしてくれました。腰に力を加え、さらにわたしの中に入ってきました。もうわたしのアソコはおじさんのペニスの先端と浅く交わっています。圧迫されたアソコからは止めどもなく愛液が押し出され、後はおじさんがほんの少し腰を振り下ろせばすべてが終わってしまう。
わたしは肩を震わせ「はじめちゃん! はじめちゃん! わたし、男の人に抱かれるよっ、おじさんに抱かれるよっ、ホテルで処女を散らされちゃうんだよっ……はじめちゃんを忘れるためにおじさんに抱かれて、中におじさんのザーメンをたっぷり吐き出されるんだよっっっ!!」といいました。あらかじめおじさんに教えられていた台詞です。い終えるのを待っていたようにおじさんは腰を押し下げ、おじさんのモノはゆっくりとわたしの中に……。あっけなく、本当にあっけなく、あれほど頑なに守り続けていたのが嘘のようにわたしの純潔は散らされたのです。
ショックでした。それとやっぱり痛かったです。おじさんの肩に抱えられた脚先は引きつったみたいに痙攣し、押し殺した声で痛みを訴えていました。おじさんの両腕に爪を立てていました。一瞬ですが呼吸が止まっていたと思います。身体が裂けたみたいに痛くて、おじさんの腰によって押さえつけられたお尻はベットに深く沈んでいました。言葉にはいい表せない喪失感がありました。
しばらくして落ち着いてから首を起こすと、わたしのアソコにはおじさんのペニスが根元まで埋まっていました。おじさんの腰とわたしの下腹部は凹凸がかみ合ったジグソーパズルみたいに完全に密着していたのです。結合部からは血が流れていました。わたしは首を枕に倒して、またシクシクと泣きはじめました。自然と涙があふれてきたのです。ホテルではじめちゃん以外の男の人に守っていた処女を散らされ、心の奥底では後悔していたのかもしれません。いえ、後悔していました。わたしはやはりはじめちゃんが好きだったのです。
でもそんなことはおじさんには関係ありません。処女を散らされた悲しみにぐったりとしているさなか、おじさんは腰を動かしはじめたのです。すごく気持ち良さそうに動かしていました。愛を育みたしかめあうというのにはほど遠い、つい先ほどまで少女だったアソコを使って緩やかなストロークでペニスを抜いたり入れたりをさせていたのです。グチュ、グチュッン……グプププ……と、ペニスには血が絡まっていたと思います。「い、痛い……痛いよ、お願いだからもっと優しくしてちょうだい、おじさん……」と歯を食いしばってたえるわたしの顔を、おじさんは満足そうに見下ろしていました。「卒業おめでとう」といって「やっと、やっとだよ。やっとセックスできた。ようやく美雪ちゃんの処女を食べれた。生徒会長をしているだけあって真面目で時間がかかったけど、私の労力は報われたわけだ。いやはや、お金をかけて口説き落とした価値がある。今までで最高の堅物オマ○コだ。どうだい、美雪ちゃん。生まれて初めてオチ○ポをハメられた感想は? 好きでもない男のモノで大人になった感想は? 真面目な美雪ちゃんのバージンはたしかにおじさんがもらったよ。もう美雪ちゃんの体は全部おじさんのモノだからね」と一際強く腰を叩きつけてきました。
わたしは答えることが出来ませんでした。急に悲しくなりました。痛みがあったのもあります。
おじさんは浅く深くと貫きながら、わたしの頬にキスをして涙をすくってくれました。わたしの涙を美味しそうに飲んでいました。「大丈夫。すぐに気持ちよくなるからね。痛いのは最初のうちだけさ。初体験はみんなそうなんだよ。こうやって腰を動かしてたらだんだん身体の奥が熱くなる。美雪ちゃんもおどろくぐらいにね。ほら、美雪ちゃんも腰を動かしてごらん。はじめくんを忘れたいんだろ? 相手は芸能人だ。もしかしたらはじめくんと玲香ちゃんの二人もどこかのホテルでセックスしてるかもしれないよ。負けたくないだろ、美雪ちゃん……」
わたしは泣くのを止めました。おじさんの背中に腕をまわし、下からしがみ付いておじさんの肩にあごを乗せました。ベットに髪を広げ、本格的なセックスがはじまったのです。おじさんは気持ち良さそうに腰を振り下ろしていました。乾いた音を何度もさせて腰をわたしの下半身にぶつけ、反り返ったペニスでアソコを深くえぐっていました。その反動でわたしの身体は揺さぶられていました。重たい衝撃が打ち込まれ、液が飛び散り襞がズルズルとめくれ巻き込まれる感覚がありました。持ち上げた両脚を突っ張ったり反らしたりさまようように動かして、なんとか楽におじさんを受け入れようと頑張りました。足首を絡めてロックして、荒い息遣いが首筋にあたり、遠くで悲しそうな目をしているはじめちゃんに見られているようなひどく切ない気持ちになりました。でもそんな感傷は太くて硬いおじさんのペニスで膣を執拗に引っ掻き回されていると跡形もなく消えてしまうのです。わたしのはじめちゃんに対する想いなど最初からその程度だったのかもしれません。それぐらいおじさんとのセックスは刺激的でした。おじさんの手にかかればどんなに真面目で一途な女の子でもあっけなく処女を散らされてしまうと思います。きっとおじさんにすればわたしのように何も知らない女の子を口説き落として、まだ誰にも許していない肉体を弄ぶことほど簡単なことはないのでしょう。おじさんの目はギラギラと輝いていました。
そして本当のセックスという意味を教えられていた気がします。いつの時代もそうなのかもしれません。わたしみたいに自分の気持ちを表に出来ない女の子は、セックス経験が豊富な男性に抱かれることによって、はじめて自分が弱い存在だと気づかされるのです。薄々思っていた通り、おじさんはわたしの身体だけを目的に近づいてきたのかもしれません。わたしがはじめちゃんを好きなのを知っていて、だからこそ言葉巧みに口説き落として段階的に性の虜にした上で処女を散らして……。わたしという何の取り得もないごく普通の女子高生を、肉体的にも精神的にもおじさんだけの所有物にしたかったのかもしれません。でも、もし仮にそうだとしてもおじさんは悪くないのです。どんな理由があろうともわたしは、おじさんを必要とし、合意の上で抱かれ処女を捧げたのですから。おじさんにはわたしの身体を自由にしていい権利があるのです。
おじさんは「美雪ちゃんのオマ○コとっても気持ちいいよ。きつくて、ぬるくて、すごく締め付けてくれる。活きのいいヒダヒダがおじさんのオチ○ポにネットリとまとわり付いて美味しそうにくわえ込んでる。さすが現役女子高生、オチ○ポが溶けちゃいそうだ。今まで口説き落とした処女の中でも最高のオマ○コをしてる。生徒会長も務める優等生の極上バージンオマ○コだ」と興奮気味にいいました。わたしは全身から汗を流し「あん、はああんっ……お、大きいよ……おじさんのオチ○ポ大きいよっ……わたしの中に入りきらないっっっ……わたし、もうおじさんの女だよっ……わたしのオマ○コはおじさんのモノだよっ……」と息も途切れ途切れに悶えていました。天井に向って自分とは思えないぐらい大人びた息を吐いて、両足のつま先を内側に丸めていました。視界の先にはきらびやかなシャンデリアが輝いていました。わたしは、ああ、ほんとにホテルでセックスをされちゃったんだとあらためて噛み締めました。おじさんにキスをされながら、奥まで突き刺さったモノで図形を描くように膣をかき混ぜられると、もう綺麗な体じゃないんだ、はじめちゃんのお嫁さんにはなれないんだと思えてきました。痛みや悲しみは消えていました。おじさんに「美雪ちゃん、気持ちいいっていってごらん。生まれて初めてのセックスなのに、オマ○コ気持ちいいって大声で叫んでごらん」っていわれました。
わたしはこう叫びました。「ああっ、気持ちいいっ、美雪、オマ○コ気持ちいいのっ!! 初めてのセックスなのに、おじさんにオチ○ポハメられて、美雪、すごく感じてるのっ!! 美雪、もう子供じゃないのっ、処女じゃないのっ!! 大人の男の人に大切にしてたオマ○コを使われてるのっっ!! ねえ、おじさん、セックスして。もっと激しくセックスしてっ。美雪が一生離れられないぐらい、おじさんのペニスで美雪の心を粉々に打ち砕いてっっ!!」って……。部屋中に響き渡る大きな声だったと思います。いつの間にかわたしは腰を揺すっていました。大きなベットで時間も忘れ、おじさんに誘われるリズムで腰を叩きつけ合っていました。能動的におじさんとのセックスに溺れ、「好きよ、好き。おじさんが好きなの。もうはじめちゃんよりもおじさんが好きなの。おじさんになら美雪、なにをされてもかまわない。美雪はおじさんだけのものよ。勉強しか出来ない美雪をおじさんが望む女の子に変えてください」とうわ言のように繰り返してキスをしました。
そうして大切に守り通してきたアソコを玩具みたいに乱暴に犯されながら唾液を飲まされているとわたしは、ふいにおじさんの赤ちゃんが欲しいと思えてきました。おじさんになら妊娠させられても仕方がないと思えてきました。それはたぶん、これまで積み重ねられてきた行為によってわたしの身体は、好きとか嫌いとかの恋愛感情とは別に男の人に濃厚なセックスをされてしまうとそう思うように変えられていたんだと思います。もう以前のように無邪気な顔をしてはじめちゃんとふざけ合ったりすることは出来ないんだと思いました。
おじさんの射精は唐突にはじまりました。散々言葉でわたしを嬲って、生まれて初めて男性を受け入れたわたしの身体を堪能し尽したあげく、おじさんは身体を押さえつけて、腰を痙攣させていました。わたしは反射的に「ダメよ、ああっ、中はダメなのっっ……外に、お願いだから外に出しておじさんっっ……」って……。でも結局最後の一滴まで中に注がれてしまいました。わたしもほぼ同時に「美雪、イッちゃう! オマ○コの中にドロドロのザーメンを注がれてイッちゃうのっっ……ああ、美雪、初めてのセックスで妊娠させられちゃうっっ……」と喉を突き上げ、ガクガクとすべてが壊れたように達していました。処女を散らされたこと、初めての男性がおじさんであること、これまでとこれからの関係をたしかめ合うように、深く繋がりあったままいままでで一番甘いキスをしました。
そしてその日わたしは、一日中セックスをされました。寝ることも食事をすることもなく、色々な体位でセックスをされました。思えばこの日のために一ヶ月以上も処女のまま調教されてきていたのです。わたしの身体はおじさんのモノにひどく馴染んで、おじさんの体に跨ったわたしが腰を振ったりしました。不動高校生徒会長としての理性も羞恥心もかなぐり捨てて、おじさんの胸板に両手をついてあさましく腰を動かしたのです。「硬いっ、硬いよっっ……こ、これでいいよね、おじさん……」って腰を擦りつけて内側に力を入れて、フェラチオ奉仕するときみたいに甘く締め付け、わたし自身がわたしの意志でおじさんを深くて熱い膣内射精に導いたのです。後ろ手にのけぞったり、背中をなよやかにしならせたり、天井に向けてのけぞった胸を揺らして髪を振り乱し、おじさんのいっていた通り欲求不満の人妻みたいに腰を振っていたと思います。夜景の見下ろせる窓ガラスに両手を着いて、立ったまま後ろからも犯されました。ベットに腰を下ろしたおじさんに背中を預け、胸を強く揉まれながら背面座位でも犯されました。立ち上がったおじさんに抱きかかえられ、大好きな父親に甘えて抱きついた小さな女の子のような格好でもセックスをされました。ずり落ちないよう腰に両脚を絡めてしがみつき、持ち上げられた身体ごと髪を波打ち揺らして、駅弁ファックという体勢らしいです。とてもとても恥ずかしい格好の連続でした。シャワールームでももつれ合うようにして犯されました。おじさんはそうすることがまるで当たり前のように全部わたしの中に注ぎました。わたしもあえてそれを受け入れました。そうすることでわたしは、はじめちゃんのことがさらに忘れられるとわかっていたからです。
腰が抜けるまで犯され、くたくたに疲れきって一人では歩けなくなった身体をおじさんの腕に抱かれてホテルから出たのは次の日の夕方でした。
それからのことは書く必要はないのかもしれません。月曜からは吹っ切れたようにおじさんに抱かれていました。登校途中と下校途中にセックスをされていたのです。車の中でです。わたしは求められるままにおじさんの所有物にされてしまった肉体を差し出して、最後にザーメンを注がれていました。おじさんのいう通り自分から腰を振るようになりました。そうしてしまうのです。恥ずかしいのに、してはいけないことだと分かっているのに、口では「ち、ちがうのっ、これはちがうのっ……わたしはそんなつもりじゃ……ちがうっっ……ぁぁ……おかしいよ、わたしの身体がおかしいのよ、おじさんっっ!!」と泣きながら腰が勝手に動いてしまうのです。
それは例えば昼休憩の時もそうでした。来賓用トイレの個室の中、便座に座ったおじさんの膝の上に向かい合うように座って深く繋がり、わたしはスカートの腰を甘くくねらせていました。制服と髪を振り乱してです。「ああっ、ああんっ……はやくっ、はやく出してくださいっ……学校の中でこんなっ、こんなことをするなんてっ……っっ……誰かが来てしまうわ……ああ、誰かに見つかってしまうっっ……おじさんイって、早くイって! ああっ、お願いだからはやく美雪のオマ○コにおじさんのザーメンを注いでください」っていいながら……。おじさんは「いいのかい。いいのかい、美雪ちゃん。感じてるのかい。学校のトイレでセックスして、生徒会長のくせに発情した牝犬みたいにヨガリ声をあげたりして。このまま中に出したら妊娠しちゃうんじゃないのかな。今日は危険日でしょう、美雪ちゃん」っていうのです。わたしは、「いいのっ、いいのっ! 妊娠してもいいからっっ、おじさんの赤ちゃんが出来てもいいからっっ、このまま美雪の中に出してっっ!! 早くっ、だ、誰か来るまえにおじさんのザーメンでわたしの中をいっぱいにしてくださいっ!! おじさんの赤ちゃんが出来たら産みますからっっ!!」と子供のようにしがみ付きながら、腰から下だけを動かしてしまうのです。わたしは、わたしの身体はいったいどうしたというのでしょうか。
そうして処女を散らされてから一週間後、わたしは家を出ました。
これがわたしが家を出ることになった顛末です。はじめちゃんはすでにわかっていたかもしれませんね。だって、あの名探偵金田一耕介の孫なんですもの。
でも勘違いしないでください。何度も書くようですが、おじさんはけして悪くありません。これはわたしの意志なのです。わたしが、わたしで考え、選んだ道なのです。おじさんに強要されたことなど一度もないのは、この手紙からわかると思います。おじさんはそういう性格ではないのです。おじさんはとても優しい人なのです。はじめちゃんよりも優しい人なのです。
もしかしたらはじめちゃんは、わたしの行方を捜しているのではないでしょうか。もしそうだとしたらやめてください。わたしはいまも元気に暮らしています。おじさんと暮らしています。おじさんの用意してくれたマンションで、おじさんの愛人として生きています。毎日、おじさんにセックスされて可愛がられて……でも時々、学校やミステリー研究会のみんなを思い出すのです。
辛くて悲しくて泣いてしまう時もあります。でも、さっきも書いたけど、落ちた葉は二度と元には戻れないです。わかってください。
この手紙を読めば、はじめちゃんはたちどころにわたしの居所を突き止めてしまうでしょう。でも、わたしはそれを一番恐れているのです。
正直な気持ちを書きます。わたしはいまでもはじめちゃんが好きです。大好きです。世界で一番はじめちゃんを愛しています。でも、だからこそはじめちゃんと会うわけにはいかないのです。見つけて欲しくないのです。この気持ちと理由は、はじめちゃんならわかってくれるものと信じています。いまのわたしは昔のわたしとは違います。はじめちゃんの知っている七瀬美雪ではないのです。幼馴染だけど違う道を歩いてしまったのです。
その証拠として三枚の写真を同封します。
一枚目はホテルで処女を散らされた時の写真です。ベットの上で、ロストバージンに疲れて呆然としているわたしのアソコからおじさんのザーメンと赤い血が流れているのがはっきりわかると思います。この後おじさんはぐったりとしたわたしの隣に寄り添ってくれました。何枚も重ねたティッシュを使ってわたしのアソコを丁寧に拭きながら優しく「愛してるよ、美雪ちゃん。一生大切にしてあげるからね」といってくれました。そのときにどこまでもおじさんについて行くのを決めたのです。
二枚目は生徒会室でセックスされている様子です。制服を着たまま後ろからおじさんに犯されました。こういう場所でセックスをするのがおじさんは大好きです。他にも校舎裏や体育倉庫でもセックスをされました。体操服姿でセックスをされたこともあります。誰かに見つかるかもしれないというスリルの中、何度も激しく上りつめました。早く終わらせるために恥ずかしい台詞をいっぱい口にして、ことさら激しく腰を動かしていたと思います。おじさんの話しによるとわたしにはM女としての素質があるそうです。
三枚目は現在のわたしです。手足を縄で縛られて物みたいに天井から吊るされています。わたしの白い肌には縄がとても似合うらしく、最近は毎日縛られて吊るされて目隠しと猿轡をさせられてセックスをされています。銀のピアスもおじさんが買ってくれました。縄で縛られるのにも慣れてきました。後ろの穴ももうすぐ使ってもらえる予定です。このまえ、おじさん以外の男の人にも抱かれました。縄で縛られたまま身動きの出来ないわたしは、名前も知らない男の人に大切なアソコを使われてしまったのです。泣きながら懇願して必死になって抵抗したけど、どうしようもありませんでした。今度の土曜日にもまた誰かが来るそうです。きっとこれから数え切れない男の人に抱かれ、M奴隷として身体を使われ続け生きて行くんだと思います。
わかってもらえたでしょうか。嫌な気分にさせてしまったのならごめんなさい。謝って済むことではないと思うけど、謝らせてください。それとどうかお願いします。絶対にわたしを探さないでください。わたしよりも玲香さんを大切にしてあげてください。それがわたしからの最後のお願いです。
七瀬美雪
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