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アニバーサリー
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2014 / 06 / 27
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 足を軽く交差して立って左手を腰に右手の人差し指を口もとにあてたすまし顔や、箒を持って教室を掃除している場面、授業風景を再現した机に座って挙手しているところ、椅子に立てた片膝を抱えて座って物憂げな感じでいる様子(片足でうまく下着を隠している)など、JK雑誌でよく見るポーズでの撮影が続いた。
 テキパキとした指示に日頃は好雄のことをよく思っていなかった詩織でさえ感心する。カメラを前にしても自然と笑顔がこぼれるようになっていた。

「手は背もたれのところに置いてみようか。笑って~」
 椅子の背もたれに跨がるように座った詩織が視線を投げかけ柔和に微笑む。
「お、はにかみスマイルいいよー。映画のヒロインみたいじゃん」
「うふふっ」
「仕草もバッチリ。慣れてきた?」
「誰かさんが撮るのがうまいおかげかしら」
「へへっ、この日のために何万枚って撮ってきたからね」
「好雄くんって、とても努力家なのね。私、誤解してたみたい」
「詩織ちゃんを撮るためなら火の中水の中だよ」
「オーバーね。他の女の子を撮るときもそんなふうに上手なの?」
「今日は特別さ」
「うふふっ、ほんとうかしら」
「マジマジ。もし詩織ちゃんが芸能界デビューしたら俺が専属カメラマンになるよ」
「ありがとう。そこまでいわれると悪い気はしないわね、ふふっ」
「ヌードも撮らせてくれる?」
「えっ!?」
 声が詰まったように固まる。瞬きさえも忘れていた。

「このあと水着撮影もあるでしょ」
「え、ええ……」
「いまのうちに慣れておく意味でもさ、上だけ下着姿ならいけるでしょ」
「なにをいってるの、いきなり」
「いい雰囲気になってきたみたいだしさ。鏡さんなら、あら、それだけでいいの? とかいってさっさと脱いでくれるぜ」
「私と魅羅ちゃんはちがうし」
「詩織ちゃんも可愛く撮られるの好きじゃないの? プリクラとか写メとか」
「プリクラは好きだけど。たまにメグと一緒に撮るわよ」
「逆にきくけど、もしミロのヴィーナスが服を着てたらなんて思う?」
「ミロのヴィーナスが……?? それは変だと思うかしら」
「それと同じだよ。詩織ちゃんの裸は芸術作品なんだからさ」
「私の裸が芸術作品?」
「そそ、詩織ちゃんも芸術好きでしょ」
「ええ」
「ミケランジェロやダヴィンチだっけ?」
「ラファエロも好きよ。いつか草原の聖母という作品を自分の目で見に行きたいわ」
「詳しくは知らないけどさ」
「とても素敵な作品なのに」
「とにかくさ、みんなにも最高の芸術作品を見せてあげるべきじゃない。それだけ芸術に造詣が深いんだし。詩織ちゃんの裸という生きたアートをさ。それが学校で一番の美少女としての使命だよ」
「なんだか、そういわれたらそんな気が……」
「だろ? みんな喜ぶぜ。とくに男子は全員しおりんの虜だな」
「ふ、ふ~ん」
「上だけ脱いでみてくれる?」
「う、うん……みんなが喜んでくれるなら」
「おお、マジで! ささっ、そっちの窓際に立ってよ。いい感じに青空がバックだぜ」
 はやる気持ちを表すように好雄は早口で窓際に立つよう指示する。
 詩織は小さく息を吐いた。いつもと変わらない冷静さでいるつもりだが、バナナミルクと騙し飲まされた好雄のホルモン成分が微妙な影響をもたらしていることに、詩織自身気づいていない。

「しおりんの下着姿♪ しおりんの下着姿♪」
「……どうしてかしら、ものすごいミスをしたような気がするわ」
「べつに裸になるわけじゃないぜ」
「わかってるけど」
「美術部のデッサンモデルになるつもりでさ。リラックスだよ」
「ええ」
「グラウンドは何が見える?」
「……サッカー部が練習してるわ」
「暑いのによくやるよな。手でも振ってあげたら。気が紛れるんじゃない」
「いま?」
 困った様子でわずかに首を横に振る。いまの詩織はそれどころではないのだ。

「あいつら驚くぜぇ」
「はぁ」
「準備はいい?」
「待って、ほんとに制服を脱ぐの?」
「へへへ、楽しみだなあ、どんなブラをしてるのか」
「っ……」
「制服の胸当てを外して、リボンをちょっと緩めてよ」
 視線を斜めに落とす。詩織はゆっくりと慎重に胸当てを外した。
 好雄は詩織のストリップショーを、早く脱げ早く脱げと心の内で連呼して眺めている。

「あー」
「??」
「できるだけゆっくりね。男をじらすように、思わせぶりに脱ぐのがコツだよ」
「そんなことをいわれても……」
「ただ脱ぐだけなら夕子でもできるよ。ファスナーも思わせぶりでさ。スリップは着てないんだ」
 前髪のかかる眉を斜めにして視線を伏せる。好雄の細かい注文に戸惑いながらも、詩織は両腕をクロスさせてゆっくりと制服を首から脱いだ。
 少女特有の甘い体臭がただよい、まばゆい輝きを放つ赤い髪がレースのカーテンのように広がる。胸元に刺繍が入ったブラジャー(白)に包まれた膨らみ、上品で無駄のないシルエットが浮かびあがる。

「チェックだ、チェック!」
「やだ……はずかしいわ、好雄くん」
「マジフィギュアみたいだよ! 想像よりボリュームがあるし、肌も透き通るように白いじゃん!!」
「あ、ありがとう……」
「そのブラジャー、自分で選んだの?」
「そうだけど……へん?」
「すげえ似合ってるよ! 詩織ちゃんのイメージにピッタリで、清純で!!」
「よかった」
「鏡さんや虹野さんの裸も良かったけど、詩織ちゃんはピカイチだな。天使みたいな神々しさがあるよ」
「好雄くん、魅羅ちゃんや沙希ちゃんの裸を撮ったの?」
「他の奴らには秘密だぜ。あと館林さんだろ美樹原さんだろ。きらめき高校の女子生徒はほとんど撮ったっていっても過言じゃないかな」
 得意げに吹聴する。

「メグも!?」
「仲間はずれじゃないって安心した? みんなはじめは詩織ちゃんみたく抵抗あったみたいだけど、終わった頃には俺にヌードを撮ってもらえて良かったっていってくれたよ。ちなみにあっちのほうもゴニョゴニョ……」
「なあに? 聞こえないわ」
「へへへっ、それより下だけスカートってのもセクシーだよね」
「……??」
「脱いだのはそこの椅子に置きなよ」
 折り畳んだ制服を置く。
 わずかに腰を曲げた詩織のバストがブラジャーからこぼれそうになったのを見て好雄はニヤリとした。

「どこも無駄がなくて、ほんとナイスバディだよねえ」
「かかさずに運動をしてるおかげかしら。寝る前には時間をかけてストレッチをしているわ」
「やっぱりEぐらいありそう?」
「いー??」
「胸だよ、胸」
「やだわ。そんなところばかり見てるの」
「否定しないってことは当たってるってことだよね」
「ねえ、女の子をそんなふうに見てると嫌われるわよ」
「へへへ、これもカメラマンとしての仕事だよ。詩織ちゃんだって、少しでもいい写真を撮ってほしいって思うだろ」
「……まだちょっと恥ずかしいけど」
「鏡さんは圧巻だったな-。裸になっても堂々としててさ。ゴージャス&グラマラスで。自分で色々ポーズを作ってさ。あれこそザ・モデルって感じだよな」
「??」
「詩織ちゃんなら鏡さんに勝てると思うんだよね」
「べつに勝ち負けを争っているつもりはないけど」
「へえー、2番でもいいの? せっかく下着姿になったのにもったいなくない。写真を見た奴らに鏡さんのがセクシーだねっていわれちゃうよ」
「どういう意味かしら」
「グラマーさではさすがの詩織ちゃんも勝てないだろ」
「たしかに魅羅ちゃんは私から見てもとても大人だと思うけど……。紫の下着とか身につけてるわよ」
「惜しいなー。いい方法があるんだけどなー」
「……どうすればいいの?」
「へへへ、そうこなくちゃ。こっちの紐をちょこっとずらすだけだよ」

 ニヤニヤしながら好雄は詩織の右鎖骨にかかっているブラ紐をさした。
「ふ~ん。これでいいのね?」
「えー、肩だよ」
「これぐらい?」
「もっと肘のところまでさ」
「ねえ、これ以上ずらしたらブラが落ちちゃうわ」

 まんまと乗せられブラジャーのストラップを肩のカーブから完全に外す、詩織。
 そのせいで右胸の膨らみが半分ほど見える。
「おおおお! いいじゃんいいじゃん!! 超セクシー!」
「もお。興奮しすぎよ、好雄くん」
「すげえエロイよ。急にやる気になったじゃん」
「これで私のほうが魅羅ちゃんより魅力的ってことよね?」
「うーん、まだ鏡さんが上かな。こっちも外してよこっちも」
「え、左もなの?」
「ハアハア、あっちはヌードだったんだぜぇ。しおりんも限界胸チラショットで対抗しないと」
「しかたないわねぇ……」
「そうそう。優等生のイメージを壊すつもりでさ。みんなに詩織ちゃんの大胆な姿を見せてあげなよ」
「はあ……ほんとに沙希ちゃんやメグも裸になったのかしら……」
 心のどこかで引っかかりを感じつつも。ブラジャーがずり落ちないように注意して逆側のブラストラップも肩から外した。さらに発育度満点の胸元が膨らみの半分以上まで露出する。
 詩織はわずかに不安そうに視線を動かした。

「キター-! 両手を腰の後ろに、窓辺に寄りかかって。にっこりだよ、にっこり。目でカメラに”街でイケメンにナンパされてどんどん脱がされちゃってます”って語りかけるようにさ」
 窓辺の美少女ポーズをした詩織を好雄は余すことなく撮影する。
 シャッターの音がするたびに詩織の胸は鼓動を高めていた。まるで本当のグラビアモデルになったようにフワフワと撮影酔いをする。
「バッチリだよ。しおりんの下着姿だけでも超絶お宝写真なのにさ。ほとんどおっぱいポロリだぜぇ」
「あーん、ブラが落ちそう……こっちを見ないで、好雄くん」
「へへへっ、無茶なこといわないでよ。サッカー部のやつら、詩織ちゃんの背中が窓際に見えて大騒ぎしるんじゃないの。生着替か~って」
「っ……」
「あれえ、顔赤いね」
「はー、誰のせいよ」
「ちょっとブラのカップをずらそうか」
「え……?」
「そのほうが鏡さんに差をつけれると思うんだよね。ミスきらめきなんだし、乳首が見えるか見えないかギリギリまでさ。もうここまでくれば問題ないでしょ」
「ええ……」
 詩織はドギマギを隠すように、小さくうなずいた。
 何度も自分の胸元を覗き込んで、ブラジャーのずれ具合を調整する。最終的に辛うじて乳首にカップの淵が引っかかるギリギリになる。淡い桜色をした片鱗が透け見えていて、もはやポロリ&セミヌード同然だ。視線の置き場所を失った顔つきとあわせて撮影する。
「両手で制服のスカートを軽くたくしあげて~。首をかしげるふうに。いいねえ、そのすまし顔。100%処女って匂いがプンプンだよ。へへへっ」
「はぁ……」
「こうなったら全部取っちゃおうぜ」
「……!!」
「なに、その目。乳首も見えてるようなもんじゃん」
「ダメよ、さすがにそこまでは無理だわ」
「しらけるなー。手ブラならいける?」
「でも、勇気が」
「学校のためだよ。っていうか美樹原さんでもしてくれたのに。へんな犬も一緒だったけど」
「そんないいかたずるいわ」
「まー、詩織ちゃんの自由だけどさ。まごまごしてると下校時間になっちゃうよ」
 困り果てた様子でため息をする。
 じりじりと時間だけが過ぎ、詩織は左腕を横にして慎重にブラを取りはじめた。
 揺れる詩織の心をあらわすように舞いながら床に落ちる。

(おおおお!! ついにしおりんの手ブラショットだぜぇ!!)

 両手でしっかりと胸の膨らみを持ち隠して、詩織はいまにも泣きそうな瞳でカメラを見つめる。窓から風が吹くたびに艶のある赤い髪が背中でさらさらと揺れた。
「やべぇ、鼻血が出そうだよ」
「ねえ、早くして、好雄くん」
「へへへ、そう焦んないでさ。もちもちしてて、見るからに柔らかそうだな」
「あん」
「そのまま前屈みになってみてよ。右手と左手をくっつけて、ちょっと肩を斜めに」
「こう」
「すげぇ迫力」

 前屈みになって、肩口にかけて赤い髪がハラリと垂れかかる。詩織に谷間寄せポーズをさせシャッターを切る。
「小動物っぽい視線がポイント高いなあ」
「あん……外から見られてる気がするわ」
「目線はこっちこっち。胸の谷間がお尻みたいだよ」
「くっ」
「左腕で胸を隠してていいから右手で髪を軽く背中に払う仕草できる? 上体は起こして。あー、そのまま。肘をあげて、色っぽくわきを見せてて。体をちょっと横向きだよ」

 右肘を曲げてわきを広げているポーズを指定する。
 好雄の視線は綺麗に処理された詩織の脇に注がれていた。
「さすがしっかり処理してるね。脇毛ボーボーだと美少女のイメージ崩壊だもんね。カミソリで剃ってるの? お風呂場で」
「知らないわ」
「あれ、もしかして毛深いほうなの? まさか脇毛が生えないってことはないよねえ? 動いたらダメだよ」
 好雄はカメラを置いて詩織の隣に距離を詰める。顔を下げて、斜め下側から鼻を近づけた。
「クンカクンカ」
「あんっ、鼻息がくすぐったいわ」
「ハアア-、たまんねええ。濃厚なしおりんの匂いがする」
「やだ、嗅がないで」
「へへ、味はどうかな」
 了解もなしでペロリと舌を伸ばして脇を舐める。
 詩織は目を閉じて「あんっ」とわずかに鼻から息の抜ける声を漏らした。

「ペロペロ……ペロリ。ちょっとしょっぱいかな」
「あ、あん……はぁ、こそばゆいわ」
「あれえ、息がへんだよ、詩織ちゃん」
「よ、好雄くんが」
「へんな感じがする?」
「はぁはぁ、す、すこし」
「顔が少しずつエッチっぽくなってきたかも」
「はあ、ああっ」
「脇を舐められるの初めてでしょ」
「んっ、はあっ、ないわ……」
「たくさん舐めてあげるよ。詩織ちゃんの脇がドロドロになるまでさ」
 そこが詩織の性感帯と見るやいなや、好雄は顔をくっつけ薄い皮膚を溶かすように舐め続ける。
 最初は身を捩って逃げようとしていた詩織だが、じょじょに愛らしい視線をまどろませピンク色の唇を半開きにしだした。危ない感覚に精神が麻痺する。その間にも好雄のベロはかたくなに隠しているバストのすぐ横まで迫っていた。

(へへへっ、そっちばっかり意識してると下のガードがおるすだよ)
 スカート越しに片手を軽くあてがう、好雄。優しくまさぐってさらに脇下を執拗に吸ってしゃぶり、詩織の右脇はすぐにベトベトの唾液まみれに変わる。

「すげえ美少女フェロモン。しおりんのお色気がムンムンだ」
「はああ、あん、よ、好雄くん……だめよ」
「気持ちいいでしょ。声が上ずってるね」
「いや、ち、ちがうわ」
「素直じゃないなぁ。こんだけ脇を舐められて感じない女子なんているわけないのに」
「くっ、はあ、んんー」
「ハアハア、我慢しないでさ。体に悪いよ。横乳も舐めてあげるよ」
「ああん、もう許してぇ……私、おかしくなる」
 いやらしい好雄の二点攻撃に詩織はしきりに膝と膝をすりあわせては首を振って抵抗する。
 ときおりバストを隠す左腕が下がりそうになり、可憐な桜色をした乳首がチラリチラリと露出していた。
「撮影でなんでもする?」
「はぁはぁ……す、するわっ」
「ツイスターゲームやお触りありだぜ? あともっとエロエロのセクシーポーズもさ」
「ああん、わかったから……お願いよっ」
「忘れないでよ。あとでなしはなしだぜ?」
「はああっ、んんーっ」
 切なげに身悶えする詩織にさらなる協力を取り付け、好雄は薄笑いを浮かべて解放した。
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