作者:ブルー
――2時間後。
「はぁ……ぁぁー……」
「いいぞ、いい具合で腰の動きがスムーズになってきた」
「あっ、あんっ、ああン――」
「声まですっかり色っぽいね」
「やぁ、はぁ……はずかしい、南」
まぶたを閉じたまま頬をはじらいに染める、南。
腰に手を添えた男のレクチャーを受けて、みずから腰をスライドさせている。
「自分で感じる場所を探してごらん」
「あっ、ああーー」
「いい表情だ」
「はぁ……あっ、ぅ」
「おじさんの前では、本当の南ちゃんをさらけ出していいからね」
「……はぁ、く……う、うん」
「エッチだ。奥までヌルヌルしてるよ」
「あ、ンア……アァ」
「南ちゃんはセックスの才能があるみたいだ」
「はぁ、はぁ……ン……」
「南ちゃんも気持ちいいでしょ」
「はぁはぁ……ぁぁ……南っ」
「おじさんも南ちゃんのような女の子とエッチ出来て嬉しいよ」
「ン、あっ……はぁー、ぁぁ……」
「おっ、さっきより締まった」
「はぁ、くっ……」
「ほらほら、頑張って腰を振って、南ちゃん」
「ンあっ! はあっ……! ああっ……南っ、頭がおかしくなりそうっ!」
南の唇から自然と熱い吐息が漏れた。
(すごい……奥に響く……南、なにも考えられなくなる……)
いつしか抵抗感も消え去り、南は生まれて初めて経験する快感に身を委ねた。
イラスト『月夜のリボン』さん
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