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13.男子トイレ

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 午後の授業時間――。
 男子3人は、旧校舎の男子トイレに来るよう好雄に呼び出された。
 いずれもクラスで目立たないタイプで、好雄が主宰している詩織の非公認ファンクラブの会員でもある。
 旧校舎は立ち入り禁止の看板が立てられ、無人の廊下は昼間でも薄暗い。

「面白い物を見せてやるってなんだよ。授業中にこんなところに呼び出して」
 男子のひとりが好雄を見て不満を口にする。
「シーー!! 静かに」
「?? 誰もいないだろ」
「いいからこっち来てみろよ」
 一番奥にある個室のドアを開ける。
「エエエッ!!」
 3人がそろって固まる。
 視線の先には、洋式トイレにすわっている詩織がいた。
 艶のあるストレートヘアにトレードマークのヘアバンド。潤んだ瞳は焦点がずれて恍惚とした表情をしている。
 制服のスカートがめくれ色白の太ももがあらわとなり、左手でセーラー服の胸を触りつつ、もう片方の手で純白の下着の上から大事な場所を刺激している。
「しおりん!?」「本物? ドッキリか?」「トイレでオナってる??」
 崇拝の対象である詩織の痴態に騒然としている。
「はぁ、はぁ……ぁぁ……」
 男子のことなど目に入っていない様子で左手で制服越しに乳首をつまんで、慣れた指使いでクリトリスの場所を小さく円を描いてこねくる。
 下着のシミが広がった。
「パンティーが濡れてる」「しおりんの顔、エロ」 
「オナニーするんだな。ショック」
「高校生だしあたりまえだろ」
「しおりんだぜ。清純派のイメージが崩壊」
 次々と言葉でなじる。
 理想の女の子と信じていただけに裏切られた気持ちが大きい。
「ネットの動画より見ごたえがあるだろ」
 好雄が得意げに話す。
 これを見せたくて3人を旧校舎に呼んだのだ。
「インパクトでかすぎ。どうして、優等生の藤崎さんが」
「詩織ちゃんは俺のいいなりだからな」
「好雄とつきあってるっていう噂はガセネタじゃなかったのか」「ラスボス攻略にチート技でも使ったのか」「悪夢だ。よりによって好雄の手にかかるなんて……」
 嫉妬と羨望が渦巻く。
「他のやつにしゃべるなよ。学校中が大騒動になるからな」
「何回ハメたんだ? アソコがどんな感じか教えろよ」
「おいおい、本人の前でいわせるなよ」
「ちくしょー。独り占めしやがって。好雄を殺してー」
「物騒なことをいってないで近づいてみろよ」
「いいのか?」
「おまえらには世話になってるしな。こいつら詩織ちゃんのファンだからさ。ちょっと相手してあげてよ」
 3人は好雄にとっていつも写真を購入してくれる得意客でもある。
 普段であれば、詩織に近づくことさえできない。
 男子のひとりが個室に入った。
「C組のxx。俺のこと知ってるわけないよね」
 緊張気味に話しかける。
 詩織の反応はほとんどない。
 オナニーに没頭している。
 横に立って、おそるおそる詩織の髪に触れた。
「髪の毛がさらさら……人形みたい」
「んっ……ぁぁ」
「放課後、いつも練習見てたよ」
 男子はゴクリと生唾を飲み込む。
 制服の胸にタッチした。
 おもむろに学生ズボンとパンツを下ろして勃起したペニスを取り出す。
「ハアハア」
「……かぽっ……アムっ……」
 詩織は顔を横にして頬張った。
 可憐な舌でペロペロと舐める。
「ふ、藤崎さん!?」
 男子の声が裏返る。
 ほとんど反射的にビクンと反り返った。
「しおりんが俺のチンポをしゃぶってる!?」
 おどろく男子をよそに詩織はトイレにすわったまま首を使って顔を前後に動かしはじめた。
 愛おしそうに喉の奥まで咥えて、頬を窄めてジュポジュポと音をたてる。
 そのあいだも下着越しに大事な場所を指先で刺激している。
「やばい。やばすぎる!! めちゃくちゃエロい!!」
 男子は大興奮だ。
 普段、清楚な詩織をよく知っているだけにギャップが大きい。
 好雄に教え込まれテクニックも格段に上達している。
「ううう。で、出る! 藤崎さん!!」
 あこがれの詩織におしゃぶりをされて、我慢できるはずがない。
 あっという間に射精する。
「ふぅぅ、ムゥ……ふぅ……んっ……ンクッ、ンク……」
「しおりんが精子を飲んでる?」「完璧に調教されてるじゃん」
 目を疑うような光景の連続に見守っていたふたりの男子も言葉がない。
 永遠に穢されることのない存在だと思っていたイメージがガラガラと音を立てて崩壊する。
 旧校舎という場所もあり、ダークな異世界に迷い込んだような気分だ。
「はぁ……んぁ……ペロペロ……れろ……」
 詩織は射精を終えた男子のペニスから残り汁を吸い出してお掃除フェラをした。
 指先でやさしく扱いて、ネバネバをすくうように舐める。
 目元を染めた表情が、処女を失ってもそこはかとなく上品さを漂わせている。

「おまえだけずるいぞ!!」「おれも!!」
 先を争うように詩織を個室から連れ出す。
「あんまりがっつくなよ。詩織ちゃんがびっくりしてるだろ」
 好雄は愉快そうに眺めている。
 
 立ち尽くす詩織を三方から囲む。
 右隣に立った男子が横を向かせてやわらかい唇を奪う。
 背後の男子が制服の胸を両手で鷲掴みにして揉みくちゃにする。
 足元では、残った男子がスカートの中に頭を突っ込んでパンティーをずり下げて大事な場所を舐め回した。
「しおりんとキス! 舌を出して」
「ハアハア、しおりんのおっぱいやわらかいね」
「パイパンマンコからやらしい匂いがプンプンしてる!!」
「ンッ、フゥ……チュッ……はぁ……はぁ……」
 詩織に逆らう気配はない。
 ピチャピチャと舌を絡め、熱っぽく小鼻を鳴らしては、群がる男子たちに新体操でみがかれた肉体をゆだねている。
「おっぱい舐めていい? 自分で制服を持って押さえてて」
 黄色いリボンのセーラー服をめくって、手で持つようにお願いをする。
 ブラジャーをずらすと、形のいいバストを二人がかりでしゃぶりつく。
 ピンク色の乳首がぷっくりとしこり、右と左を同時にレロレロと唾をまぶして吸い転がす。
「あ、あんっ……はずかしいわ」
「こっちもすごく濡れてきた。めちゃくちゃ感じやすいね」
「んあぁ、ぁっ……三か所も同時なんて耐えられない……ッッ……!!」
 アニメのヒロインを思わせる清楚な顔立ちをあざやかに上気させ、自然と呼吸がはずむ。
 複数の男子による性感帯攻撃に立っているのもやっとだ。
 まぶたを閉じてめくるめくアクメに達した。
「はぁはぁ……いっ、いくぅーー!!」
 全身で硬直してゆっくりと弛緩した。
 隣の男子にもたれかかる。
「イッタの?」
 男子の問いかけに詩織は涙目でコクンとうなずいた。
 アソコがまだキュンキュンとしている。
 太ももの内側までビチョビチョだ。

「イッタ姿もチョーかわいい」
「はぁはぁ……」
「し、しおりん、いいよね?」
 男子がどもりながら話しかける。
 動きが緩慢になった詩織に前かがみになってトイレの壁に両手を着くよう指示をして、背後に回り込んで制服のスカートの後ろをめくる。純白のパンティーを膝の高さまで引き下ろすと、急いで学生ズボンとパンツを脱いだ。
 細いウエスト回りを両手で掴んで、後ろに引き寄せるようにして一息に挿入した。
「……あっ、あんっ!!」
 イッタ直後の性行為に詩織はビクビクと悶絶した。
 前髪のかかった眉を八の字にして唇を開く。
 名前も知らない男子のペニスがズブズブと埋没する。
 好雄以外の男子とはじめてひとつに繋がった。
「ハアハア! しおりんの肉マンコ、ちょー気持ちいい! ヌルヌルじゃん」
「はぁ……入れないで……抜いてぇ」
「ハアハア。チンコが溶けそう!」
「はあぁ……ひぃ、ひぃぃ……」
「マジで死んでもいい!」
「やぁ、あっ、はぁ……奥まで突いちゃダメぇ……子宮が感じちゃう!!」
「どうせ好雄とヤリまくりだろ。俺の方がずっと応援してたのに」
 サカリのついた犬だ。
 募りに募った感情をぶつけるように夢中になって腰を叩きつける。
 パンパンと一定のリズムで音を響かせた。
「しおりんがハメられて喘ぎ声をだしてる」
「チンポが気持ちいいの? 足が震えてるじゃん」
 他のふたりもヤンヤと煽る。
 はやく、あこがれの美少女の肉壺の具合を自分の手でたしかめたいのだ。
 処女でないのは残念だが、それでも詩織とヤレる幸運ははかり知れない。
「すごい締めつけ。顔もマンコも完璧」
「ンン……ぁぁ……ダメなのに、こんなこと……」
「子宮にチンポが当たってるのわかる?」
「アン……力がぬけて……なにも考えられなくなる……」
「うお、マンコがしっかり絡みついてくる」
「はぁはぁ……私の体が勝手に……どうしてなの……」
「気持ち良すぎて我慢できない!! もうだめ!! 出るっ!!」
 男子はペニスをねじ込むと、詩織の腰を押さえつけるようにして射精を開始した。
 熱い子宮に直接中出しをする。
「ハアハア……マジで腰が抜けそう。ありがとうね、しおりん」
 男子がペニスを引き抜くと、詩織の膣から精液が逆流する。
 詩織は壁に両手をついた姿勢で肩で息をしていた。制服のリボンが上下している。
「どけよ。次は俺の番だ」
 待ちかまえていた男子が続けざまに詩織の腰を掴んだ。
「……そんな……続けてなんてむりよ」
「ごめんね、しおりん! 俺の童貞をもらって!!」
「アンッ!!」
「ヌルッって入った!!」
 繋がったままで至極の感動に浸っている。
 一方の詩織は、顔を下にして連続での挿入に膝が震えている。
 中出しをされたばかりで膣がかなり敏感になっていた。
 甘い電流が全身を駆け巡り、視界がピンク色に染まって思考が麻痺する。
「ハアハア。なんだこれ。チンポが飲み込まれるぞ」
「あっ、んっ……ヒィ……ぃぃ……」
「すごいよ。マジで腰が勝手に動く!!」
 男子はがむしゃらになって腰を突いた。
 激しいピストンに愛液が床に飛び散る。
 詩織は「ヒィヒィ」と喘いで、男子たちの嬲り者になった。
 ・
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「……ちゃん、起きて……もうすぐ下校時間だよ……」
 床に倒れた詩織の肩を好雄が揺り動かす。
「ん、んんーー……」
「気が付いた?」
「好雄くん……私……」
「あいつらならとっくに帰ったよ」
 すでに旧校舎の外は夕暮れに変わっていた。
「詩織ちゃんのファンだからって、あいつらハッスルしすぎだろ」
 詩織は重たそうに体を起こした。
 辺りには詩織が身に着けていた下着や丸まったティッシュが散乱している。
 アソコがヒリヒリと痛い。
「夢じゃなかったのね……」
 下着を拾い集めると、制服についた汚れを払う。
 体のどこにも傷がないのは好雄がそばで見守ってくれていたおかげだ。
「詩織ちゃんもすごく感じてたよね」
「えっ……」
「ふたりがかりで前と後ろでサンドイッチされて、白目をむいてヒィヒィ喘いでさ。あんときの詩織ちゃんの顔、マジでぶっ飛んでたよ。これぞ本性って感じ」
「私、ほんとにどうしちゃったのかしら……自分でもよくおぼえてないの……気がついたらこうなってて……」
「またよろしくってさ」
「……」
 無言で悲哀の表情を浮かべる。
 どうして自分だけつらい目に合わないといけないのか……。
 詩織本人も気づいていないが、好雄以外の男子に抱かれるのは嫌だという感情が芽生えていた。
「そんな悲しそうな顔をしないでよ」
「だって……」
「心配しなくても俺の気持ちは変わらないよ。詩織ちゃんはずっと俺の彼女だよ」
「好雄くん……」
「ほら、教室に荷物を取りにいこう。家まで送ってあげるからさ」
「うん……ありがとう……」
 教室に寄った後、暗くなりはじめた通学路を好雄に家まで送ってもらった。

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