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2018年02月16日
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文章の基本作法編
 文章には基本的な作法(マナー)がいくつかあります。
 一人でも多くの人に読んでもらえるよう、マナーを守って読み手にとって読みやすい文章を書くように心がけましょう。
 なお、管理人は『日本語の作文技術(著者:本多勝一)』という本を読んで勉強しました。大変素晴らしい本なので、しっかりと文章の勉強をしたいという人は購入をお勧めします。
 

1.句読点について
 句読点とは『。』や『、』のことです。『。』は句点、『、』が読点となります。
 句点は文章の終わりで打ちます。英語で言うところのピリオドにあたります。文章終わりは「~です」や「~でした」などパターン化されているのでわかりやすいと思います。
 問題は『、』の読点です。こちらがやっかいで、プロの作家によってもたくさん打っていたりほとんど打ってなかったりする人がいます。自分もいまだに読点を打つべきかどうかで悩むことがあります。
 一つ言えることは、正しい場所で読点を打たないと文章の意味が変わる場合があるという事です。
例)
A.藤崎詩織は、とても可愛い服を着ている。
B.藤崎詩織はとても可愛い、服を着ている。

 AとBで文章の意味が違うのがわかると思います。
 Aでは詩織がとても可愛い服を着ている(修飾語が服にかかっている)という意味に対して、Bでは詩織が自体がとても可愛い(修飾語が詩織にかかっている)+服を着ているという意味になると思います。
 正式な文法については詳しくはわかりませんが、読点を打つ位置によって文章の意味が変わってくるというのを覚えておいてください。
 もしわからないときは、文章を音読してみて息継ぎをする場所で打つといいかもしれません。

 文字が重なってわかりにくい場合
例)
 私ははかない気持ちになった。
→私は、はかない気持ちになった。

 ”私ははかない”のように、文字が重なって意味がわかりにくい場合にも読点を間に打って読みやすくしたほうが良いです。


2.段落・改行について
 段落は文章の集まりです。段落の終わりでは改行(リターンキー)をして、段落の始まりでは『 』スペースを打って一文字字下げするのがルールです。
 段落の切り替えポイントは主に4つが考えられます。
1.シーン(場面)が変わった
2.主語(主体)が変わった
3.「」や()
4.考え(流れ)が変わった
 以下は参考例です。
1)
 すでに他の生徒の姿はない。主人公は急いで教科書やノートを鞄に詰めると教室を後にした。
 校門のところに来ると、少し前を歩く詩織の後ろ姿を見つけた。
 ※場面が教室→校門に変わっている。

2)
 呼ぼうとして声が出ない。主人公はその場に硬直した。
 詩織はサッカー部の先輩と楽しげに話していた。まっすぐに相手を見つめて、柔らかな空気が包んでいる。
 ※主語(主体)が主人公から詩織に変わっている。

3)
 主人公が窓の外を眺めていると好雄が話しかけてきた。
「なにボーッとしてるんだ?」
 好雄は主人公の視線の先を目で追うように外を眺めた。
 ※台詞で段落が切り替わっている。

4)
 主人公は詩織に手紙を書いた。きっと自分の気持ちは伝わるはずだと思う。
 だが、最後に会った詩織の反応を思い出すと、どうも良い返事がもらえないのではないかと一抹の不安を覚えるのだ。
 ※主人公の気持ちが肯定的から不安へと変わっている。

 1~3はわかりやすいと思います。
 問題は4で、色々な小説を読んでいても段落が変わっているパターンとそうでないパターンがあります。とりあえず”だが”や”その一方で”のように考えが転換する場合では改行を入れて、段落を作るといいかもしれません。(半信半疑)


3.「」や()について
 登場人物の台詞は、改行して「」で囲みましょう。
 登場人物の心情を書く場合は、改行して()です。
 どちらも字下げをする必要はありません。
 注意点としては、文章の最後で「~~。」と、最後に『。』を打たないことです。

例)
 教室に入ると、すでに好雄が姿があった。
「今ごろ登校か。遅刻ギリギリだな」
「誰かさんのせいで寝坊したんだよ」
 憤然として主人公は自分の席に座った。

例)
 主人公が校門前に着くと、ちょうど黒塗りのリムジンから伊集院レイが降りてきた。
(なんかキザな奴だな。リムジンで登校するなよ)
 女子にキャーキャーと言われている伊集院を横目に主人公はそう毒づいた。


4.”・・・”ではなくて、”……”
 台詞の語尾などでたまに「・・・」としている人がいます。
 正しくは「……」です。名前を三点リードと言います。
 ”・・・”を変換 → ”…”を2つ繋げて使うのが正式な作法となります。
例)
 教室で頬杖を着いていると好雄が席までやって来た。
「なんだ、元気がないな?」
「べつに……」


5.”!”や”?”の後は1文字空ける
 ”!”は通称ビックリマーク(感嘆符)、正式名称をエクスラメ―ションマークと呼びます。
 主に驚いた際の表現などに使われます。
 ”?”は通称がはてなマーク(疑問符)で、正式名称がクエスチョンマークです。
 主に疑問系の語尾に使われます。
 たまに”!?”と2つを繋げて使われることがありますが、”!”や”?”の後は1文字スペースを空けるのがルールです。
 注意点としては「……!」や(マジか!?)みたいに、カッコの最後はスペースを入れる必要はありません。

例1)
 柱の影から急に好雄が現れて、俺は「ウワッ! なんだ、好雄かよ……」と驚いた。
 ※”!”の後に1文字空けている。
例2)
 好雄は指を口に当てて「シー!!」と言った。
「そんなところでなにをしてるんだ?」
 俺はそう尋ねた。
 ※「」の最後なのでスペースを空けない。
例3
 「好雄が捕まった!? ウソだろ??」
 ※!?を二つ繋げて使用している。スペースを空けるのは!?の後の1回だけ。
 
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