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12.夜這い

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 放課後、メグといっしょに下校したの。
 気になって、探りを入れてみた。
「メグのお父さんって、どんな人なの?」
「どうしたの、急に? 詩織ちゃん」
「なんとなく。よく遊びに行くでしょ」
「……すごくやさしいよ」
「ふーん。メグと仲いいの?」
「え……好きよ、パパのこと」
 メグはうつむいて、ポッと頬を赤らめていたの。
 この様子、なにかあるのかも? って直感したわ。

 ◇ ◇ ◇

 夜中に、体がモゾモゾするなって思って目を覚ましたの。
 部屋は真っ暗。
 枕元の読書灯をつけたら、ベッドにパパがいたわ。

「パパ!」
 私はおどろいて声を出した。
 パパったら、口もとに指をあてて「シー!」ってするの。
 私が寝ているあいだに、キャミソールをめくって、胸をさわって悪戯していたのね。
 寝室のママが起きたらどうするつもりなのかしら。
「なにをしてるのよ」
「トイレに起きたら、詩織の寝顔を見たくなって」
「だからって、娘の部屋に勝手に入るなんて問題よ」
「すこしだけ。すぐに出ていくから」
「あんっ!」
 パパが私の乳首を摘まんでクニクニさせるもんだから、思わず声が出ちゃった。
 パパは、私の胸に顔を埋めるようにして、乳首を口に含んだの。
 チュパチュパって音を立てて、吸いはじめたわ。
「あ、あん……ダメよ」
「ハアハア、詩織の乳首が立ってきた」
「……ひとの話を聞いて」
「詩織も感じてきたんだろ」
「ち、ちがうわ」
「パパが乳首を噛んでやる」
「っっ!!!!」
 パパが、私の乳首を歯でカリッって噛んだの。
 その瞬間、ビリビリって頭が痺れちゃった。
 目が完全に覚めて、大きな声が出そうになったのを、あわてて手で押さえたわ。
「詩織の乳首は豆粒みたいにかわいいな」
「噛んだりしちゃ、だめ……へんな気持ちになっちゃう」
「いいだろ、もうすこしだけ」
「……ママが起きたらどうするつもり」
「大丈夫。ママは、少々のことでは起きないのを知ってるだろ」
「そうだけど……」
 ママは眠りがすごく深いタイプなの。
 深夜に大きめの地震があっても起きないぐらい。
 だから、すこしぐらい物音がしてもバレないっていう自信がパパにあったのね。
 パパは、私の乳首を交互にしゃぶったわ。
 私の胸は、あっというまにパパの唾液まみれになったの。
「はぁはぁ」
「詩織の呼吸も荒くなってきた」
「だって……」
「パパにおっぱいを吸われて気持ちいいだろ?」
「……」
 私はベッドに仰向けのまま、コクンってうなずいたわ。
 パパにウソはつけないわよ。
「こっちはどうだ」
「えっ……」
 パパは起き上がって、私のショーツに手をかけたの。
「それはダメ」
 私はあわてて、手で押さえたの。
 パパを見つめて、やめてって伝えたわ。
「手をどけなさい、詩織」
「でも……」
「お父さんのいうことが聞けないのか?」
「……そんなのずるいわ」
 けっきょく、ショーツをスルスルって脱がされちゃった。
 もうほとんど全裸よね。
 パパに大事なところを見られちゃった。
 お風呂のときも見られてたけど、あのときとは状況がちがうわよ。
 部屋のベッドで、深夜だし、パパもすごく興奮してたみたい。
 私の膝裏を掴んで、グイって外側に持ち上げるようにして開いたのよ。
 またクンニされちゃった。
 それも思いっきり!
「んっ、んんーー!!」
 私、自分の手で口を押えて、イヤイヤって頭を左右に揺らしたわ。
 そのぐらい気持ち良かったの。
 パパは、私の大事なところをベロベロ舐めるし、それもお尻の穴まで。
 正直、かなり感じちゃった。
 お風呂のときの比じゃないぐらい。
 いつママが起きてきて、バレるかもしれないっていうスリルが私の性感を高めていたのね。
「いっ、いっちゃう!!」
 私、ベッドで浅くブリッジするみたいに、腰を浮かしてビクビク痙攣したわ。
 目の前が真っ白。
 気持ち良すぎて、心まで蕩けちゃった。
 やっぱり大好きなパパの悪戯には勝てないわよ。
「はぁはぁ……」
「詩織、イッたのか」
「もう……パパのバカ」
 私、潤んだ瞳でパパにいったのよ。
 汗をかいちゃった。
「つぎはお父さんの番だ。ベッドにうつ伏せになってくれるか」
「……」
 私は、枕に顎を乗せるようにして、ベッドにうつ伏せの姿勢に変わったの。
 後ろで、パパがパジャマのズボンを下ろす音がしてたわ。
 心臓はドキドキよ。
 だって、パパの目の前に、プリンとした私のお尻があるわけでしょ。
 アソコはトロトロだし、もしかしたらこのまま挿入されるのかなって不安に思ってた。
「すこしの我慢だからな」
「なにをするの?」
「詩織の美尻に、お父さんのを挟ませてくれ」
 パパは、私のお尻の谷間に、勃起したペニスを挟むようにして押し付けたの。
 そのままズリズリ、前後に動かすようにしたわ。
 私の耳元に、パパの「ハアハア」っていう興奮した声が聞こえてた。
 私は、うつ伏せのまま、パパが射精するまでジッとしてた。
 しばらくして、「出る!!」ってパパがうなったの。
 私の腰の裏に、ビュービューって、熱い精液がかかったのを感じたわ。
「終わったの?」
「すまない。詩織」
 パパはティッシュを使って、私の背中についた汚れを丁寧にふき取ってくれたわ。
「あやまらないで、パパ……私、ぜんぜん怒ってないわよ。また溜まったら、いつでも来てね」
「いいのか?」
「パパは私のことを大切にしてくれたでしょ」
 もしパパがその気だったら、私の処女をむりやり奪うこともできたはずよ。
 そうしなかったことは、やっぱりパパは私のことが大切なんだなって、感動しちゃった。
 他の男の人なら、絶対入れてたはずだもの。
 パパは、私の言葉うれしかったみたい。
 部屋を出る前に、やさしくキスをしてくれたわ。

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