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エレメンタルスフォルツォ
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2014/12/15
作:ブルー
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 その次の日もそのまた次の日も愛花ちゃんはあらわれなかった。
 駅では同じ制服を着た女子高生を見つけるたびに、もしかして! と胸が高鳴り、髪型が別人なのに気づいて落胆した。
 会社でも仕事が手につかず、食事もほとんど喉を通らなかった。
 私はこのまま二度と彼女に会えなくなってしまうのではないかと激しく不安になった。いっそのこと学校で待ち伏せしようかとまで考えた。

 しかし、次の週の月曜日。見慣れた後ろ姿がいつもの乗り場に立っていた。
(愛花ちゃん……戻ってきてくれたのか)
 その数日間、彼女にどんな心境の変化があったのかわかるはずもない。ただ戻ってきてくれたことが嬉しかった。

 私は深呼吸をして愛花ちゃんの後ろに並んだ。変わらないフローラルな香りがした。
(あー、愛花ちゃんの匂いだ)
 それだけで嫌なことを忘れられる気分になった。
 電車内ではこれまでと同じ場所に立って、私がスカートのお尻を触っても逃げようとしなかった。
 愛花ちゃんは痴漢に遭うことをわかって電車に乗ったのだと、私は確信した。
 思い切って話しかけてみることした。
「このあいだはごめんね。怖い思いをさせて」
 彼女の耳に息を吹きかけるように話しかける。
 しばらくなんの返事もなかった愛花ちゃんだが、ポニーテールを小さく左右に揺らす仕草をした。
(おおお!! 愛花ちゃんが返事をしてくれた!!)
 嫌われているものだと考えていた私は天にも昇る気持ちだった。絶対に無視をされると思っていた。

「愛花ちゃんの体、触っていい?」
 痴漢をするのにたずねるのも不思議だが、その時の私は訊いてしまった。
 当然返事はなかった。
 私は無言こそが彼女のOKサインだと受け取った。
 片手でソロリとスカートの後ろをめくって、ショーツに包まれた愛花ちゃんの若々しい張りのあるお尻を指を食い込ませて触ることにした。
 これまでと違い、愛花ちゃんは薄いピンクの可愛らしい下着を身につけていた。
 こんなことは初めてだった。
「可愛いパンティーだね」
「……」
「ママに買ってもらったのかな?」
「……」
 やはり返事はなかった。
 ただ小さくうなずいたような気がした。電車の揺れでそう見えただけなのかもしれないが。
 私はスラックスのチャックを下ろして、取り出したチ〇ポをグリグリと押しつけた。先走り汁でプリティーな愛花ちゃんのショーツを汚すように何度も何度も擦りつけた。
 愛花ちゃんは横のつかまり棒を持ってじっとしていた。 
 それならばと回り込ませた手で、セーラー服の胸を下からすくうように這わせる。
 すると愛花ちゃんは「んっ」と小声を漏らして、正面のドアにうつむいた。
「ハアハア、うなじが色っぽいね」
「っ……」
「手でおじさんのをにぎにぎしてごらん」
 私は愛花ちゃんの腰横に擦りつけながら、そういって誘導した。
 今日の愛花ちゃんなら握ってくれるような気がした。
 かすかにポニーテールを揺らす、愛花ちゃん。
 背中から抱きしめたくなった。
「ちょっとだけだから。遠慮しないで」
 荒くなった鼻息を首すじに吹きかける。
 そのままひたすら制服の胸を優しくマッサージし続けていると、愛花ちゃんが下ろした右手でそっと私の物を触ってくれた。
 驚いた様子ですぐに放す。時間を置いてバトンを持つように握った。
(うほおお!! 夢のようだ!!)
 電車内でそう叫びそうになった。
 彼女の手は想像よりひんやりとしていた。握力をほとんど使わず、細い指先をおそるおそる絡めていた。
 私はドクンと勃起が堅くなり、軽く射精しそうになった。
「ハアハア。えらいよ、愛花ちゃん」
 背中越しに愛花ちゃんを褒めてあげた。

(もしかして愛花ちゃんはエッチに興味があるんじゃ……)
 そんなエロゲーのような妄想が膨らんでいった。
 この時、高嶺愛花ちゃんについて知っていたことといえば、優しい両親に大切に育てられてきた箱入り娘で、そのアイドル的な容姿から学校では男子に人気があるが、成績も性格も完璧すぎてクラスやテニス部でも浮いた存在ということぐらいだった。そのせいで奇跡的にまだ彼氏がいない。
(学校でたくさん男子に告白されてるんだろうな)
 高校2年生といえばいちばん彼氏が欲しくなる時期だ。クラスメイトや友人と話していてその手の話題を耳にすることも多いだろう。いくら真面目な愛花ちゃんでもオナニーぐらいはしているかも? という邪な期待もあった。

 私は愛花ちゃんのポニーテールに鼻先を近づけ、クンクンと香りを嗅ぎつつ、「そのままゆっくり手を動かしてごらん」と囁いた。
 初々しいJKの好奇心を刺激するように。もし私の読み通りなら必ず反応があると思った。
 踏切の音が聞こえていた。
 そのうち愛花ちゃんの手がゆっくりと動いた。まっすぐ前を向いたまま、静かに前後に揺すった。とても単調な動きだった。
(おお、電車内で愛花ちゃんが手コキをっ!!)
 生まれて初めて男のモノに触れたのだとわかった。
 微動だにしないセーラー服の後ろ姿が語っていた。これが経験のあるJKだと、変に男を喜ばせるツボを知っていて動きにも緩急がついていたりする。

「ハアハア、すごく気持ちいいよ」
「……」
「男の人のモノに触れるのは初めて?」
 私のぶしつけな質問に後ろを向いたまま愛花ちゃんがコクンとうなずいた。
 これで愛花ちゃんが男性に興味を抱いていることが確定した。
 私は十羽野高校で一番の美少女が性に目覚めている事実に全身の血が一点に集中するほど興奮した。
「ハアハア、もうすぐ終わるからね……ウッ!!」
 我慢する暇もなく、そのまま愛花ちゃんのすべすべな太もも裏に射精した。
 愛花ちゃんはかなりびっくした様子だった。
 セーラー服の肩がビクッとしていた。
 すぐにポケットティッシュを取り出して綺麗に拭いてあげると、愛花ちゃんが小さな声で「ありがとうございます」となぜかお礼をいってくれた。
 まだ男の生理現象の意味がわかっていないのだろう。自分が悪いと思ったらしかった。
(この様子ならうまくすれば仲良くなれるかも)
 思いがけず宝物を見つけた気分だった。
 高嶺愛花ちゃんのような美少女と仲良くなれるチャンスは宝くじに当たるよりも奇蹟に近い。

 愛花ちゃんが電車を降りる直前、私は彼女のスカートのポケットに走り書きをしたメモを入れた。

【今日は愛花ちゃんに会えてとても嬉しかったよ
 おじさんは愛花ちゃんのことがますます大好きになりました
 もしよかったら明日は制服のスカートをすこし短くした愛花ちゃんが見てみたいな】
 と、書いておいた。
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