作者:ブルー
よくよく考えてみれば私は、詩織ちゃんのことを知っているようでいてあまり知らない。
たとえば教室での席の隣は男なのか女なのかとか、男だとすればどんな男なのか、休憩時間にするおしゃべりの話題は何なのか、次のテニスの試合はいつなのか、職員室に入るときはどんなふうに挨拶をするのか、中学生のときの体操服はブルマだったのか半パンだったのか、小学生のときに鉄棒で逆上がりをして男子にパンツを覗かれなかったとか。
それに、ウソをつかれたとしてもたしかめようがない。
興奮冷めやらぬ私は、目に入った幹線道路沿いのラブホテルにハンドルを切った。
部屋に入るなり、いかにも夏の少女らしい格好(ノースリーブのシャツにキュロット)をしていた詩織ちゃんを脱がして、ベッドに突き飛ばした。
全裸で四つん這いになるように命じる。
「フゥフゥ。ケツをあげろ」
「アン、こ、こわい」
「今日という今日は許さないぞ。もっとだ。どんなにいい子ぶっても中身は夕子ちゃんと変わらないな」
「うう、○○さん、なにをするつもりっ」
「私の気持ちをもてあそんだ罰だ。詩織ちゃんの望み通りしてやるぅ!」
私の気迫に恐れたのか、這いつくばって逃げようとする。
私はそれを腰を掴んで捕まえ、一気にズンと突き刺した。
背中がググッとしなり、シーツに爪を立てる。まだ潮の香りの残った赤い髪が波打った。
「いぅっ、ぐぅ……!!」
「大人を舐めるとどうなるかわかったか!!」
「ああっ、むぅぅっ……!」
「ぐぅ。やはりまだ濡れてないぶんきついな。これはこれで興奮する」
まだ潤んでいない肉襞をかき分け、奥へと進む。ついでに尻たぶを思いきり平手打ちした。
心地良い音が聞こえ、手の跡が浮き上がる。
優雅なカーブを描いた背中には一気に生汗が浮いた。
「あぐぅ、ぅぅ、いたいっ」
「フゥフゥ。これが欲しかったんだろ」
「あっ、んっ、ど、どうして……」
「廊下をこのケツを揺らしながら歩いて、色気を振りまいてるのか」
「あっ、あっ、んふぅ、ぅぅ」
「それともフェラサービスもしてるのか、校舎裏で。きらめき高校のマドンナが聞いてあきれる」
「ち、ちがうっ、信じて」
「もし私が助けなかったらあのままヤラせるつもりだったんだろ!」
「いやっ、ごかい、私の話を聞いてっ」
「なにが。こうして顔をあげろ。犬みたいに犯してやる」
詩織ちゃん自慢の赤い髪を掴んで力任せに引っ張った。
顔を上げさせる。
彼女の正面には、モニターに接続されたビデオカメラがあった。
あえてそれを強く意識させる。
「ヒヒッ。バッチリお顔が映ってる。みじめな顔が」
「うう……ひどすぎる。やめてぇ」
「あいつらにフェラをしながら感じてたんだろ。正直に言わないともっとひどいことをするぞ」
「ぐぐ、なにをするつもり……」
「そうだな。ファンクラブの男子を集めて、順番に詩織ちゃんのマンコで筆下ろしするってのはどうかな。どうせ童貞ばっかりだろ」
「ウソでしょ。冗談だと言って、ああん」
「フゥフゥ。みんな大喜びだと思うよ。おりゃっ、ズボズボだっ!」
「んくっ……はあっ、ぅん……お、お願い、それだけは許して」
「ハアハア。それなら言うんだな」
髪を左手に持ち替え、またもやケツをビンタした。
赤く腫れた場所を軽くさする。
「ヒリヒリするだろ。さあ、どうなんだ」
「ああっ……か、感じてました」
「私にされるのよりか」
「っっ……!!」
「どうした、まだ叩こうか。髪の毛が抜けるぞ」
「○○さんにされるよりドキドキしました」
詩織ちゃんが涙ながらに答える。
私はむしろ被虐的なその様子に背すじがゾクゾクしていた。
「それなら、あれは?」
「はあん、ん」
「まえもフェラしたことあるって言ってただろ」
「んあ、ンッ」
「言え、言うんだ」
私は掴んでいた髪を放し、詩織ちゃんの背中に覆い被さるようにして首すじに噛みついた。
重たく垂れ下がっている巨乳をムンズと両手で掴んでモミモミする。
そうして腰を押しつけてマンコをこねくった。
「ンア、体が熱いっ」
「フフッ、マンコがいい感じにほぐれてきた」
「ああん、どうしてぇ、気持ちいい」
「それが詩織ちゃんの正体だからだよ。さあ、話してくれるね。それはいつのことかな」
「こ、高校1年生のとき」
官能に押し流されたのか、詩織ちゃんが白状した。
私はドキッとした。
詩織ちゃんがさらにしゃべりやすくなるよう乳首をコリコリと弄って、耳の穴をネチョネチョ舐めた。
「相手は?」
「あんっ、声をかけてきた大学生です」
「また大学生か。詩織ちゃんはほんと年上に弱いな」
「はあ、んっ、そんなこと」
「どこでだい」
「ンー。去年行った、市営プールで」
「誰と? まさか一人じゃないだろ」
私はゴクリと唾を飲み込んだ。
つまり詩織ちゃんはナンパしてきた大学生相手に初フェラチオをしたわけだ。
私は市営プールの人目につかない場所で、水着姿の詩織ちゃんが熱心にフェラチオする姿を想像して下半身に血液が集中した。
想像の中では、なぜかワンピースの水着を着ていた。きっと高校1年の彼女はいまより精神的にも子供だっただろう。
「高校生になって初めての夏休みで浮かれてたのか。バナナで練習したときは演技してたんだな」
「ごめんなさい」
「悪い子だ、ウヒヒっ。ナンパされてフェラをしたり、股の緩い女の子と思われてもしかたない」
「うう……誰にもいわないで」
「それ以外にもされたのかな」
「ああっ、はあっ、し、してない」
「ウソだな。おっぱいを触られたりしただろ」
「さ、されました」
「どんなふうに?」
「水着をずらされて、掴むように」
「なんて言われた?」
「大きい胸だね、って、ハア、ン」
「乳首もベロベロされた? 1年生のおっぱい」
「は、はい……されました、ぅぅ」
告白しているうちに、詩織ちゃんのマンコはヌレヌレのビチョビチョになっていた。
出し入れがスムーズに行われる。
奥は熱い粘膜がドロドロにとろけていて、まるで私の男根を溶かそうとするようにねっとりと包み込む。
モニターには、両目を硬くつむって眉間に溝を作って気色ばむ様子で感じている表情が映っていた。
「そのままエッチもしたのかい」
「あっ、あん、ああっ……」
「はっきり答えないとわからないよ」
「し、してない、はあ、ん」
「ウソだろ。ほんとにフェラだけ? そのあとも会って、処女を食べられたんじゃない?」
突き刺した入り口を拡張するように腰をローリングさせながら、乳搾りの要領で胸を交互に搾る。
それでも口を割りそうになかったので、詩織ちゃんのお尻の穴にローターを二つ押し込んでスイッチを入れた。
ブブブ……とモーター音を響かせる。
「ああっ……お尻が焼けるぅ」
「ふぅふぅ、こっちまで振動が伝わる」
「ンンー。はあ、はあ。だめぇ、私、へんになるわ」
「まだイクなよ。それで詩織ちゃんがエッチした相手は誰なのかな」
「あんっ、あんっ……い、いえないっ」
「!? ということは、やっぱりあるんだな」
「っっ……!!」
四つん這いのまま詩織ちゃんがあわてた様子でぶるぶるかぶり振る。
私は全身が総毛立つような激しい嫉妬に燃えた。
やはり詩織ちゃんは私と知り合う以前にセックスの経験があったのだ。
それを隠してウソをつき続けて……。
完全に騙されていた。
完璧な処女JKを演じてきた詩織ちゃんの演技力も驚嘆だが、いま思い返せばスカイプでの大胆さに納得がいく。
どうりで最初からパンティーを濡らしていたわけだ。
「誰だ? どこの誰なんだ!? このマドンナマンコを使わせてやったのは??」
吸いつくマンコの奥をこねくり回しながら、乳首をねじり引っ張り、赤い髪をかきわけ色っぽい首すじをベロベロ舐めた。
「素直に白状しないと、大切な友達のメグちゃんや沙希ちゃんも詩織ちゃんと同じ目にあわせるぞ」
「やあん、んっ、だめっ、ゆ、ゆるしてぇ」
「ふぅふぅ。しぶといな。その男にもこんなふうにして、バックでマンコを突かれたのか! それも何回も!!」
「アン、アアン! ンー、はげしすぎるぅ」
熱が入りすぎて、肉壺の入り口から奥までを連射で突きまくる。
両手と両膝で踏ん張って耐えていた詩織ちゃんが肩から崩れた。
なだらかな背中の坂を作り、ゼェゼェと息を荒げて、汗ばんだ肩を上下に動かしていた。
私は詩織ちゃんの両手首を掴んで無理矢理体を起こし、休む間を与えないようにした。
「有名なきらめき高校のマドンナが、名前も言えないような相手にJKマンコを中古品にされてたとはお笑いだな。学校中の誰も想像もつかないわけだ」
「んんっ、もうだめっ、ハアン、ンン」
「まだまだ。こうしてマンコの形が崩れるまでするぞ。詩織ちゃんが言うまで続けてやる」
「ハア、アン、んくっ……し、死んじゃう」
「ヒヒッ。どうして、股を開いた? その男がタイプだったのか?? 詩織ちゃんは一生私だけの物だっ!」
雪白のお尻へと腰を乱暴に叩きつけ続けていた。
パン、パン、と小気味良い音を響かせる反動で、重たく垂れ下がった双乳が大きく前後に振り子する。
粘膜の奥をグリグリと刺激すると、詩織ちゃんががっくりと首を下げ、ヘアバンドと赤い乱れ髪の頭をビデオカメラのレンズに向けた。
ガクガクと力なく動く。
「くっ……イクぞ、詩織っ」
「ああっ、はあ、○○さん、私――!!」
歯を食いしばった表情で息を吹き返す。
「むおおおっ、うっ!!」
体ごと深く飲み込まれるような感覚だった。
子宮の一番奥めがけて、金玉が空っぽになるような射精を繰り返す。
ほぼ同時に詩織ちゃんも痙攣していた。キュンキュンと締めつけ、根こそぎ搾り取ろうとする。
「ぐぅぅ、むぅぅ……くっ」
「あんっ、ああ、はあ……」
「ハア、ハア。すごく良かった……」
「ァァ…ァ、ァァ……」
息を吸うのもだるかった。
脱力して倒れた詩織ちゃんの背中に私も腰砕けに重なった。
二人で呼吸を合わせて、他に誰もいないみたいに長い時間まどろんだ。
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