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ボルスター
12
作:ブルー
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2017/08/12
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 期末試験が近づき、詩織と一緒にテスト勉強をすることになった。
 詩織の部屋に入るのは何年ぶりかだ。
 いつも窓の向こう側から眺めていた記憶しかない。
 詩織はTシャツに短パンの部屋着姿でローテーブルを挟んで勉強している姿を眺めても、祭りの夜に見たのは別人だったんじゃないかと思った。
「……ねえ? 公人?」
「はっ??」
「もうっ、聞いてなかったの?」
「ごめん」
「最近おかしいわよ。英語の授業もボーッとして注意されてたし」
 誰のせいかのど元まで出かけたけど言えなかった。
「この問題なんだけど」
「それはαが有理数だと仮定して、加法定理使って証明すればいいんだよ」
「そっか。頭がいいのね、公人」
 詩織はノートにすらすらと書いていた。
「なあ、詩織……」
「なぁに?」
「祭りの日だけどさ、俺と別れた後どこに行ってたんだ」
 俺は思い切って尋ねた。
 詩織はシャーペンの頭を口もとに当てて顔を斜めにした。
「話したでしょ? メグと祭りを見てまわってたのよ」
「神社で美樹原さんと会ったんだけど、俺」
「ちょっと行き違いがあったのよ。それでメグとはすぐに合流できなかったの」
 詩織がまじまじと俺を見ている。俺はそれ以上詮索する勇気がなかった。
「顔が暗いわよ」
「……」
「疲れてるみたい。よく眠れてないんじゃない?」
「……そうかな」
「ダメよ、受験は夏が勝負なのに」
「詩織は一流大学が第一志望なんだよな」
「あなたもでしょ?」
「まあな」
「ちょっと休憩しましょう。私、お茶をいれてくるわね」
 詩織は立ち上がって部屋を出て行った。
 俺はなにか証拠がないかと部屋の中を探すことにした。
「スマホは……ロックされてるな」
 部屋の中を歩き回ってクローゼットを開ける。
 季節物の服がたくさんかけられていた。
 壁際のタンスの抽斗を開けてみると、カラフルな下着類が小分けに整理整頓されていた。
 ブラ・ブラ・ブラ、ショーツ・ショーツ・ショーツ――。白やピンクがほとんどだったが、中には真っ赤なTバックもあった。
「詩織のやつ、こんな大人っぽい下着を持っていたのか……すごいな、ガーターベルトもあるぞ」
 シースルーのランジェリーっぽいのを手に取って広げる。
 詩織が自分で買ったというより男の趣味に思えた。
 俺はその中から何枚かチョイスしてポケットにしまい込んだ。
 勉強机を探すことにした。
 机の上には、幼い俺と詩織の写った写真が飾られていた。
「あれ、なんだこれ……?」
 抽斗の一番奥に隠すようにしてある物を見つけた。
「これは……」
 リモコンから細いケーブルが伸びてピンク色をした小さい卵形のローターに繋がっている。試しにスイッチを入れてみるとブブブブ……とモータ音をさせて振動した。
 どうしてこんなものが詩織の机にあるのかわからなかった。
 ちょうどそのとき廊下から階段を上がってくる音がした。
 慌ててピンクローターを元の場所に戻して何事もなかったように座った。
「おまたせ」
 詩織はお盆に紅茶とケーキを載せていた。
「なに慌ててるの?」
「そうかな。早かったね」
「へんなの」
「ハハハ、おいしそうだね、それ」
「うふふ、食べ終わったらまた勉強よ」
「う、うん……」
 その後、いろんなことが頭の中をぐるぐる回って勉強が手につかなかった。

 その夜――。
 自分の部屋に戻った俺はパソコンの画面を見ていた。
 画面には、詩織の部屋の様子が映っていた。
 パジャマに着替えた詩織が勉強机に向かっている。
 おそらく明日の予習をしているのだろう。机には英語のテキストとノートが並んでいた。
「好雄が自慢してただけあって映像も鮮明だな」
 あの後、詩織が下の階に降りた隙に好雄から借りた盗撮カメラをセットした。
 すぐ隣なので電波の受信も良好だ。
 勉強が一段落ついたのか参考書を閉じた詩織はスマホを手に取った。
 耳にイヤホンをする。スマホ画面をフリックしていた指が止った。
「なにを見ているんだ?」
 この角度からは詩織が何を見ているかまではわからなかった。
 じーっと食い入るように見つめていた。
 しばらくして詩織ははーっとため息をついた。ほんのりと顔が赤くなっていた。
「もしかしてエッチなサイトを見ているのか?」
 なんとなくそんな気がした。
 好雄が女子もエッチなサイトを閲覧しているという話を思い出した。
 固唾を飲んでなりゆきを見守る。
 スマホを机に置いた詩織は静かにパジャマのボタンを外した。
 その隙間に右手を差し入れる。ゆっくりと揉みはじめた。
「いまからオナニーをするのか??」
 思わず身を乗り出した。
 詩織は片手で胸を揉みしだきながら、左手をパジャマの中に差し入れた。奥でモゾモゾと動いていた。
「ハアハア、それでイヤホンをしたのか」
 詩織の呼吸が荒くなる。
 それに比例して手の動きがせわしくなった。
「あん……こんなことしたらいけないのに……」
 詩織がつぶやくのが聞こえた。
 胸を潰すように握る。
 物足りなくなったのか詩織は机の奥からピンクローターを取りだし、パジャマの下を脱いで白い下着の上からクリの場所にスイッチを入れて当てた。
「ああっ……んんっ……!!」
 赤い髪が後ろに流れる。椅子の背もたれに寄りかかるように詩織が控え目な声を発した。
 快感を噛みしめるようにまぶたを閉じる。
 今度は左手に摘まんだピンクローターで割れ目をなぞるように動かした。
(ゴクリ……かなり慣れてるみたいだ)
 俺はさっき詩織の部屋から持って来た下着を取りだした。
 鼻に当てて、スーハー、スーハーと息を吸った。
 甘酸っぱい詩織の匂いがした。
(詩織の下着……すごいいい匂いがする)
 吸っているだけで頭の奥が痺れる。
 布の部分が割れ目に当たっていたかと思うと、詩織の性器を直に嗅いでいるような錯覚をした。
「はああっ……私の体、どんどんエッチになっちゃう……」
 詩織の震える声がした。
 縦にしたピンクローターを下着の中央に当てていた。
 小さかったシミが大きく広がっていた。
「また濡れちゃう……下着が汚れるわ……」
 長い赤い髪を振ってイヤイヤをしている。下着が汚れるのを嫌がっているようだ。
 パジャマの前がほとんど開いて、自分の片手に収まりきらないバストを持ち上げるように搾ってピンク色の乳首を指でクネクネとさせる。
 詩織は残っていた下着を片足から脱いだ。
 椅子に座り直し、オナニーがしやすいように膝を開いた。
(ゴクリ……詩織のアソコ……すごく綺麗だ……)
 体に火が着いた様子で、文字通り俺の視線が釘付けになった。
 詩織の大事な場所が丸見えだ。上品なクレバスが濡れて、高校生なら生えているはずの毛が見当たらなかった
 子供の頃に見たのとほとんど変わらない。ほんのすこし小陰唇がはみ出しているぐらいだ。
 詩織は「ンンッ!」と目を閉じてピンクローターを割れ目に押し当てた。
 恐る恐るといった様子で入り口にめり込ませた。
「はあ、はあ……これ以上はっ……!!」
 潤んだ視線を宙にさまよわせる、詩織。 白い腹部がやらしくうねっている。
 ピンクローターを持った手を胸に動かし、右手の中指でサーモンピンク色の入り口を浅くほじくる。
(ハアハア……指を入れているのか)
 ビチョビチョと汁が垂れていた。
 まるで処女膜が傷つくのを恐れているかのような指使いだ。
 くっ……!! と顔をしかめた。
「イクッ! ……先輩っ……詩織っ、イッちゃう!!」
 詩織がのけ反るようにビクビクと震えた。
 俺もほぼ同時に詩織の下着に射精した。ドロドロに汚れる。
 まるで画面を通して詩織とシンクロしているような不思議な感覚だった。
「はあ、はあ……」
 詩織は息を乱してぐったりとした。
(詩織、たしかにいま先輩って……)
 誰が詩織にピンクローターを渡したのかわかった気がした。
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