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2018/01/31
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「あなた見たでしょ」
と詩織に言われて、見たのは事実だし見たと言う以外の言葉は想像出来なかった。

「まいいわ、この件に関しては、私にも落ち度があったことだし、もうあなた達寝てると思ってたから帰ってきたことを報告しなかったのも悪いと思うから気にしなくていいわ」
「あありがとうございます、以後このようなことがないように気を付けます」
「ほんとあなたは素直でいいわね、私が選んだ執事?じゃなかった執事、家庭教師、ボデーガード、本当に頼もしいわ」
「はいこのような未熟者の私を雇ってくれましたからには命がけで任務をまっとうしたく日々精いっぱい頑張って行きます」
「うふっ、それから私は副社長なんだけど、社長と思って結構よ、この会社を起ち上げたのも何もかも私がやったこと、主人はもちろん男だから、女社長もいいけど主人を社長にしただけで、本当の社長はこの私藤崎詩織なのよだからあなたもそのつもりで、」
「はいわかりました、社長」
「それは口に出して言わないの、副社長でいいのよ、将来あなたを副社長にと思ってるの」
「えええっ!それはどういうことですか?」

佳史を副社長にしたいと言うのは信じられないし事のいきさつもわからない。
「つまりね、このことは他の誰にも今は言わないでね、つまり主人とは離婚を考えているのよ、だから離婚したらあなたは副社長、私が社長」
「どうして離婚なのですか?」
「私だって女です、女の感で、主人は他に女がいると、思った日頃の態度でそんな予感がしたので、探偵を雇って調査したら、やはり図星しかも子供まで、その子供は伊織と同じ学校で同学年、探偵って凄いですわ、それが仕事ですものね、その女性はなんと私のよく知ってる女性だったから、二度ビックリ、主人に裏切られたのは事実だけど、好きで一緒になったから、この会社を辞めさせると生活にも困るでしょうから部長あたりに格下げで引き続き雇用します」
「そうだったんですか、同情します」
「同情なんていらないわ、その女性先ほども言ったけど、私もよく知ってるしすごくいい子だったの覚えてるわ、ただ一途に主人を思っていた、だからあの子から主人を奪ったみたいな・・・主人にもそのことはもう伝えてるけど、もう少しはこのままで、いきなり離婚は伊織もまだ小学生だからかわいそう、父親がいないのはね・・・」

幸せそうな家族に思えたが確かにそう幸せでもなさそうだ。
伊織お嬢様はこの俺を父親のように接してくれるのが、やっぱり寂しいのだろう、めったに家に帰らないので父親がなしに等しい。

詩織は佳史の隣に移動して体が触れ合う処まで接近したかと思うと、いきなり無言で佳史の唇を奪った。
(エッ!!)
「ウフッ!ね、私じゃ嫌?」
「奥様!それはいけませんご主人に申し訳ないです」
「だから主人はもういいのよ、今はあなたと楽しみたいの」
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